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Scienceとslashdotに関するadramineのブックマーク (151)

  • ダイヤモンドを超える弾性の物質 | スラド

    New Scientist記事より。ワシントン州立大学のT. Jaglinski、ドイツ・ルール大学ボーフム校のD. Kochmann、ウィスコンシン大学マディソン校のD. StoneとR. S. Lakesから成る研究者グループは、融解させた錫にBaTiO3 セラミックスを分散させて冷却することで金属基複合材料を作り、そのヤング率を測定した。 さまざまな温度条件下での測定を行い、58度から59度ではダイヤモンドを超える弾性係数が測定された。10倍近い数値となることもあったという。 チタン酸バリウムは錫のマトリックスの中で、体積変化を起こす結晶構造の変化を伴う転移の途中の状態にあり、それによりひずみエネルギーが吸収されることでこのような高い弾性を示すのだそうだ。 この研究成果はScience誌 Vol.315に掲載された

  • てんぷら油仕様のランクルがパリダカ完走を達成 | スラド

    Carviewニュースによれば、横浜ゴムの支援によりダカールラリー2007に参戦していた、天ぷら油を精製したバイオ燃料によって走るトヨタ「ランドクルーザー100」は、片山右京氏の運転で21日、セネガルのダカールにゴールした。 同車は環境問題を訴えることを目的に 大阪産業大学、大阪トヨペット株式会社、株式会社レボインターナショナル、チーム右京の4組織が中心となって立ち上げた「OSUパリダカ参戦プロジェクト」のマシン。 2007年~2009年までのパリダカ参戦を計画しており、初年度となる07年は、全ステージ完走(約7,900km)を目標としていたもの。なお、 ダカールラリー2007の参戦車両は189台(四輪)で、そのうち109台が完走した。バイオ燃料で走るランドクルーザー100の順位(暫定)は68位。市販車改造ディーゼルカークラスで19位だったようだ。 レース活動を通じて燃料としての性能も高い

  • 米が宇宙の巨大鏡を打ち上げ | スラド

    産経WEBの記事や英ガーディアンの記事 によると、米国政府は「宇宙空間に浮かべた鏡で太陽光線を反射する」という温暖化対策の研究を、今春に出される国連の報告書に盛り込むよう提案するらしい。 試算では、太陽光線の1%も反射すれば産業革命以来出してきた温室効果ガスの効果を十分相殺するという。 現在は理論的なものでしかないらしいく、具体的な実現方法や予算などにはふれられていないようだが、アレゲな使用方法を思いついた諸氏も多いだろう。

  • 中国の人工衛星攻撃実験による巨大な「破片の雲」 | スラド

    中国の弾道ミサイルによる人工衛星破壊実験を受けて、米政府当局者らは22日、宇宙空間に破壊された衛星の破片によるスペースデブリ(宇宙ごみ)が大規模な「雲」を形成しており、各国の衛星のほか、国際宇宙ステーションにも衝突する恐れがあると警告した。 とのこと。スペースデブリについては「プラネテス」で警告されているが、それがまさに現実のことになろうとしているようだ。中国の宇宙関連の技術者にはその辺の知識がないものなのか、軍人の意向には逆らえないのかよくわからないがこの先の展開が注目される。当たる可能性があるとして、それはどれぐらいの率なのだろう…。 元はロイターの記事。この記事中でGeoEyeやDigitalGlobe は、所有する衛星に差し迫った危険はないという談話を載せている。また、共同通信の記事中で専門家と書かれている人物の所属しているCenter For Defence Informatio

  • LUNAR-A 計画、見直しへ | スラド

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月探査衛星 LUNAR-A が計画そのものから全面的に見直される模様(asahi.com の記事、MSN毎日インタラクティブの記事、1/10付けJAXAプレスリリース)。 LUNAR-A は、月震計や熱流量計が組み込まれた槍形の観測装置「ペネトレータ」を、月を周回する衛星から発射して月面に打ち込み内部構造を探査する計画である。そもそもLUNAR-Aミッションホームページが置かれている URL からも解る様に、当初は旧・宇宙科学研究所のプロジェクトで、1995年に M-V ロケット 2号機で打ち上げられる予定だった。しかしペネトレータの開発が難航した為に打ち上げが 6回延期。開発に漸く目処が付いたものの、1996年度に完成していた探査機自体が劣化していたり、そもそも打ち上げに使う筈だった M-V ロケットが廃止されたりするなど、状況も変化している。 なお、1

  • 人工衛星になったデジカメ | スラド

    テクノバーンの記事によると、昨年12月に打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー」の宇宙飛行士がカメラ(コダック「DCS 760」)を宇宙に置き忘れたようだ。ビデオに飛び去っていく模様が(^^;

  • マイナス等級の彗星が太陽の近くに出現 | スラド

    ストーリー by yosuke 2007年01月10日 12時08分 ヘール・ボップ彗星以来のチャンス? 部門より 家記事より。2006年8月にR. H. McNaught氏によって発見されたマックノート彗星(C/2006 P1)が、年に入りマイナス等級にまで輝きを増しているようです(AstroArts天文ニュースの記事、および東京から見たおおまかな位置)。 残念ながら太陽に近いため、日没直後もしくは日の出直前のわずかな時間以外の観測は困難のようですが、条件が良ければ肉眼でも見えるかもしれないとのこと。また、13から15日ごろに太陽観測衛星SOHOカメラの視野内を通過するため、インターネットで公開されているリアルタイム画像でも確認可能になるそうです。 なお、観測にあたっては太陽を直視して目を傷めないようご注意ください。

  • 暗黒物質の「地図」が発表される | スラド

    河北新報の記事に依ると、日米欧の研究グループがハッブル宇宙望遠鏡での観測結果を分析し、直接観測出来ない暗黒物質(ダークマター)の「地図」を作成した事をイギリスの科学誌ネイチャー電子版に発表した。 参考:発表の概要 ハッブルで六分儀座の方向に存在する銀河、約 50万個を 2年間・通算約 350時間に渡り観測して、重力レンズ効果を含めて暗黒物質の分布と質量を算出したもの。 さて、地図が出来て宇宙は狭くなったのか広くなったのか(笑)

  • タイタンに液体の湖 | スラド

    家の記事にもなっているが、NASAのジェット推進研究所が、探査機カッシーニが昨年7月22日に合成開口レーダーで観測したデータの映像を公開した。色は着色したものだが、水色の部分がメタンであり、湖のようになっている。こうやって見ると、カナダあたりの地形に見えてしまう。

  • 国立天文台の「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーン2006 | スラド

    国立天文台では、今年もこの時期に活動が大きくなるふたご座流星群を観測する「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーンを行ないます。 キャンペーンの対象となるのは今夜(13日)と明日の夜(14日)で、月の出が24時以降となっている事から 20〜24時の間に 15分ほど夜空を観察して、その間に何個の流星が見れたかを報告ページ゙から報告してもらうものです。なお、流星群は 14日の15〜17時に極大となる予想がされていますが、ここ数日は観る事が出来ます。 ただ、天気がね…。

  • NASA、2024年までに月の極に有人基地建設へ | スラド

    National Geographics他の記事によると、NASAは月面に恒久的有人基地を建設し、2024年にはスタッフを常駐させる計画を発表した。建設地点は、温度変化が穏やかで常時発電のための太陽光が得られる月の極に置く計画だという。この月探検計画のテーマとしてNASAは国際協力や火星への更なる探検への前哨等6つのテーマを掲げている。しかしながら、第一のテーマとして「Human Civilization」を挙げ宣伝用の「Why The Moon?」ポスター(PDF)にも、ツィオルコフスキーの「地球は人類の揺り籠だが、我々が永遠に揺り籠に留まることは無いであろう」を引用しているのが、なんともフロンティア精神の国アメリカらしく思われる。

  • レーザーガイド補償光学装置によるファーストライト成功 | スラド

    読売新聞の記事によれば、国立天文台は、すばる望遠鏡の解像度を最大10倍に高める新システムを搭載して試験観測を行なったと発表した(プレス・リリース)。 同天文台と理化学研究所の研究チームは、高度90km付近を浮遊するナトリウム原子にレーザーを照射し星のように発光させる装置を開発して望遠鏡に設置。この光を指標に大気の揺らぎを連続的に検出し、乱れた光を188個の駆動素子のついた鏡で補正することで、より鮮明な画像が得られるようになった。これまで明るいガイド星がそばにないため補償光学系を用いた観測ができない領域も多かったが、この人工星を使うことによって全天の半分以上の天域で補償光学を利用した観測が可能になるという。 新しい技術が開発されたことによってさまざまな新しい発見が続くことに期待したいです。

  • ヒトの遺伝子の約3,000個にコピー数の個人差 | スラド

    毎日新聞の記事によれば、東京大学 先端科学技術研究センター(RCAST)の 油谷浩幸教授らを含む国際チームが、HapMapプロジェクトにある日人を含む270人分の検体について調べたところ、ヒトゲノム全体の約12%にあたる領域でそのコピー数に個人差があることが判明した(東大 RCAST システム生物医学ラボラトリーのプレス・リリース, Nature Newsの記事)。この領域には、2,909個の遺伝子が含まれているとのこと。 通常ヒトの細胞には同じ遺伝子が二つあり、父親と母親から1コピーずつ受け継いでいる。しかし個人によっては、来二つある遺伝子が一つしかなかったり、三つ以上ある場合もあることが近年わかっていた。これはコピー数多型(Copy Number Variation: CNV)と呼ばれており、数が多いとHIVに感染しにくい遺伝子やアルツハイマー病を発症しやすい遺伝子なども報告されて

  • 最古参の火星探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー」、ミッション終焉か | スラド

    AstroArtsによれば、 火星探査機の中でも最古参のNASAの火星探査機 マーズ・グローバル・サーベイヤーが11月2日以降通信断絶状態にあり、 ミッション継続は困難と見られているそうだ。 原因究明と復旧に向けた手段が取られているようだが、 最新鋭探査機のマーズ・リコナサンス・オービターによる捜索でも 居場所が確認できていないとのこと。 マーズ・グローバル・サーベイヤーは、1996年11月7日に打ち上げられ、 探査ミッションは1999年4月にはじまり、当初は2年を予定していた探査を 4回も延長し続けていた。この長期にわたる探査により、 24万点にものぼる画像を火星から地球へ届け、大量のデータは 火星の研究だけでなく、後続の探査機にとっても重要なものとなっている。

  • 体臭と皮膚常在菌の酵素との関係が解明される | スラド

    日経プレスリリースの記事によると、ライオン株式会社生物科学研究所は県立広島大学生命環境学部との共同研究で、殺菌しても発生する体臭には皮膚常在菌の産生する酵素が関係していることを解明したと発表した。 殺菌処理後の体臭に着目して研究を行った結果、 殺菌剤で菌を死滅させても発生する体臭が存在すること 体臭を発生させていたのは、菌そのものではなく菌が産生する「酵素」であること 天然植物成分「ローズマリーエキス」「オトギリソウエキス」に殺菌だけでは消せない体臭の発生を抑制する効果があること が分かったと言う。

  • 2006年11月9日に水星の太陽面通過 | スラド

    国立天文台の記事によると、2006年11月9日の早朝に水星の太陽面通過が観察できるとのことです。 前回は2003年5月7日に起こったため約3年半ぶりの現象です。前回も/.Jでも取り上げられました。 AstroArtsの特集ページに各地での見え方が掲載されていますが、太陽面通過が始まった状態で昇ってくる太陽を観察することとなるため、東から南にかけての空が十分に開けていることが必要です。場所は初日の出の観望スポットを参考に探すと良いそうです。 なお、次にこの現象が起こるのは2016年と2019年ですが残念ながらこれは日から見られず、日で再びこの現象を観察するには2032年まで待たなければなりません。 水星の見かけ上の大きさが小さく観察には太陽観察が可能な(重要)望遠鏡等を使用する必要があるため、日などと比べると観察は難しいかも知れませんが、ネット中継や観望会も行われる予定なので、ぜひこの

  • スラッシュドット ジャパン | 日立が「考えるだけでスイッチを切り替える」実験に成功

    Yahoo!ニュースの記事によりますと、日立製作所が脳内の血液量の変化を電圧信号に変えることで、鉄道模型のオン・オフ切り替えを行う「ブレイン・マシン・インターフェース」の実験に成功したとのこと(日立によるニュースリリース)。 被験者の頭皮上から近赤外光を照射し、思考パターンによる血液の流量変化を測定することでこうした動作を実現したそうです。 記事にある脳の一部位「前頭前野」はゲーム脳や脳トレドリル・あるいはDSトレーニング等で散々取り上げられた部分ですが、神経化学系の研究者が開発チームにいたのでしょうか。私がこの記事を読んだ第一印象は頭の上に電球だったのですが、これはすこし違いますでしょうか。 いずれにせよ、運動の困難な人に救いになるだけでもなく、念力みたいでいろいろな想像を掻き立てる現象ですね。

  • スワン彗星が肉眼で観測可能に | スラド

    LARTH曰く、"アストロアーツの天文ニュースによると、スワン彗星(C/2006 M4)がアウトバースト(急激な増光)を起こして4等台になり、肉眼で観測できる明るさになったとのこと。 当初、スワン彗星の明るさは最大で8等級止まりと予想されていましたが、9月の時点で早くも7等台まで増光して話題となっていました。その後、10月には夕方北西の空で見やすい位置へ移動して、6等台になりました。すでに予想を上回る明るさとなっていたスワン彗星は、ここ数日の間にアウトバーストを起こし、肉眼彗星にまでなりました。

  • 木を原料に超強力プラスチック | スラド

    oddmake曰く、"Nanoweek Spotlight記事より、ニューヨーク州立大学のCollege of Environmental Science and Forestry(ESA)はセルロースによって3000倍の強度を持つプラスチックを作り出すことに成功したと発表した。 この研究を行ったWilliam T. Winter教授によると、木材からセルロースのナノ微粒子を取り出し、プラスチックと混ぜることでそのような強度が可能になったとのこと。セルロースは天然素材であるため自然に分解されガラス繊維などと比べて環境面でも優れているという。 教授らは30グラム程のナノ微粒子を加えることで500グラムのプラスチックを一度の操作で作った。次の段階では商用レベルの生産量を可能にするそうだ。"

  • ハワイ島沖地震で「すばる望遠鏡 」 故障 | スラド

    naocha曰く、"読売新聞の記事によれば、国立天文台はハワイ島沖で現地時間15日朝に起きた強い地震の影響で、ハワイ島マウナケア山頂にあるすばる望遠鏡が正確に作動しなくなったことを、20日付で発表した(プレスリリース)。 故障したのは望遠鏡を目的の天体に向けるための駆動部分で、十分な精度が達成できなくなったという。当分の間は運用を中止し、原因調査と修復を行うため、今月中の望遠鏡の一般見学も中止する。" AP通信の記事によると、主鏡や構造物に損傷のあった望遠鏡はなかったものの、他の望遠鏡にも影響が出ている。Canada-France-Hawaii Telescopeでは望遠鏡の向きを検知するエンコーダが壊れ、交換された。Keck望遠鏡もI, IIともキャリブレーションをやり直す必要があるようだ。