ベラルーシのTulgovichi村で、移動販売車から必要な食糧を買い入れる村人たち。(2006年4月23日撮影)(C)AFP/VIKTOR DRACHEV 【9月23日 AFP】栄養分は減らさず摂取するカロリーだけを大幅に減らすと、ヒトに限らず、イースト菌も、ネズミも、サルも、長生きするのはなぜか―、その謎が解き明かされたとハーバード大学医学部(Harvard Medical School)のデービド・シンクレア(David Sinclair)教授の研究チームが20日、医学雑誌「Cell」に発表した。 研究によれば、食餌制限と長寿に相関関係があるのは、「摂取カロリーが減る」というストレスに分子レベルの反応がおこり、これにより重要な細胞機能が維持され、身体が加齢に伴う病気に抗するのを助けるからだという。 人体の細胞を用いた実験によって、人間の細胞に必要な栄養分は確保した上で摂取カロリーを減ら
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