インターステラテクノロジズ(IST)とTENGAは1月26日、共同プロジェクトとして「TENGAロケット」の打ち上げを2021年夏ごろをめどに実施する予定であることを明らかにした。 TENGAロケットの打ち上げイメージ 同共同プロジェクトでは以下の3つのミッションの実施を目指すとする。 みなさまから集めた1000人分の想い・願いをTENGA型メッセージPODに入れて宇宙に届ける TENGAロボがロケットに搭乗し、宇宙空間から地球へ帰還する 計測用のTENGAをロケットに搭載し、「宇宙用TENGA」の開発をスタートする 打ち上げに使われるのはISTの観測ロケット「MOMO」に新装備を施し、TENGAのブランドメッセージをデザインしたものとなる。 TENGAロケット またTENGAでは、今回のプロジェクトの実施に併せ、プロジェクト応援クラウドファンド“TENGAロケットを一緒に宇宙へ飛ばそう!
2005年7⽉7⽇の誕⽣以来、 TENGA はタブー視されがちな「性」を、 みんなにとってポジティブなものにしたいと挑戦してきました。 TENGA が⽬指しているのは、あらゆる⼈が、 ⾃分の愛することを愛し、それをお互いに認めあっている 「愛と⾃由に満ちた世界」です。何を⼤げさな、と⾔われるかもしれません。 けれど、今の世界に思いを馳せるほど、思いは強くなるのです。 世界には、やっぱり、愛と⾃由が必要なんだと。 だから、宇宙から叫びます。 国の違いも⼈種の違いもあらゆる壁を超えて、 世界中のみんなに「愛」と「⾃由」を届けるために。 だれもが⾃分の愛するものを愛し、 ⽣きている意味を実感できる⾃由な世界のために。
こんにちは!インターステラテクノロジズ(以下、IST)広報チームです。2020年12月21日に新社屋竣工についてプレス向けお披露目会を開催しました。その際に発表させていただきました観測ロケットMOMO(以下、MOMO)の改良開発についてレポートします! MOMOは、”低価格で量産できる”ロケットISTのプロダクトコンセプトは「世界一低価格で、便利なロケット」。従来のロケットは、高価格で、それにより打上げ機会が非常に少ないという現状がありましたが、ISTでは部品をひとつひとつを設計段階から見直して内製を活用することで、MOMOは従来のロケットと比較すると一ケタ安い価格(1機あたり5000万円程度)で提供しています。安く量産することで、ロケットを使える機会を増やし、宇宙を多くの人が使えるフィールドへと変えていきたいという思いがあります。 2019年5月、宇宙品質にシフト MOMO3号機が、民間
既報のように、インターステラテクノロジズ(IST)は12月21日、記者会見を開催し、人工衛星事業への参入や、観測ロケット「MOMO」の改良開発などについて説明した。また同社が北海道・大樹町で建設していた新社屋と新工場が完成し、同日、竣工式も開催された。本稿では、ISTの最新状況について詳しくレポートしよう。 会見はオンラインでも配信された。右は同社の稲川貴大・代表取締役社長、左は堀江貴文・ファウンダー MOMOは初のメジャーアップデートへ MOMOは、2019年5月に打ち上げた3号機が、初めて宇宙空間へ到達。しかしその後は、同年7月の4号機、2020年6月の5号機と、機体トラブルによる失敗が続き、さらに7号機は点火器の問題によって2回にわたって延期され、残念ながら、2年連続の宇宙到達とはならなかった。 この7号機で起きた問題についてであるが、同社は点火器の改良を実施。火力を強くすることで、
インターステラテクノロジズ株式会社代表の稲川です。 2020年12月21日、無事に新しい本社、新工場を完成する事が出来ました。 日頃より応援いただいている皆様のおかげで、竣工の日を迎える事が出来たと思っております。 これまで、私たちにご支援頂き、本当にありがとうございました。 我々インターステラテクノロジズは一歩前に踏み出せました。 この新工場建設にあたりまして、株主でもあります、萩原建設工業株式会社様はじめ、関係者の皆様方のお力で竣工に至りました。心よりお礼を申し上げます。 弊社インターステラテクノロジズは、2005年から小型ロケットを作り始めた「なつのロケット団」という組織を始まりにしています。そして2009年から北海道、当時は北海道赤平市を拠点にロケット開発を続け、2013年にインターステラテクノロジズ株式会社を創業し、大樹町に本社を設けました。 ▲北海道大樹町にて最初のデモンストレ
ねじのロケットのイメージ図(Credit: IST)インターステラテクノロジズ(IST)代表取締役の稲川貴大氏は7月26日、同日打ち上げ予定だった観測ロケット「ねじのロケット」(MOMO7号機)の打ち上げ延期に関するオンライン記者会見を行いました。 ■点火器着火のタイミングは正常だったが温度が低く、エンジン点火直前に自動停止今回の「ねじのロケット」の打ち上げは当初7月25日に予定されていましたが、天候条件などの理由により翌26日へ延期されていました。稲川氏によると、16時30分の打ち上げに向けてシーケンスが進められていたものの、エンジンに2つ取り付けられている「点火器」のうち片方の温度が基準値を下回っていたため自動停止(アボート)に至ったとされています。 MOMOのエンジンに採用されているハイブリッド点火器は筒状に成形されたロウ(ロウソクのロウ)のなかに酸素(気体)を通す構造で、筒内の点火
こんにちは、インターステラテクノロジズ(以下、IST)広報チームです! 本日24日(金)0時、ねじのロケットの再打上げを7月25日(土)に実施することを発表しました! さて、当初は先週7月18日(土)に打上げ予定だった『ねじのロケット(MOMO7号機)』ですが、4回の”NO GO判断”を経て打上げ延期をし、最終的には翌日の19日(日)16:05を打上げターゲットとしました。 ※19日(日)16:05も、打上げ直前でメインエンジンの点火器の温度上昇が確認できなかったため自動停止し、打上げの延期を決めました。原因と対策に関しては、この記事の最後に記載しております。 さて、みなさん。どうしてそんなに「NO GOが出るの?(延期になるの?)」と不思議に思われる方も多いのではないでしょうか?ロケットを1機打上げるために、打上げ当日のチェック項目は300項を超え、一つひとつしっかりとチェックするために
ねじのロケットのイメージ図(Credit: IST)インターステラテクノロジズ(IST)代表取締役の稲川貴大氏は7月19日、同日16時5分に打ち上げ予定だった観測ロケット「ねじのロケット」(MOMO7号機)の打ち上げ延期に関するオンライン記者会見を行いました。 ■エンジンに取り付けられている点火器の温度が規定値に届かず自動停止稲川氏によると、ねじのロケットは予定時刻の打ち上げを目指して直前までシーケンスが進められていたものの、エンジンに2つ取り付けられている「点火器」のうち片方の温度が規定の値に達しなかったため、エンジン点火の0.2秒前にロケット側の判断によって打ち上げが自動停止(アボート)されたといいます。 MOMOのエンジンに使われている点火器は筒状に成形されたロウ(ロウソクのロウ)のなかに酸素(気体)を通すハイブリッド点火器と呼ばれるもので、筒内の点火玉に電圧を加えるとロウが燃えて燃
インターステラテクノロジズ(IST)は7月19日、観測ロケット「MOMO7号機」(名称:ねじのロケット)の打ち上げを実施する予定だったが、打ち上げ時刻の直前、メインエンジンの点火に異常が確認され、シーケンスを自動停止した。新たな打ち上げ日時は未定なものの、原因究明と対策を進め、月内の再チャレンジを目指すという。 ISTの稲川貴大・代表取締役社長 MOMO7号機は、当初前日(18日)の打ち上げ予定だったが、上空の風が規定値より強く、延期していた。この日も天候上の理由により、朝ウインドウ(氷結層の厚さ)と昼ウインドウ(上空風の強さ)の打ち上げが見送られ、夕方のウインドウでようやく打ち上げのチャンスを得ることができた。 カウントダウンは順調に進み、打ち上げ予定時刻の16時5分となったが、この0.2秒前、メインエンジンの点火器の温度上昇がしきい値を下回っていたという。このためシーケンスは自動停止、
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