日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が従軍慰安婦問題について「必要だった」と発言したことを受け、中国外交部の洪磊報道官は14日、「強烈な怒り」を表明した。中国新聞網が14日付で伝えた。 【その他の写真】 洪報道官は定例記者会見で、橋下氏の発言に対し、「中国側は日本の政治家が公然と発表した歴史の正義と人類の良識に挑戦する発言に対し、驚きと強烈な怒りを表明する」と述べた。 橋下氏は13日、慰安婦制度は「当時の軍の規律を守るため、必要だった」と発言。「日本政府と軍が直接、慰安婦を拉致して強制したという証拠はない」との見解を示した。 洪報道官はこれに対し、「慰安婦を強制連行したことは、日本帝国主義が第二次大戦期間に犯した重大な犯罪行為。被害者の人格の尊厳にかかわる重大な人権問題でもある」と反論した。 洪報道官はまた、「過去に対して如何に対峙するかが、日本の未来を決定する。日本は一体どんな