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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (49)

  • いや、それが「賃上げ」ってものなんだが・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    プロフィールによると、東大経済学部を首席卒業し、大蔵省に入省して、今は慶應義塾大学の先生をしているという方が、東洋経済オンラインに「日人の「賃上げ」という考え方自体が大間違いだ」という文章を書いているのですが、初めの数パラグラフを読んだところで頭を抱えてしまいました。いや、その主張に賛成とか反対とかいうレベルの話ではなく、その言っていることが論理的に全く理解できないのです。 https://toyokeizai.net/list/author/%E5%B0%8F%E5%B9%A1_%E7%B8%BE https://toyokeizai.net/articles/-/609671(日人の「賃上げ」という考え方自体が大間違いだ 給料を決めるのは、政府でも企業でもない) ・・・しかし、実は、彼らもかんべえ氏も180度間違っている。なぜなら「賃上げ」という考え方そのものが間違っているからだ。

    いや、それが「賃上げ」ってものなんだが・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    a-lex666 2022/08/07
  • 成果主義で賃上げの効果が消える!? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    JILPTの西村純研究員のディスカッションペーパー「人事・賃金制度の変遷に関する一考察と今後の研究課題」が昨日アップされています。 http://www.jil.go.jp/institute/discussion/2016/16-03.html http://www.jil.go.jp/institute/discussion/2016/documents/DP16-03.pdf これの前半では、今までの日の人事・賃金制度の推移を手際よく整理していて、それほど目新しいところはないのですけど、成果主義のところでは、一般的な概観のあとである企業の事例を詳しく取り上げ、その賃金表を細かく分析する中で、結構衝撃的な事実を明らかにしていきます。 なぜそうなるのかという話はリンク先の詳しい説明を見ていただきたいのですが、成果主義というミクロ賃金制度と、ベースアップというマクロ賃金決定が絡み合うとこ

    成果主義で賃上げの効果が消える!? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    a-lex666 2016/04/02
  • 第4の矢は賃上げ@IMF - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    IMF(国際通貨基金)のスタッフが、日に「第 4 の矢を放つ準備を」求めています。第4の矢とは賃上げです。 http://www.imf.org/external/japanese/np/blog/2016/031416j.pdfがデフレから決別するには賃金上昇が必要である―これは全ての人が同意すると ころです。1995 年から正社員の賃金は僅か 0.3%しか上昇していません!たとえば、 利益が史上最高を更新したトヨタ自動車が 2015 年に決めた基給の引き上げは 1.1% です。また経団連に加盟する 219 社の平均は 0.44%にすぎません。和製英語で「ベー スアップ」と呼ばれる基給の上昇は久しく実現していないのです。・・・ なぜ日が賃金デフレに陥ってしまったかについてはこう的確に分析しています。 IMF スタッフの行った分析は、賃金が伸びなかったことには構造的な原因があ

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  • 労働組合は成長を拒否できるのか?: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) コメント  投稿: 本村康夫 | 2016年1月18日 (月) 23時12分

    連合総研の機関誌『DIO』311号をお送りいただきました。 http://rengo-soken.or.jp/dio/pdf/dio311.pdf 特集は「希望としての定常型社会〜成長戦略への対抗軸を求めて〜」で、次のような論考が並んでいるのですが、 希望としての定常型社会 広井良典……………………6 金利と利潤のない経済の構想 水野和夫 …………………10 救済から必要へ−寛容な社会と格差是正 井手英策 …………………14 社会的分断を超えて 筒井淳也 …………………18 正直言って、労働者の労働者としての利益を追い求めるために存在するはずの労働組合のシンクタンクが、こういう(あえてきつい言い方をしますが)腹ふくれ満ち足りたブルジョワの息子の手すさびみたいな議論をもてあそんでいて良いのでしょうか、という根的な疑問が湧いてくるのを禁じ得ません。特に最初の二つ。 心のビッグバンだの、精神革

    労働組合は成長を拒否できるのか?: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) コメント  投稿: 本村康夫 | 2016年1月18日 (月) 23時12分
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    a-lex666 2016/01/18
  • 機密の事務を取り扱う者 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    なにやら、昨日から議員秘書に残業代を払うとか払わないとかが騒ぎになっていたようですが、 http://mainichi.jp/select/news/20150326k0000m010158000c.html (維新の党:足立衆院議員、秘書の残業代不払い宣言) 維新の党の足立康史衆院議員(比例近畿)は25日の衆院厚生労働委員会で質問に立ち、元私設秘書から未払いの残業代700万円を請求されたことを明かし「払うことはできない。私たち政治家の事務所は、残業代をきっちりと労働基準法に沿って払えるような態勢かと問題提起したい」と述べ、未払いを正当化した。 足立氏は「私は24時間365日仕事をする。そういう中、秘書だけ法に沿って残業代を支払うことはできない」と持論を展開。元秘書からの請求に対しては「ふざけるなと思う」と強弁した。 足立氏は経済産業省の元キャリア官僚。取材に対し「労働基準法は現実に合って

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    a-lex666 2015/11/22
  • 政治スト - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    毎日新聞に「安保法案:今こそ「伝家の宝刀」 労組、スト権確立続々と」という記事が載っていますが、 http://mainichi.jp/select/news/20150715k0000e040245000c.html 政府・与党が安全保障関連法案の成立を目指して突き進む中、労働組合で同法案に反対してストライキを構えようという動きが広がっている。ストライキは春闘の賃上げ交渉の手段にとどまらず、かつては日米安保条約改定などに反対する際にも「政治スト」として盛んに行われたが、1970年代半ばをピークに件数は減少の一途をたどってきた。だが、国民の間で安保法案への危機感が高まる中、「伝家の宝刀」が再び注目されている。【東海林智】 記事自体は事実を伝えているので別にいいのですが、最後の解説部分が大変ミスリーディングというか、間違った情報を伝えかねない危険性を感じます。 【ことば】ストライキ 組合員が

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    a-lex666 2015/07/17
  • トレードユニオンは労働組合にあらず(ややトリビア) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    トレード・ユニオンという英語が、トレード(職種)の組合であって、その職種の労働者の組合でもあり得るし、その職種の使用者の組合でもあり得る言葉であるというのは、まあ、少なくとも労働史をかじった人ならある程度常識としてわきまえているようなことだろうと、勝手に思い込んでいたのですが、労働史をかじらないでマルクスの大著を翻訳しようという方々には、必ずしも常識ではなかったということを、たまたまあるを読んでいて知りました。 これは、戦前の高畠元之の訳からそうで、戦後の長谷部文雄、向坂逸郎、社会科学研究所の訳も、こんな風になっているようです。(引用は向坂訳の岩波文庫) ・・・イギリスの議会は、それ自身が厚顔な利己主義をもって、5世紀間にわたり、労働者に対抗する資家の常設的労働組合の地位を、固守してきた後に、全く不意ながら、民衆の圧力によって、罷業及び労働組合を抑圧する諸法律を放棄したのである。・・

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    a-lex666 2015/07/06
  • 春闘の復権@山田久氏 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    総研の山田久氏が、「2015 年春闘の展望と課題①」として、「持続的賃上げに向けた2つの条件」という文章を書かれています。 https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/researchfocus/pdf/7978.pdfは90年代以来名目賃金が下落基調にあった原因をその雇用システムに求め、それ故持続的賃上げのためには雇用システム改革が避けられないと説いています。 90 年代以降の低成長時代に入ってから、事業再編が遅れるなかで、多くの日企業は激化するグローバル競争に対抗するために低価格戦略を採り、人件費抑制スタンスを強めた。この背景には、わが国では雇用契約の基仕事の内容や勤務を特定せず、いわば企業という共同体の一員になる「就社型」であり、事業再編を行う際には別の雇用機会を与えることが企業責任として強く期待されるという事情を無視

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    a-lex666 2015/02/25
    政府の要請による「選挙を武器」にした連合(not労組)による春闘?w
  • 厚生労働省は、労働組合を排除したいのですか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    上西充子さんが、「厚生労働省は労働法啓発冊子で労働組合の説明を削除!」したと、かなり怒りを示しておられます。 http://bylines.news.yahoo.co.jp/uenishimitsuko/20150212-00042968/ 厚生労働省が昨年末に開設した総合情報サイト「確かめよう労働条件」で提供している冊子には、労働組合の役割に関する説明がない。厚生労働省は労働組合の意義を認めないのか? 上西さんが指摘するのは、2010年に厚労省労働政策担当参事官室が作った『知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~』と、昨年末に厚労省労働基準局監督課が作った『知っておきたい働くときのルールについて』で、かなりの中身が落とされているということなんですが、 確かに、赤字の部分が、労働政策担当参事官室が作った冊子にはあるのに、労働基準局監督課が作った冊子には入っていません。 これを捉えて、

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    a-lex666 2015/02/12
  • 渡辺輝人『ワタミの初任給はなぜ日銀より高いのか?』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    渡辺輝人さんの『ワタミの初任給はなぜ日銀より高いのか?』(旬報社)をお送りいただきました。ありがとうございます。 オビで今野晴貴さんが推薦してますな。 http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/963?osCsid=7p959bt693n16v1s3jh1pbmv45 著者が「はじめに」でこのの趣旨をこう説明しています。 このの目的は、まず、日々アルバイトに従事し、または就職活動中の学生さんや求職中の人、そして現に労働者として働いている人たちに対して、残業代の法律的な意味、社会的な役割、現在の状況をなるべく平易に説明することにあります。そういう意味で、書は一般向け法律書です。 そのうえで、これらの人たちが、企業の求人広告や毎年発行される『会社四季報』(東洋経済新報社)に記載されたデータ、自分の会社の就業規

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    a-lex666 2014/12/28
  • 均等待遇は使用者側が先にやってくれるというブラックジョーク - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    さて、その『POSSE』16号ですが、も一つの特集「ブラック化する介護・保育?」の中に、札幌地域労組の鈴木一さんのインタビューが載ってます。日3大オルグの一人といわれる鈴木さんが、 「崩壊した介護労働は再生するか――札幌地域労働組合と介護保険制度後の現場」 鈴木一(札幌地域労働組合書記長) 劣悪な職場が生む虐待 職場の民主化の戦術とは について語っているのですが、その中のこの一節が何とも皮肉で。 札幌市にある特養のルミエールという事例は、やはり安かろう、悪かろうの典型だと思います。ここはまさに介護保険のスタートに併せてオープンした施設なんですね。大体、介護保険のスタートに合わせてだったり、その後に立ち上げられた法人は、ほぼ最低賃金に毛が生えたくらいの賃金設定です。経営者は「これからは介護保険で儲かる」と、ただ金儲けを考えるんですね。従って使えるなら誰でもいいという雇用で、ベテランのスタッ

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    a-lex666 2014/12/09
  • 塩見孝也『革命バカ一代 駐車場日記』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    これはたまたま屋で見つけて買いました。塩見孝也『革命バカ一代 駐車場日記 たかが駐車場、されど駐車場』(鹿砦社) http://www.rokusaisha.com/kikan.php?group=ichi&seq=000384 全国のシルバー世代、全共闘世代に送る熱いメッセージ 元赤軍派議長、あの伝説の男が帰ってきた。 それも革命的シルバー労働者として! 誇り高き 駐車場管理人として! いま 新たなステージに立っている。――これはその中間報告の書である。 この名前にご記憶がある方はどれくらいおられるでしょうか。かつて共産主義者同盟赤軍派の議長として活躍し、20年あまり獄中で過ごして出所したあと、2008年から清瀬市シルバー人材センターで人生で始めて労働を体験し・・・というあたりまでは、ブログで何回か紹介してきましたね。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty

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    a-lex666 2014/11/29
  • 「ワシの年金」バカが福祉を殺す: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) コメント欄

    駒崎さんをめぐる騒ぎについて、一番質を突いているのが、黒川滋さんのこのツイートの最後の言葉。 https://twitter.com/kurokawashigeru/status/531253562521550850 7日の駒崎弘樹さんのツィートにまとわりついていた連中、ひどいな。 https://twitter.com/kurokawashigeru/status/531253888825847808 この国ではどんな福祉サービスを整えることよりも、実質的な社会的弱者を救済することよりも、ただ消費税を上げないことに限り弱者のためになる、という消極的・見殺しの思想が蔓延しているのだろうか。 https://twitter.com/kurokawashigeru/status/531254316187672577 消費税を上げるべきではないという人たちの主張が、証明不可能な枝葉末節に振り回

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    a-lex666 2014/11/09
    年金生活者が現役だった時には、「納めた掛金を運用してお支払い」って宣伝してたじゃないか。じゃあ、オレが納めた金はどこいったって言うのは当然。戦費に使い込んでマイナススタートって言うことからゲロしないと
  • 安衛法改正案と社労士法改正案 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日の衆議院厚生労働委員会で、政府提案の労働安全衛生法改正案と議員提案の社会保険労務士法改正案が可決されたようです。 前者は参議院先議なので、明日衆議院会議で可決されて成立ということになります。 もともと自殺対策という話から始まり、事業者を通じたメンタルヘルスチェックは個人情報保護の観点からどうよ、という問題で紆余曲折を経ながら、ここまでたどり着いたということですね。この問題は突っ込めば突っ込むほど深いものがあるので、どこかで一度自分なりに考えをきちんとまとめておきたいとは思っています。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-1c13.html 社労士法の方は、ここにきて労働弁護団や全労連が反対の意見を打ち出すなど、批判的な議論が湧いてきていますが、弁護士の職業利害的批判は理解できるとしても、ブラック社労士もブラック

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    a-lex666 2014/06/19
  • 産業競争録会議長谷川資料で注意すべき点 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日開かれた産業競争力会議課題別会合に出された長谷川座長の資料については、書かれてもいないことをまことしやかに報ずるマスコミもあったりして困ったものですが、まずはきちんと原資料に当たって確認すべきを確認するという基動作をしっかりやりましょう。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/kadaibetu/dai4/siryou5.pdf そのうえで、とかくマスコミがやりがちな、重要でないことばかり大騒ぎして、一番肝心なことを見事にスルーするという弊に陥らないようにするために、ここで注意して目を通すべきところを指摘しておきます。 まず、「新しい労働時間制度の考え方」と題する4ページの一番下の項目。 健康確保は、「労働時間上限」、「年休取得下限」等の量的制限の導入、 対象者に対する産業医の定期的な問診・診断など十分な健康確保措置 ど素人ならと

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    a-lex666 2014/05/29
  • 神の御前の労働契約法と労働組合法 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    宇佐神宮の権宮司が解雇されたと高天の原は大騒ぎです。 http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/05/27/232307 全国八幡神社の総宮・宇佐神宮(宇佐市)の宮司職を代々務めてきた世襲家出身で神宮ナンバー2の権宮司、到津克子(いとうづ・よしこ)さん(45)を、神社庁(東京都)が権宮司職を免職とし、神宮は解雇していたことが26日、関係者への取材で分かった。いずれも15日付。到津さんは神宮トップに当たる宮司としての地位確認を訴訟で求めたが、昨年5月に最高裁で敗訴が確定。その後も神宮と到津さんは業務内容や職場環境などをめぐって対立を続けており、世襲家が神職を免職された上、解雇される前代未聞の事態となった。 関係者によると、神社庁は宇佐神宮の宮司と氏子の代表でつくる責任役員会からの具申を受け、到津さんを免職した。神宮は神社庁の決定に伴い到津

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    a-lex666 2014/05/28
    よし、神代の事例にあわせてロックアウトだw
  • フード左翼な美味しんぼたち - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    きちんと論を立てるほどの気はしないけれど、腹ふくるるものがあるので一言だけ。 3年前の福島第一原発のメルトダウン以来、この日で最も多量の放射線を浴び続けてきたのは、間違いなくそこで働く作業員たちだったはず。 その頃ブログでも何回か取り上げたけれど、現行の労災認定基準を超えるレベルの被曝をしつつ、我々消費者のためにしんどい作業をし続けてきた人たちだ。 だけど、マスコミネタになってリベラルとか左翼とか言われる人たちが騒ぎ立てるのはいつも、そういう話じゃなくて、セレブでロハスなフード左翼な方々の琴線に触れるようなお話ばかり。 フード左翼な美味しんぼたち。 こういう姿を見て脱力感を感じない人々のセンスは、正直どうかと思う。 それだけ。 (参考) http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/11311-c83c.html(『POSSE』11

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    a-lex666 2014/05/15
  • 話がずれてきている - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    火曜日のエントリでは朝日の報道に「脱力感」を呈しましたが、実を言うと、その対象の産業競争力会議のペーパーも、私としてはたいへんな脱力ものでした。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/skkkaigi/goudou/dai4/siryou2.pdf いや、このペーパーのあちらこちらに、「ジョブ型」「メンバーシップ型」をはじめ、私の文章かと見まがうような用語がこれでもかこれでもかと詰め込まれてはいるのですよ。でも、肝心の政策の中身が、私の言ってることとはどんどん逆の方向に向かっているように見えるのです。 いや、新聞報道が目の敵にする残業代については、繰り返し述べているように高給労働者にまで過剰な規制をする必要はないし、そもそも賃金をどうするかは(最低基準を除けば)労使の交渉にゆだねられるべきことという考え方に変わりはありません。 しかし、

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    a-lex666 2014/04/27
    マスコミに労働者意識なんてあるのかね?w
  • 残業代ゼロ糾弾路線の復活? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日の朝日朝刊の1面トップは http://www.asahi.com/articles/ASG4P5142G4PULFA00Y.html(「残業代ゼロ」一般社員も 産業競争力会議が提言へ) でしたし、たぶん明日の朝刊に載るであろう今夜アップされた記事が http://www.asahi.com/articles/ASG4P5142G4PULFA00Y.html(「残業代ゼロ」一般社員も 産業競争力会議が提言へ) ですから、これはもう、労働時間問題は働き過ぎでも過労死でもなく、ひたすら残業代ゼロという銭金路線で行くと決めたということでしょうか なんだか脱力感で新しく何かを書く気力もわかないので、以前書いたものを引っ張り出しておきます。 http://homepage3.nifty.com/hamachan/johororenjikan.html (「労働時間規制は何のためにあるのか」 『情

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    a-lex666 2014/04/23
  • 日本郵便への疑問 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    これは、全くの雑件です。労働法政策とは何の関係もありません。 日、東京大学高齢社会総合研究機構からの郵便物を受け取りましたが、それに、「料金が30円不足」という紙が添付され、その不足額を払えと書かれていました。 中身は同機構が主催する国際シンポジウム「活力ある超高齢社会へのロードマップ」の案内であり、つまりダイレクトメールです。その性格上、相当数の人々に向けて同じ郵便物が送られたものと思われます。 ということは、日郵便が全国斉一的に業務を遂行しているのである限り、この案内郵便物を受け取った全国の多数の人々が、同様に料金が30円不足」だから不足額を払えという郵便局からの指示をも受け取ったはずです。 確かに、我々が個人で郵便物を出す場合には、幾らだろうと勝手に思ってその額の切手を貼ってポストに出してしまい、料金不足になることはあり得ます。 しかし、このような大量部数の郵便物で、そういうこと

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    a-lex666 2014/02/23
    つ 受け取り拒否