EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
![米国連邦政府、セールスフォース・ドットコムのクラウドコンピューティング・モデルの導入を推進](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/528fda81eec5105d26610f1b40e6f4bd8c2b6396/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fez-cdn.shoeisha.jp%2Flib%2Fimg%2Fcmn%2Flogo2.png)
セールスフォースが採用しているマルチテナントアーキテクチャでは、すべてのユーザーが同一データベース、同一スキーマを共有しています。これによってインフラの共有が容易になり、非常に効率的な運用と低コストを実現しています。 (本エントリは「知られざる『マルチテナントアーキテクチャ』(1)~SaaSはみんな同じではない?」からの続きです。) しかし、それだけではスケーラビリティやアベイラビリティを実現することはできません。それらの実現には別の技術が併用されています。それはOracleのパーティショニング機能とパラレル機能による分散処理です。 パーティショニング機能の話をする前に、セールスフォースが採用しているデータベースの特徴を見てみましょう。 すべてのデータに振られる組織ID セールスフォースはすべてのユーザーが1つのデータベースを共有するマルチテナントアーキテクチャを採用しています。ということ
クラウドが備えるスケーラビリティやアベイラビリティ、そして膨大な処理能力を実現する技術として、MapReduceやキーバリュー型データベースが注目を浴びています。「リレーショナルデータベースはもう古い」という人さえいるほどです。 ところが、そんな話題の新テクノロジーに背を向けて、既存技術であるリレーショナルデータベースを核にしつつクラウドを構築し、絶大なスケーラビリティと信頼性を実現している企業があります。セールスフォース・ドットコムです。 彼らはMapReduceもキーバリュー型データベースも使わずに、どうやってスケーラビリティや信頼性を備えたクラウドを実現しているのでしょうか? 同社が公開している情報はそれほど多くないのですが、それらをつなぎ合わせて見えてきたいくつかの技術的な仕組みを、何回かに分けて紹介したいと思います。 Salesforceはどれほどスケーラブルか 同社のクラウドが
salesforce.com、「Chatter Mobile」を発表――iPadやAndroidに対応 企業向けリアルタイムコラボレーションツールの「Salesforce Chatter」のモバイル版がこの秋にiPad、iPhone、BlackBerry向けに公開される。Android版は2010年上期に公開の予定だ。 米salesforce.comは9月8日(現地時間)、ロンドンで開催中のカンファレンス「Cloudforce 2010 London」において、ビジネス向けリアルタイムコラボレーションツール「Salesforce Chatter」のモバイル版「Chatter Mobile」を発表した。Salesforce CRMおよびForce.comの顧客企業には無償で提供されるほか、米AppleのiPad、iPhone、iPod touchとカナダのResearch In Motion
株式会社 アプレッソ(本社:東京都文京区 代表取締役社長:長谷川 礼司、 以下 アプレッソ)は、株式会社セールスフォース・ドットコム 以下:セールスフォース)の提供するSaaS型クラウドサービス「Salesforce.com」と他のシステムとのデータ連携を行うEAI(Enterprise Application Integration)製品で提供中の「DataSpider Salesforceアダプタ」に、 WebServiceAPI 18.0やSalesforce Bulk API対応を追加した機能強化版を提供することを発表します。 今回の強化では、Salesforceのサービスとパフォーマンスのよいデータ連携サービスが追加されているため、Salesforce CRMやForce.comと連携して、オンプレミスシステムとSalesforceクラウドをシームレスに連携・連動するサービスを簡
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 米Salesforce.comは7月21日(米国時間)、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を提供するFacebookが、営業部門の業務管理に「Salesforce CRM」を導入すると決定したことを発表した。 Facebookでは、自社システムを強化するかクラウドコンピューティング型のCRMを導入するかについて検討した結果、クラウドコンピューティングでは短期間での導入が可能で、会社の急成長にあわせてスケールアップできるという点を特に評価し、「Sales Cloud 2」の導入を決定したという。 また、Facebookは営業部門全体に加え、複雑なワークフローと承認プロセスを自動化するためデベロッパーリレーションにもシステムを導入
Salesforce.comは、カリフォルニア州サンマテオを拠点とするビジネスデータプロバイダーのJigsawを1億4200万ドルで買収する。Salesforceデータベースにおけるコンタクトリストを、顧客がより容易に構築できるようにするための動きである。 このたびのJigsaw買収は、米国時間4月21日に発表された。 Salesforceは、企業向けにクラウドベースの顧客関係管理(CRM)アプリケーションを提供している。企業は、顧客やクライアントなど取引先の状況を確認したり、連絡を取ったりする必要がある。しかし、しかし、取引先を検索、追加、整理する作業は、特にデータベースへの情報入力を手作業で実施している場合には、煩わしいものになりがちだとSalesforceは述べている。 Jigsawは、企業および主要な従業員を検索可能なオンラインデータベースを提供している。まさに、Salesforc
株式会社マッシュマトリックスは、ミニブログサービス「Twitter」に代表されるソーシャルメディアの情報と、Salesforce CRM上で社内コラボレーションを可能とするアプリケーション・プラットフォーム「Salesforce Chatter」(Chatter)を連携させるマッシュアップ製品「mashmatrix Widget for Salesforce Chatter」を、発表した。 「mashmatrix Widget for Salesforce Chatter」は、同社のエンタープライズ・マッシュアップ製品「mashmatrix Dashboard for Salesforce」の上で「Salesforce Chatter」へアクセスするためのプラグイン。「Twitter」のタイムラインや検索結果ストリームから得たツイート情報を、マウス操作で容易に「Salesforce Cha
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郵便局(旧郵政公社)にも導入されたSaaS界の雄、セールスフォース・ドットコムの「Salesforce」が、今度は総務省のお墨付きを得ました。これによって、今後は地方公共団体でもSalesforceの導入が一気に進むかもしれません。 このお墨付き、正式には「ASP・SaaS 安全・信頼性に係る情報開示認定制度」という認定制度。総務省と業界団体のASPIC(NPO法人ASP・SaaS インダストリ・コンソーシアム)が策定したガイドラインに基づき、ユーザーがSaaS/ASPサービスを選ぶ際に必要な項目を正しく開示しているかどうかをチェックする、というもの。実際の審査・認定は、総務省の外郭団体「財団法人マルチメディア振興センター」が行なっています。初回となる今回は、セールスフォース・ドットコムのほか、ビジネスオンラインなどの計6社8サービスが認定されました。 いま注目を集めるSaaS/ASPです
ニンテンドーDSで営業日報を入力、勤怠管理はiPod touch――。インターネットにアクセスできるあらゆるデバイスが、“業務用SaaSマシン”に変貌するかもしれません。 米セールスフォース・ドットコム(SFDC)は、現地時間5月7日、「Visualforce」の正式版を発表しました。Visualforceは、同社のSaaSアプリケーションプラットフォーム「Force.com」のUI設計機能。メニュー項目の変更や並び替えといった“カスタマイズ”ではなく、HTMLやJavaScriptを使ったオリジナルUIをイチから作れるのが特徴です。昨年9月に開発者向けのプレビュー版が発表されていましたが、ついに正式版のリリースとなりました。 このVisualforceを使うメリットは、デバイスにあった専用UIを用意できること。Force.comでは、すでに「6万種以上」(SFDC)のさまざまなアプリが開
Salesforce.com,ユーザー間CRMデータ共有機能「Salesforce to Salesforce」を追加 米Salesforce.comは米国時間12月5日,同社のSaaS(Software as a Service)型CRM(顧客関係管理)アプリケーションに,ユーザー間のデータ共有を可能とする新機能「Salesforce to Salesforce」を追加すると発表した。直ちに提供を始める。大企業向けエディション「Enterprise Edition」「Unlimited Edition」専用で,追加料金はユーザー間の1接続当たり年額1200ドル。 Salesforce to Salesforceを利用すると,Salesforce.comサービスのユーザー同士が安全にデータを交換できる。その結果,複雑なシステム統合作業を行うことなく,複数の企業にまたがる業務展開が実施可能と
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