小学校の頃、せっせと集めていた「ベルマーク」。お菓子や家にあった日用品などに付いているかどうか、常にチェックしていた時期があった。でもそれ以来、ずっとその存在を忘れてしまっていたのだが、そんなベルマーク運動が今年で50周年を迎えるという。 「今、活動はどうなっているんだろう?」――最近のベルマーク運動について、ベルマーク教育助成財団の野中正治さんに伺ってみることに。 その前にベルマーク運動についておさらいすると、ベルマークに付けられているポイントは1点=1円に換算。運動に参加している幼稚園、小・中・高校のPTAなどが集計・仕分けして財団に送る。財団が点検してベルマークを商品に付けている“協賛会社”から、その点数分のお金を請求。それらは各学校の預金になり、学校の設備品を“協力会社”から購入することができるという流れになっている。 さらに、買い物をしたアイテムの10%分が還元され、財団に寄付さ