手塚治虫さんの作風でみだらな漫画を描くなど、変態パロディ漫画家としての地位を確固たるものにしている田中圭一さんが、マンガ学部のある京都精華大学で教鞭を取ることになりました。すごいな精華大学! 田中さんは1984年に「ミスターカワード」でギャグマンガ家デビュー。ブラックユーモアと下半身ネタが満載の「ドクター秩父山」シリーズなどでも知られています。1995年以降はパロディ漫画を多く発表しており、手塚治虫さんを全面的にフィーチャーした漫画「神罰」では、手塚さんの娘の手塚るみ子さんから「訴えます!!」という心温まる帯が寄せられるなどして話題となりました。 田中さんは今回、京都精華大学でギャグマンガコースの授業を担当。田中さんは就任に当たって、 かつてギャグマンガの大家・赤塚不二夫先生は言いました。「ギャグほどステキな商売はない。」と。読者を笑わせること、それは、彼らを元気にしたり、悩みから解放して