デンマークのUniversal Roboticsをはじめとして協働ロボット市場の競争が激化するなか、Sawyerの開発にあたっては、Baxterでは対応できなかったタスクをリストアップして最大公約数的に仕様を決定し、産業用ロボットの開発期間としては比較的短期の1年半で販売までこぎつけた。Baxterの主要な顧客産業ではなかったエレクトロニクスなどで好調な売れ行きとのことであり、今のところ、目論見通りの事業展開が進んでいるようだ。 Sawyerはソフトウェアの良さを活かし、ロボットを継続的に使いやすくしていくことをコンセプトとして掲げている。先日もSawyer向けに「Intera 5」と呼ばれるソフトウェアプラットフォームが発表された。 Intera 5を使えば、複雑なプロセスであっても、直感的なUIに従って構築・アップデートが可能になり、専門的な知識を持たないユーザーでもロボットを含むプロ