【4月30日 AFP】イヌを飼っている家庭の子どもは、ぜんそくなどのアレルギーに対する免疫ができやすい。ドイツ・ミュンヘン(Munich)にあるヘルムホルツセンター(Heimholtz Centre)の疫学チームがこのような研究結果を医学誌「European Respiratory Journal」に発表した。 ヨアヒム・ハインリッヒ(Joachim Heinrich)氏率いるチームは、幼児3000人以上を対象に、出生時から6歳になるまでの健康を追跡調査した。血液検査の結果、イヌを飼っている家庭の子どもでは、飼っていない家庭の子どもより、花粉アレルギーや吸入アレルギーになるリスクが低いことが分かった。これらのアレルギーは、ぜんそくや鼻炎、アトピー性皮膚炎を誘発する。 ハインリッヒ氏は、イヌの毛に付着して家に持ち込まれたさまざまな細菌に小さい頃から触れることで、免疫系の成熟が促進されると見て
![犬を飼うと子どもが花粉症やぜんそくにかかりにくくなる、ドイツ研究 : AFPBB News](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8400d69b7c34f968eeaab4ac641e4aca5deeabfa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F2%2F1000x%2Fimg_32c8c8518cddcd4619bdb5a996e6a9e2129471.jpg)