東京 がれき受け入れ本格化へ 1月31日 18時55分 東日本大震災で出た宮城県女川町のがれきについて、東京23区の自治体は、試験的な焼却をした結果、放射性物質の濃度などが国の基準を下回り安全性が確認できたとして、ことし3月から本格的な受け入れを始めることになりました。 東京23区の自治体は、多摩地域の自治体とともに女川町で出たがれきを受け入れようと、先月、都内の2つの清掃工場でがれきを試験的に燃やして、放射性物質の濃度などを調べました。その結果、排ガスや焼却灰に含まれる放射性物質の濃度が、国が埋め立てができるとする基準などを大幅に下回るか、検出されなかったとしています。また、がれきの焼却前とあとに、清掃工場の周辺の放射線量を測定した結果、その数値にほとんど変化がなく、がれきを燃やした影響は見られないということで、安全性が確認できたとしています。このため、23区の自治体は、がれきを焼却する