まず、『乙嫁語り』は『エマ』の森薫さんの新作マンガで、今回の舞台は中央ユーラシア付近と思われる土地での遊牧民の生活です。 すんごい簡単に言ってしまうと、12歳のカルルクに嫁いできた20歳という年上のアミルを巡る話です。 この物語の時代は現在よりも幼児死亡率が高く、平均寿命が短かったので、必然的に婚礼の年齢が低かったのですね。 とにかく、書き込みがすごいですし、隅々に心配りが行き届いている丁寧な作品だと思います。 絵からの心理描写が強く伝わってきますね。 資料の収集にも力を入れる作家と聞いていましたが、今回も相当力を入れていると感じました。 アンケートはがきまで楽しい。 ついでにもういっこ言うと、乙嫁語りの1巻が発売した頃、某書店に行ったら森薫先生のサイン会やってたんですよね。 別な店でもう買ってしまっていたので、参加できませんでしたが。
![『乙嫁語り 1巻 (青騎士コミックス)』(森薫)の感想(682レビュー) - ブクログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/99dc029d69d5a019306e836afa968805751c31d4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51wtFp3bZqL._SL500_.jpg)