なにやら変わった動きを見せている彗星がいるそうです。 41P/タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星。変なのは名前だけじゃありません。 なにせこの41P、最初に確認されたのが1858年(タットル氏)。その後1907年に再確認され(ジャコビニ氏)、また1951年に(クレサーク氏)…、と発見だけで100年近くかかってるそうです。ちなみに「41P」とは周期彗星に与えられた登録番号のこと。 41Pは木星の重力の影響を受けている木星族の短周期彗星で、直径およそ1.4キロメートルと彗星の中ではミニサイズ。太陽を起点とした楕円の軌道を描きながら、5.42年周期というせわしなさで太陽を回っています。また、41Pは不規則な明るさを放つ彗星としても知られています。1973年に観測された時は7等級から4等級に昇格されたほどの大きなバーストが確認されたそうですが、なぜ急に明るくなるのかはよくわかっていないそうです。