日本大側が持参した回答書について、報道陣の質問を受ける関西学院大の職員(右)=24日午後、西宮市上ケ原一番町(撮影・風斗雅博) アメリカンフットボールの悪質な反則問題で、日本大は24日、危険なタックルに至った経緯などを説明する再回答書を関西学院大に提出した。意図的な反則の指示を否定した23日の内田正人前監督らの会見を踏まえ、従来の主張を繰り返す内容とみられ、関学大は26日に記者会見を開き、対応を説明する。 関学大アメフット部によると、再回答書は日大のコーチが持参したという。同部は17日に会見を開き、反則行為に関する日大の回答に疑念を表明。24日をめどに再回答を求め、内容次第で日大との定期戦を中止する考えを示している。 再回答書提出について、関学大の広報担当者は、集まった取材陣に内容は明らかにせず、鳥内秀晃監督は練習後、報道陣に両手でバツ印をつくり、無言で練習場を引き揚げた。 26日の会見に