少し前に、「カードキャプターさくら」という、NHKで放映された マンガが流行っていました。 うちの息子(36歳、無職)も一生懸命見ています。 だいぶ前に終わったのに、ビデオ屋などに行くと、根強い人気を持っているとのこと。 さて、「さくら」という名前を女の子に付ける親が、ここのところ急増したと、先日の「朝日新聞」に書いてありました。 今の若い人は知らないと思いますが、桜は戦争=軍国主義のシンボルでした。 アジアの人々の心をあざ笑うかのように、最近の靖国公式参拝を公言し、 異を唱える市民を「頭のおかしい人」と冷笑する極右派の小泉首相の異常な人気を考えると、さもありなんという気がします。 このマンガは、主人公の女の子がいきなり「あんたはカードキャプターや!」と有無を言わさず言われて、戦わされます。 私はふと、かつて若者が「赤紙」1枚で無理やり兵隊に取られた過去を思い出しました。 そんな時代はもう