「『Seasar2を導入して生産性が上がりました』『システムが無事カットオーバーしました』という声を聞くと,人の役に立てているという実感がわきます」。電通国際情報サービス(ISID)の比嘉 康雄氏の仕事は,「Seasar2」というオープンソースソフトウエア(OSS:ソースコードが公開されたソフト)の開発とサポートだ。Seasar2は,比嘉氏が開発しOSSとして公開している,プログラミング言語Javaのフレームワーク(アプリケーションソフトを開発・実行するための土台となるソフトウエア部品)である。 比嘉氏はもともとISIDで社内向けのJavaフレームワークを開発していた。社外の友人に頼まれてシンプルなJavaフレームワークを作り,それを「Seasar」という名前でOSSとして公開した。続いて,生産性向上のための機能を持つSeasar2を2004年に公開。NTTデータ イントラマートのフレーム
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