8月8日、米シンクタンクの戦略国際問題研究所は、最近の衛星写真を調べたところ、中国は南シナ海の各礁で航空機格納庫を建設したようだと明らかにした。写真は南沙諸島のミスチーフ礁。2015年5月米海軍提供写真(2016年 ロイター) [ワシントン 8日 ロイター] - 米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は8日、最近の衛星写真を調べたところ、中国は南シナ海の各礁で航空機格納庫を建設したようだと明らかにした。 7月下旬に撮影された写真によると、スプラトリー(中国名・南沙)諸島のファイアリークロス(永暑)礁、スビ(渚碧)礁、ミスチーフ礁(美済礁)で建設された格納庫は中国空軍のいかなる戦闘機でも格納できる余裕があり、いずれの格納庫も構造補強の痕跡が見られるという。