ブックマーク / epikt.hatenadiary.org (14)

  • 老後の趣味としてのTRPG - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●定年退職した両親と話をしていると、父が再就職した職場が来年春で契約が切れるので、また新しい仕事を探したいと言いました。母もそれまでの職場の嘱託として働いていますが、学生の頃からの友人とまだつながりがあり、ようやくみんな定年になったのでこれからはいっしょに遊びに行こう、ということになってるのだそうです。考えてみれば父にはそういう友人がいません。そういえば祖父も友人がおらず、祖母が死んでからは実に暇そうでした。男はそうなるんでしょうか。 ●俺は老後の趣味としてTRPGをできるだろうか、と考えてみるのは面白いかもしれません(もっとも俺らの世代には年金も貯金もなく、死ぬまで働き続ける、もしくは若いうちに過労死するので老後など無いという考えもあります)。モノポリーをたしなむ老人、はなんとなくアリな気がしますがTRPGはどうか。

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  • TRPGのシナリオ作成 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●ウォーハンマーのシナリオを作っていてだいたいの骨組みはできたのですが、シナリオを添削してくれるサービスがあればいいのになと思いました。シナリオに穴が無いか、運用でやばそうな点がないか、PLが詰まりそうな箇所が無いかを他の人にチェックしてもらえれば助かりますよね。PLが見てるかもしれないからネットで公開して聞いてみることもできませんし。

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  • クトゥグア - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●前にクトゥグアで話を作れないか考えたことがあります。 ●クトゥグアはダーレスが持ち込んだという地水火風のエレメント設定での火の神性です。影が薄く、登場作品はダーレスの「闇に棲みつくもの」しか知りません。ニャルラトテップと敵対する存在で、匹敵する力を持ちます(たぶん)。生ける火の存在といわれ、巨大な火のかたまりとして顕現し、似たような火の生命体でもっと小さい火を大量に引き連れています。 ●しかし、どうもエレメント設定を持ち込んだときに空席だった火の枠を埋めるためだけに考案された神だという気がします。名前もクトゥフル(Cthulhu)+ツァトゥグア(Cthugha)でクトゥグア(Tsathoggua)なんじゃないの? ●エネルギー生命体? というのが俺のツボでクトゥグア中心の話を考えてみましたが、うまくいきません。この人、燃えるだけなんですね。地球に出現すれば周囲が燃えます。たしかに困った神

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  • モラルの問題 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●プレイヤーやゲーマーとしてのモラルという話ではなくて、ゲーム内でのPCのモラルについて。 ●2chのウォーハンマー(TRPG)スレで「混沌の手先をあぶりだすために難民キャンプに火を放った」PCの行為が話題にあがってました。そのPCはエンパイア外のキャリア(キスレヴ蛮人とノーシャ狂戦士)で、そういうキャラには〈常識:エンパイア〉のスキルは不要ではないか、というPLの主張があり、それをどう考えたらいいのか、が題でした。 ●スレはその行為が許容されるかどうか議論する流れになりましたが、難しいところだと思います。ウォーハンマーの世界では正義や愛があまり力を持たないのも事実です。なぜPCだけが道徳的でなければならないのかと考えるのも当然ですし、ゲーム内くらい自由でいいじゃないかという意見もあると思います。なんといってもウォーハンマーですから。 ●ウォーハンマーにかぎらず、TRPGではPL間でモラ

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  • 卓の人間関係 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●前から考えてるんですが、あまり言われてるのを聞いたことがないので。 ●人間が集まると話の中心になる人っていますよね。押しが強かったり、陽気だったり、好かれやすかったりする花があるタイプ。リーダータイプと言えるかもしれません。外から持ち込まれる関係のこともありますが(先輩、後輩とか)、そういう人が主導権を握る形になります。 ●TRPGで卓につく人間の間でもそういう関係は発生しますよね。中心人物がいるとその人を軸に進行すれば盛り上がるし、話に筋が通り、展開をまとめやすくて楽です。もちろんTRPGの上手さとそういう資質は別のものなので、勢いのある人に悪い方向へ引っ張られてゲームが滅茶苦茶になった、ということもありえます。その点は注意ですね。GMへのアドバイスとして声の大きい人にばかりスポットがあたらないように、他の人にも発言させるように気を配れと書いてあることもあります。 ●逆に主導権をゆずる

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  • 呪鍛 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ● zeb さんから呪鍛についてのコメントをいただきました。グローランサの設定はルールや資料によって異なってしまうので、以下は日語版の「ヒーローウォーズ」と未訳サプリ「Thunder Rebels」「Storm Tribe」をベースにした話です。 ●物品に魔力を与えることを呪付といい、特にそれが鉱物の場合を呪鍛(Enchant)と呼ぶようです。説明ではそれほど硬くない金属でも呪鍛をほどこせば青銅と同じ硬さになる、とのことでそれ以上ではありません。やはり鉄には負けるんじゃないでしょうか。青銅はグローランサではもっとも一般的な金属だそうです。 ●さらに呪鍛すればその鉱物特有の性質が引き出されます。例えば青銅(Hu鉱)を呪鍛すれば、術のかかっていない武器には影響を受けない生物を傷つけられるようになります。銅(Ca鉱)で作られた防具を呪鍛すれば、防具の等級が+2されます。青銅は大気のルーンと関係

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  • シナリオ作成 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●今度するゲームのシナリオを考えてます。毎回しんどくて、そのたびに思うのですが、シナリオ作成というのは誰かに相談できるものではないですね。特にネットだとプレイヤーが見てるかもしれないというのがあるのですが、じゃあ電話して友達相談しようか、というものでもない。そうする人もいるのかもしれませんが。 ●自分が相談されたとしてどのくらい親身になれるか自信がありません。むしろ相談には乗らずにPLとして参加させろと言うかもしれません。それにシナリオを人に作ってもらったとしても、そのシナリオで当日GMをするのは自分なので、結局100%自分のものにしておかないとマスタリングできません。他の人の意見は参考にはなるけど、仕上げは自分でしなければならんのですね。

    シナリオ作成 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
    accelerator
    accelerator 2009/03/30
    シナリオ作成は人に相談できないという話
  • ラヴクラフトの幻夢境 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●クトゥルフ神話TRPGのサプリ「ラヴクラフトの幻夢境(ドリームランド)」が出てました。 ●この表紙…? …夜鬼っスよね? ナイト・ゴーントっスよね? 媚びやがって! いや、媚び方がおかしい。そもそも性別あったのか。ジャンル的にはバブルヘッドナースの系列ですね。カバーイラストはノッツオという人らしい。覚えたからな。あと8ページで出迎えてくれる妙にマッチョなナシュトとカマン=ターの両神官にも注目だ。こっちは外人絵師の絵だろうか。 その頭の形、やべぇ! 自制ってものがないのか!(夢の中だけに) ●内容はクトゥルフ神話のもう1つの世界、ラヴクラフトが創造した夢の領域ドリームランドでプレイするための資料です。ドリームランドで使う特殊ルールやPCの作成法、都市や民族、棲んでる生物、神性の解説など。NPCにはあの将軍も。なんとシナリオが6もついてます。おかしげな話が読みたい人にはおすすめですが、4

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  • ルールブックのイラスト - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●クトゥルフモンスターの正確な形状なんて人間には把握できない、というのは正しいと思いますが、TRPGのルールブックのイラストがそれではいかんです。GMをするときにイメージできてないものは動かせません(すくなくとも俺は)。モンスターの説明の項目にはちゃんとイラストがあるべきです。曖昧な言葉で説明されることの多いクトゥルフモンスターならなおさら。 ●そいつが歩くのか走るのか転がるのか飛ぶのか、ガラスを透過するのか、やぶって入ってくるのか、柔術で投げとばせる相手なのか外見で見当をつけられます。俺が優れてると思うのは1993年度の「クトゥルフの呼び声(改訂版)」のルールブックです。A4版ということですが(それより小さいのでは)、余白が大きく、余計な飾りがなくて見やすいです。モンスターの項目には小さいですが線画のイラストが添えられており、なにより平易でわかりやすいです(クリーチャーサプリの「マレウス

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  • リルドラケン - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●技能の話はまだありますが(尻尾を振りまわす《テイルスイング》がすごいらしい)、リルドラケンがどんな種族なのかという設定が気になったので。なんせ他の異種族とくらべても変り種です。 ●リルドラケンは立って歩く小型のドラゴンという外見で翼を持ちます。身長は低い者でも2mあります。1日1分の飛行は剣の加護(神の恩寵みたいなもの)によるので、翼は飛行能力を持ちません。体には鱗がはえており、それだけで1点の防護点があります。太い尻尾は攻撃に使うこともできます。これでブレス攻撃(炎の息)も使えれば完璧ですが、それでは強すぎるんでしょうね。 ●SW2.0は初心者にも間口を広くという方針のようで、リルドラケンが竜人だからといって日常的な生態では人間と変わりありません。例えばファイティング・ファンタジーの世界アランシアに棲むトカゲ兵は、変温動物の性質のために熱帯を離れることができず、彼らの王国が人間の世界に

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  • 攻撃が命中する確率 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●SW2.0を初めてやったときにやたら攻撃の当たらない敵が出て、命中力が重要であると叩き込まれました。SW2.0では「PCの命中力+6面体サイコロ2個の出目の合計(以下、2D6)」が敵の回避力をこえれば(同値ではダメ)命中します。つまり2D6で「敵の回避力とPCの命中力の差」+1が出ればいい。ただし1のゾロ目だと絶対にはずれ、6のゾロ目だと絶対に当たるルールです。 ●サイコロ2個ふった場合の出目の確率はこうです。たしかそう習いました。 出目の合計 確率 12 3% 11 6% 10 8% 9 11% 8 14% 7 17% 6 14% 5 11% 4 8% 3 6% 2 3% 合計が101%になるのは愛嬌です。2D6の期待値は7だそうですが、7が出る確率は17%しかない。もし7以上が出る確率を求めるには、12が出る確率+11が出る確率…+7が出る確率と足していけばよい。 ●敵の回避力とこち

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  • 空想癖 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●いくつかのブログでこういう話題が出てました。 TRPGオタが非オタの奥さんにTRPG世界を軽く紹介するための10:実践編 - まりおんのらんだむと〜く+ 俺はTRPGに興味を持った人にはWoDのVampireがいいんじゃないかと考えてるんですが。いやそれ以上に、理解できないパートナーの趣味は互いに放っておくのが大人の優しさだと考えるのですが、それはおいておいて。 ●ある程度の年齢になるまでTRPGに引っかからなかった人は、向いてないと思います。身も蓋もありませんけど。素質を秘めながら機会がなかった、という人はそれほどいないでしょう。 ●どういう人なら向いてるのかはいろいろありますが、向いてない人ははっきりしてます。TRPGは仮定の上に仮定の話を進めていくものなので、その種の仮定の話を楽しめない人、まったく現実的な頭脳をしてる人は向いてません。そして問題となっている非オタの女性はまずそう

    空想癖 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
    accelerator
    accelerator 2008/08/07
    TRPGオタが非オタの奥さんにTRPG世界を軽く紹介するための10本
  • リドル - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●SW2.0のGMをする予定があってシナリオを作るために、参考にしようと棚から「ベア・ダンジョン」「タンタロンの立方体」を引っ張り出してきました。もちろんソード・ワールド2.0シナリオ集も買ってますよ、ご心配なく。 ●並べて読んで気がついたのですが、リドルって廃れました? リドルというのは謎かけです。大きい意味での謎解き(ダンジョンの仕掛けを動かすとか)ではなくて、なぞなぞそのものです。T&Tの「ベア・ダンジョン」にもAFFの「タンタロン〜」にも当然のようにリドルがあるんですが、2.0のにはありません。 ●PCの知力に関係なく、PLの頭が試される上に解けないとそこでゲームが詰まることが多く、たしかにトラブル発生要因ではありましたが。これもTRPGの角がとれていくなかで失われたものなのかな。

  • TRPGと物語 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●この辺を読んで思ったこと。 なんのドラマもないものをRPGと言ってよいものか?−自由がドラマを殺す− - Try to Star -星に挑め! ルーンウォーズにおけるストーリーの因果 - まりおんのらんだむと〜く+ ●自由がドラマを殺すんじゃなくて、目標が無いとゲームにならない、のではないかな。TRPGの面白みは挑戦と征服(男根的な表現でよろしくないなら克服)にもあると思うのですよ。箱庭型と言われるものがつまらなく思えるとしたら、その目標が明確でない、とか目標がはっきりするまで時間がかかってしまうからではないでしょうか。目標が与えられれば、それを達成するために動きますよね。そのときにPLを一番束縛するのはキャラクターだと思うのです。 ●キャラクターにできないことはゲーム中はできない。自由度ってのはそれを厳密にとるか、ゆるくとるかという差だけじゃないでしょうか。各キャラクターごとにできるこ

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