先のエントリに興味深いコメントをいくつか頂いているので、その辺への反応のつもりで少し。 「漠然とダイス振るだけのRPG」という状態は勿論、あらゆるシステムで回避可能である。ただしそれがシステムによるものではなく運用によるものである、という点が問題。 中にはその辺の解消策がシステムに組み込まれたものがあることは知っている。経験値消費で目標値を修正するメックウォリアーとかカルマでダイス数を変えるシャドウランとか。変わり種では、航行中のトラブルに対し「出港前に備えておく」ことで稼いだポイントを消費して対処するクレギオン(辺境アレイダ)なんて例も。 一回性の消費リソースで場をコントロールする方向性は間違っていないと思う。ただ、与える(もしくは予め規定されている)リソース量と想定するシナリオ中の消費量バランスを取るのはゲームマスターに一任されてしまうのが悩ましいところ。 後半は直截的には関係ない、が

ルルブだけ残っていたので購入。 とりあえずFS判定に興味があったので読んで見た。 作業チェックとでもいうのだろうか。 「達成値−難易度（マイナスもあり）」で進行度（＝FS値）が上下し、規定回数内に一定のFS値まで達すればクリア。FS値の進行しだいでイベントおこしたりできる。 軽くて使いやすい。戦闘に向かないキャラでもがんばれる。みんなでワイワイやるにはとても良いシステムだ。

●SW2.0を初めてやったときにやたら攻撃の当たらない敵が出て、命中力が重要であると叩き込まれました。SW2.0では「PCの命中力＋６面体サイコロ２個の出目の合計（以下、2D6）」が敵の回避力をこえれば（同値ではダメ）命中します。つまり2D6で「敵の回避力とPCの命中力の差」＋１が出ればいい。ただし１のゾロ目だと絶対にはずれ、６のゾロ目だと絶対に当たるルールです。 ●サイコロ２個ふった場合の出目の確率はこうです。たしかそう習いました。 出目の合計 確率 12 3% 11 6% 10 8% 9 11% 8 14% 7 17% 6 14% 5 11% 4 8% 3 6% 2 3% 合計が101％になるのは愛嬌です。2D6の期待値は７だそうですが、７が出る確率は17％しかない。もし７以上が出る確率を求めるには、12が出る確率＋11が出る確率…＋７が出る確率と足していけばよい。 ●敵の回避力とこち

神曲奏界ポリフォニカRPG公式サイト 所謂継続判定なのですが、どういう処理になっているかが結構楽しみ。 最近の継続判定としては“ＴＲＳ”が出色の出来なので比較してみたいなと。 ただ、ＳＲＳで出すならALFFシナリオの「アラウンド・ザ・ワールド」に実装してくれていればと思わなくもないような…。

神曲奏界ポリフォニカRPG 基本ルールブック 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫) 作者: 長田崇,F.E.A.R.,みかきみかこ,榊一郎出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2008/08/15メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (18件) を見る神曲奏界ポリフォニカRPG リプレイ 時を越えた子守歌 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫) 作者: 加納正顕,F.E.A.R.,みかきみかこ,榊一郎出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2008/08/15メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 16回この商品を含むブログ (24件) を見るルルブ＆リプレイを購入＆読了。 最初の本屋ではルルブが山積みだったのに対しリプレイが売り切れだったのは意外でした。やはりリプレイを読み物として購入する人が多いのかな*1？

http://d.hatena.ne.jp/xenoth/20080813 これを見て。本筋とは違う話なんですけど、単純にＰＬに総スカンされるようなことがありえるのか、もしされたらどう対処すれば良いか、という話。 -- 全然余談ですが、なんかこう、最近これこれこういう根拠でこんな結論が出たように思いました、というような話を書くとあたかも論考を書いたかのように勘違いをする変な人がいるようで、参ります（笑）。 基本的にここで書いているそういう話っていうのは僕の脳内の思考をトレースしてそのまま書いてるだけで、そもそもそれぞれの根拠が信憑性が怪しいとか、思考がすっ飛んでいて、何でその論拠でそんな結論になるのかが読んだだけでは判らないものがあると思われます。 というわけなので 「あれこれ論拠らしき示しているのは一般に共感してもらいたいから論拠を示している」 というのは大いなる誤認であり、 「これこれ