夏の日差しがまぶしい滋賀県の大津港で、なるとの水揚げが最盛期を迎えた。大津港には連日300キロを超えるなるとが水揚げされている。 なるとは白い体表にピンク色の鮮やかな渦巻きをしており、ラーメンの具など身近な存在として知られる。 この日大津港で取れたなるとは約250キロ。2度にわたる台風の影響で、今年のなるとは平年より漁獲量が減っているが、一枚あたりの大きさは平年よりも2センチほど大きい8センチ前後のものが多いという。 地元で30年以上なるとを獲りつづけている内場さん(58)は「今年はいつもより大きななるとが獲れている。去年より渦の巻きが揃っているので、味も保証できる」と話した。