作品紹介・あらすじ 2019年9月19日、日本経済新聞「私の履歴書」連載で反響! 第二次世界大戦前後の「大日本帝国の主要な失敗策」を通じ、日本軍の組織特性を探求する1冊。日本軍の失敗例を、担当執筆者が個々に調べ、日本軍の組織の特性や欠陥を抽出。結果、日本軍の戦略は短期決戦を志向し目的が不明確だったこと、結果よりも動機やプロセスを人材評価の基準にする組織だったこと、そして過去の成功体験への過剰適応があったことなどが論じられる。 昭和後期のベストセラーであり、いまなお読み継がれる名著。
作品紹介・あらすじ インターネット上で過激な発言を繰り返し、ついにはフジテレビや提供スポンサー企業に対してデモを行い、現実世界でも影響を持ち始めている「ネット右翼」。反韓、反マスコミ、反エリート…"愛国""憂国"を唱える彼らの論調は、一見、非常に論理的な意見に見えるが、実は矛盾に満ちている。一体、ネット右翼はどのような人々が中心で、どのような生活を送ってきたことで、そのような考え方をするようになったのか。ネット右翼の「誤解」や「妄想」、はたまた「論理の矛盾」を具体的に挙げつつ、彼らのホンネがどこにあるのかを、ネットジャーナリズムの旗手3人が分析、明快に解き明かす。
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6月に@sakaima さん、@tacohtk さん、@Syundow さんと秋葉原で行ったイベントの模様を3ページにわたってリポート頂きました。アニメディアらしい丹念な聖地紹介も楽しいムックです。 #聖地巡礼
コンプガチャが問題になる直前に書かれているが、その仕組みと課題についていたずらに問題視するのではなく、ビジネスとしてきちんと整理されている。 GREEとDeNAの競争は激しい物の、本書を読んでいるとこの競争によってソーシャルゲームの発展が急激になされていることがわかる。 DeNAが1日20億以上の行動tデータから変幻自在にかつリアルタイムにゲームバランスを操っていることが触れられているが、驚きだ。 またゲーム通貨のインフレーション現象にも触れている。 一見デジタルな世界と思われがちだが、実は人の心理を理解して巧みにビジネスが実践されていることが理解できる。 個人的にはあるソーシャルゲーム企業のCSについて最近ヒアリングをさせていただいているが、ネットから離れた素晴らしい活動もされており、コンプガチャ問題でやりだまにあがった業界ながら、それはある意味マスコミの過度な影響であることが冷静にわか
タイトルにある”富士通”は、ICTサービスを提供する企業として国内第一位、世界第三位を誇る「世界最大級の日本企業」の1つだ。 採算が合わずNECが撤退を決める中、あきらめずに研究開発を続け、スパコン「京(けい)」で世界一を獲った※のは、まだ、みんなの記憶に新しいだろう。もちろん、富士通はスパコンだけじゃない。他にも数々の偉業を成し遂げてきた組織である。 そんな富士通が、今の地位を築けたのは単に幸運の連続が重なったからなのか? いや、そんなことはない。そこには何か他社(者)が学べる法則があるはずだ。それは何なのか? この本は、富士通が持つ成功事例の中から8つを厳選し、描き、”成功の法則”の解明を目指した本である。 ところで、この本を読んでみて、最も印象的だったのは”プロジェクト推進者達が共通して持っていた何としてもやり遂げるぞ、という強い意思・・・つまり、”ヤル気の大きさ”だ。 きっかけは様
『感想』 〇改訂4版まで出版されているようだが、近くの図書館には初版しかなく、マーケティングの基本を知りたかっただけなので、こちらを読む。 〇普段マーケティング技術がなくてもよい生活をしているため、知らない事ばかり。発展部分にはついていけないので、基礎編のみ熟読。 〇素人考えで恐縮だが、マーケティング戦略の重要性はわかる。 〇商品に対してそれぞれがマーケティング戦略を駆使しても、結果は思いどおりにならないのだから、難しい。 『フレーズ』 ・企業は、ある事象を発見したときに、それを早計に「脅威」ととらえるのではなく、これを「機会」とすることはできないか?と考えることが必要なのである。そうした頭の切り替えができるかどうかは、常日頃から環境変化を事前にとらえて、準備をしているかどうかにかかっている。
私の傷口をゴリゴリとえぐってくるような話。 「1」と書いてあるので、中途半端なところで終わったらどうしよう……? と憶いながら、読み進めたのですが、そんなことはなかったことだけがよかったです。 これはこれで一冊で綺麗にまとまっている。 これはバンドを追っかけている、4人の少女の話で。 彼女たちは、傷ついたり、様々なものを失ったりしながら生きている。 私がMAXバンギャだった頃には、こういう文化ってあまりなかったから、ちょっと「古典」みたいになっているところもあるのだろうけど。 恐らく、確かに、こういう時期ってあったのだろうなあ……と、年上のお姉さま方の話を聞くと思ったりもする。 それがよかったのか悪かったのかは、よくわからないんですけど。 でも言えるのは。 確かにこういうものを猛烈に必要とする人は、いつの時代も存在するし。 そのために何かを消費したことをよしとするか後悔にするかは自分次第…
岡田氏の人となりはあまり好きになれないのだが、氏の提示するものはブレストレベルと斬って捨てるには惜しい魅力がある。 どこかで聞いたような、現実味が無い、といってる間に気がついたら仕組みになっているかもしれない。 本書は、著作権法に詳しい福井健策弁護士に対し、岡田斗司夫さんが様々な疑問をぶつけ、そこからやりとりがはじまるという対談本。福井弁護士が質問に答える中で、著作権というものの考え方があぶり出されている。著作権を原理的なレベルから考え直すだけでなく、更にこの先の著作権のあり方やコンテンツのあり方についてまで話が展開するという、かなりスリリングな内容となっている。 一見すると、時に突拍子もないと思わせるくらい自由な岡田氏の発想に目が行く。 確かに、著作権とは何かという問いを掘り下げるとき、岡田氏の発想は上手く機能している。反対に、岡田氏の疑問を受けて現行の著作権を説明する福井弁護士がやや苦
シティプロモーションとはなにか?を体系的にまとめた一冊 各地の事例とともに、その特徴やこれからの課題などが書かれており、地域PRに奔走する方々のバイブルになりえる。 地域経営の視点の重要性が特に印象的で、地域資源を「売れる商品」「売りたい商品」にカテゴライズして捉える戦略的経営思考が重要だと認識させられた。 地域でのPR活動は往々にして、「売れる商品」だけに特化してしまい、「売りたい商品」をないがしろにし、時には忘れてしまっているように感じる。 こうした現状も、しっかりとした経営戦略を基にした効果的なPRを行うことを意識することで避けることができる。 また、地域PRは各個人が生の情報を発信し続ければよいというものではなく、コーディネーター&エディターの存在が重要という議論もとてもうなずけた。 地域にはたくさんの有志があるが、その気持ちに任せてあぐらをかいていては情報は散漫になり、訴求力は低
この本の原題は『The Shallows』(浅瀬)。 著者の本をいくつか読んでみて感じたのは、すばらしい詩情をもっている方だということです。本のタイトルは、その本を貫いている不動の北極星のようなものでもあると私は思うわけで、それを重視して読んだりレビューしたりしている人も多いことを思うと、この邦題は少々浅薄で誤解を与えてしまいます。間違ってもネットを使うとバカになる……といったような本ではありません。 高度に発達した技術や情報ネットワーク社会は、私たちの生活を根本から変革し多大な恩恵をもたらしています。ネットで情報交換し、ネットで買い物をし、支払いや決済をすませ、さらにはネットで美味しそうな店やら目的地を決めてナビで向かう……とても魅力的で有益なものだと痛感しています。もはや人はこの技術を捨て去ることなどできないでしょう。一方で人類が手にした恩恵の陰には、失ったものあるいは失いつつあるもの
「言語は思考を制限する」と言うけど、昨今のポップカルチャーを考えようとしたとき、語るべき言葉がないことに焦る。 ライトノベルにしても、一般文芸と比較したり対置させることで語られることはあっても、真っ向から批評されたものは存在しない。 本書では、例えば東浩紀さんの『動物化するポストモダン』と『ゲーム的リアリズムの誕生』を汲んだうえで、その批評を補強するかたちで否定している。 意訳すると、「一部のコアなファン向けの作品ばかり。それでは実際に読まれている本来のライトノベルを何も説明できていない」という提言。 そして、“ライトノベルは「作品」としても「商品」としても、おもしろい” と強く主張する。 目からウロボロス! たしかにそうだ。そこが面白いのだ。 ベストセラー作品のみを扱い、マーケティング面から「作品」を読み解くことが、ライトノベルという「商品」の批評を可能にし、「語るべき言葉」を得ている。
震災支援にかかわっていたこともつゆ知らず、 プロフェッショナルに出ていたことも知らず。 何も知らない中に読んだ1冊です。 彼は、だれもがうらやむほどの 職場にいて、大きなプロジェクトにも 参加していたものの、それを手放しました。 その理由も驚きの「飽きが来たから」 確かに、身分が保証されても飽きが来るようじゃ 面白くはありませんね。 そして、新たなところでのスタートのさなかでの 被災。(たまたま仙台にいたと聞きます) 彼が行った復興に向けたプロジェクトは 彼の座右の銘である タイトルがなければだれもやらなかったことでしょう。 特に、ガイガーカウンター関連は なかなか見ることができないので どうすれば安全に放射能…と思っていた現地の人には 大きな助けであったに違いありません。 この部分も興味深いですが、 一番興味深かった部分はやはり 本の扱いに関してでしょうか。 本を裁断する、と聞くと うわ
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