自民党の谷川とむ衆院議員による「(同性愛は)趣味みたいなもの」など、性的少数者(LGBT)を巡る一連の問題発言について、日本文学研究者のロバート・キャンベル東京大名誉教授(60)は14日、共同通信の取材に応じ、自身が同性愛者だと明らかにした上で「政治家がこういうことを言うことに幻滅し、危惧も感じる」と批判し、「(性的指向は)自分の中に通底する一つの芯のようなものだ」と述べた。 「大きな誤解が波及していくと感じ(同性愛者である)自分の立場から批評することが重要だと思った」と語った。近世・近代日本文学研究の第一人者で、テレビのコメンテーターとしてもおなじみのキャンベルさんが、自らの性的指向を明言した上で展開した批判により、LGBTを巡る議論が活発化しそうだ。 月刊誌の寄稿でLGBTを「『生産性』がない」「性的嗜好の話です」と表現した自民党の杉田水脈衆院議員に対しても「性的指向を『嗜好』と混同さ
「暗号」と聞いて、それが自分の生活に、どれだけ密接な関係があるか思い浮かべる人はどれだけいるだろうか。多くの人にとっては、暗号とは軍事や諜報といった、限られた世界での話に思えるかもしれない。だが、今あなたが読んでいるこの記事も、ヤフーのサーバーからあなたのスマホやパソコンまで、通信が暗号化された上で配信されている。 通販サイトでクレジットカード情報を入力する時、オンラインバンキングを利用する時、IDやパスワードを入力する時……様々な場面で、他人に漏れてはいけない重要な情報は暗号化され、守られている。暗号化は重要な情報だけではない。携帯電話の他愛のない会話であっても暗号化され、プライバシーが守られている。重要な情報からプライバシーの保護まで、暗号は欠かせない技術の一つとなっている。だが、その暗号は絶えず解読の危機に晒され続けていて、それには国家の思惑も見え隠れしている。 終戦の日も近い今回は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く