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ブックマーク / www.satonao.com (37)

  • www.さとなお.com(さなメモ): 企業SNSの「中の人」はもっともっと評価されるべき

    ボクも選考委員を務めた「やってみはなれ佐治敬三賞」。 記念すべき50周年の今回は、シャープ株式会社のツイッターアカウントの「中の人」に決まりました。 この賞は、その名称通り「やってみなはれ」のチャレンジがあるものしか通らないだけでなく、単体の広告アイデアではなく「クリエイター」を評価する数少ない賞です。 受賞者の山隆博氏(シャープエレクトロニクスマーケティング:シャープツイッターアカウント)がやって来たことは、5年間365日、勇気と工夫をもってヒトと企業をつなぐ、まさに「やってみなはれ」なクリエイティブ・チャレンジでした。 会社が大逆境の中で「個の言葉」で向き合う「勇気」。 毎日ひとりひとりに「@」で返し、つながりと文脈を作っていく「努力」。 社内も含めてたくさんのトラブルがあったであろうに心を折らず続ける「継続」。 企業アカウント同士(「シャープさんとタニタくん」というにもなった)の

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    advblog 2017/03/16
  • www.さとなお.com(さなメモ): 元官房副長官と語るポリティカル・ドラマとしてのシン・ゴジラ

    さて、ちょっといろいろあって間あきすぎちゃったので、さらっとシン・ゴジラについて書いてみる(いまさら感)。 ※ここに辿り着くまでのお話しは前回の「2016年上半期にショックを受けた3つの制作物」をお読みください。 前回書いた「衝撃」以外にも、いろんな切り口でいくらでも書けそうな傑作映画ではあるのだけど、このシン・ゴジラ、ポリティカルドラマとしても優れていることは説明するまでもないと思う。たくさんの評論も書かれているし。 そのたくさんの評論の中に、政治家経験も官僚経験もないボクがいまさら薄い論評をひとつ足してもほとんど意味がない。 ただ、この映画、実は「政治や統治に興味がない人にその仕組みを説明するのに最適な映画なのではないか」とは、観てすぐ思った。 なぜなら、観た人はみなすでにその登場人物たちの名前や肩書きまで細かく覚えていたりして、思い入れも強いからである。彼らの関係性をもう少しくわしく

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    advblog 2016/10/04
  • www.さとなお.com(さなメモ): 広告業界が変化しにくい根本的な理由

    広告マン&ウーマンを相手に「これからの広告コミュニケーション」についての講演をしたとき、こんな質問が40歳くらいの男性から出た。 「おっしゃることを実行するとなると、とても効率が悪い上に手離れも悪くなると思うのですが、それについてはどうお考えですか?」 よくある質問なので、それについてのやり方(精神論も含むw)をご説明さしあげたが、それを聞いてその男性は「わかりました。その通りだと思いますけど、でも、いったい誰がやるんですかね。僕達がやるんですかね」と苦笑した。 その「苦笑」がずっと頭に残っていて、ときおりぼんやり考える。 広告をはじめとしたコミュニケーション領域は、マスメディアからマンメディアへの変化につれて、「生活者との地道なコミュニケーションを毎日じわじわ積み重ねる」という方向にどんどん移行していて、それはとても誠実で丁寧で真摯な手作業が増えていく非効率の世界だったりする。 ただ、大

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    advblog 2013/10/29
  • www.さとなお.com(さなメモ): 「テレビCMでモノが売れた時代って本当にあったんですか?」

    広告宣伝関係者諸君。 いま、ボクは「さとなおオープンラボ」というのをやっていて、有志で集まっていろいろ研究しているのだけど、昨晩のラボ後、まだ社会に出て数年目の女性から質問があったですよ。 「あの、、、テレビCMが効いた時代ってホントにあったんですか?」 「ん?」 「さとなおさんは『情報洪水以前に比べてテレビCMが格段に伝わりにくくなった』っておっしゃいましたが、テレビCMが効いてモノが売れた時代って当にあったんですか? 私、想像つかなくて・・・CM見てモノを買うって当にあり得るんでしょうか?」 ・・・一瞬絶句。 当然のように「CMは元々とても効いていた」という前提で講義を進めてしまっていたけど、そうか、その前提自体が共有できてない世代がもう社会人か・・・ ここまで素直に疑義を呈されると「そういえば効いてた時代ってどんなだったっけ?」と遠い目になる。いまでもやり方と使い方を変えれば効か

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    advblog 2013/07/25
  • www.さとなお.com(さなメモ): 広告とは「アウェイの技術」

    7月より始める「さとなおオープンラボ」に応募していただいた方々の200通近い書類を弊社美女スタッフたちと必死に読み込んでいます。 その中で気になった質問があったので簡単にお答えしようと思います。 その方の質問を一般化するとこんな風。 「佐藤は電通という広告会社を辞め、いまは広告という領域を感じさせない活動をしているようにみえる。震災支援にしてもSNS上の動き方にしても人と人を結ぶ動きをしているように見える。なのになぜ『広告の基礎』からラボを始めるのか。なぜ『広告』なのか。そこがよくわからない。『広告』という概念が古く感じる」 なぜ「広告」か。 なぜ「広告の基礎」から始めて「コミュニケーション・デザイン」や「ソリューション」をラボで考察していくのか。 それは基的に「広告はアウェイの技術」だからです。 つまり、広告とは「その情報に興味がない人にこちらを振り向いてもらい、それを知ってもらう技術

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    advblog 2013/06/07
  • www.さとなお.com(さなメモ): 電通との契約が終了しました & ラボやります

    ご報告が遅れましたが、3月いっぱいで電通との契約期限が切れました。 25年間お世話になった電通から独立したのが2011年3月。 それから2年間、電通とエクスクルーシブ契約(他の広告会社と仕事をしない)を結ばさせていただいていましたが、3月でその期限も切れ、名実共にフリーな立場で活動しております。 つまり、他の広告会社の方々とお仕事できる状態です。 ボクなんかでお役に立てることがありましたら、どしどしご相談くださいませ。 とはいいつつ、ご報告が遅れていたのもわけがあり、実は、現在、自前のサービス・プラットフォームをいくつか開発しております。 つまり、それだけでわりと手一杯になりつつあるので、広告コミュニケーションやコミュニケーション・デザインの仕事などを責任もってきちんとお受けできるかどうかは(仕事量的に)微妙なところなのです。 でも、お話がありましたら、優秀な弊社スタッフや、斉藤徹と協業し

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    advblog 2013/05/16
  • www.さとなお.com(さなメモ): それでもやっぱり広告人は、企業の凋落をもっと「自分ごと」にした方がいいと思う

    前回のブログ「シャープやパナソニックやソニーの凋落を、広告人や広告会社はもっと恥じるべきじゃないかな」がやけに賛否両論の反響を呼んでいるようで、見たことのない「いいね!」数がつきました。意見を直接いただいた当人の感覚では、賛否が6/4くらいな印象です(はてブではずいぶんネガな反応をいただいたようですが)。ありがとうございます。反論も多かったので、ちょっと蛇足かなと思いつつ、書いてみます。 内容的に言うと前回のブログは「業界誌や業界人向けの講演ですべき話」なんだろうと思います。前提を共有した人たちに対して「無茶なのはわかってるけどあえて苦言する」みたいな内容なので。 だから業界人の方々にはある程度の理解はいただけたとは思うのだけど(苦言なので嫌われた可能性はあるがw)、それを一般に広く発信すると、特に業界人以外の方から、反発を含めた様々な感想をいただくのは当たり前かもしれません。狭い業界かつ

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    advblog 2013/03/29
  • www.さとなお.com(さなメモ): シャープやパナソニックやソニーの凋落を、広告人や広告会社はもっと恥じるべきじゃないかな

    最近、広告人と話すとき、「シャープやパナソニックやソニーの凋落をどう思うか」と話題を振ってみることがある。 そして少し絶望的な気分になる。 誰もそのことを恥じていないからだ。 少なくともボクが話した人たちはピンと来ていなかったし、積極的に恥を感じている人に会ったことはない。 「おかげで広告の売り上げが下がったよ」と嘆く人が多いし、客観的に(他人事みたいに)各社の戦略ミスや製品の開発姿勢などを批判する人すらいる。 まぁわかるんだけど。 でもさ、もっと恥じようよ。 広告人、もしくは広告会社は、シャープやパナソニックやソニーの凋落を恥じるべきだし、そのことをもっと反省してやり方を変え、違う姿勢でクライアントに向き合っていかないといけないとボクは思う。 シャープやパナソニックやソニーがこれまでどれだけ広告費を使ってくれたか。 そして我々広告人や広告会社は、商品広告のみならず、イメージ広告やブランド

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    advblog 2013/03/25
  • www.さとなお.com(さなメモ): 戦後最低の投票率に戦慄した

    昨日の衆院選。 自公勝利はある程度予想した。 ボクは「Yahoo!Japan 政治ポジションテスト」によると「リベラルかつ小さな政府」。 心情的には民主党に近い上に、民主党には知り合いも多く、彼ら(少なくともボクの知っている数人)が日々いかに必死に動いていたかよく知っているのでいろいろ残念な部分もある。ショボかった部分も多かったが、長年のツケを払いつつ、民主だから進められた改革も確かにあったからだ。 が、だからといって別に全面支持でもなく、政策によっては自民党案も考えが近いものもあるし親しい人もいる。そういう意味で、今後も是是非非で考えていきたいと思っている。 けど、それにしても、これだけの「圧勝」はまずいと思う。 衆院の2/3を上回ってしまった圧勝だと、理論上は自由に進められるからである(参院で否決されても衆院で再可決できる)。 この状況で、自民党の憲法改正案は怖すぎる(たとえばこのサイ

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    advblog 2012/12/17
  • 選挙前に見ておきたいサイト7選 - www.さとなお.com(さなメモ)

    12年12月12日というゾロ目な今日、選挙まであと4日になりました。 今日は、選挙前に見ておきたいサイトを7つご紹介しておきます。 この順番に7つ見ていくとアタマがかなり整理されまっせ。 【自分の考えと一番近い政党はどこかがわかるサイト 3選】 ○日政治.comの「投票マッチング」 ○毎日新聞の「えらぼーと」 ○日版 ボートマッチ 3つとも20問程度の設問に答えていくと「あなたの考えに近い政策を掲げる政党」がわかります。 どうです? 意外な結果が出た方も多いかもしれません。 もちろん、いい政策を掲げても実行できなければ意味がないのだけど、何を主張しているか知らないと何も始まりません。「民主がダメだったから次は自民」とか、なんとなく投票するには “重要すぎる” 選挙です。まずは自分と近い政党を知るところから。 この3つのサイト、政策マッチングとしても秀逸だけど、「自分のアタマを整理する」

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    advblog 2012/12/12
  • www.さとなお.com(さなメモ): 口蹄疫からたったの2年余り。宮崎牛、日本一おめでとう!

    おお、そうだ。数日前のNHKニュースで長めの特集をやっているのを見て「おめでとうを伝えないと!」と思っていたことがあったんだった。 宮崎牛、日一連覇、おめでとう! 5年に一度行われる和牛のオリンピック「第10回全国和牛能力共進会」で、宮崎牛が9部門中5部門でトップを獲得し、種牛で内閣総理大臣賞をもらったのである。前回2007年の鳥取大会に続き連続の日一である。 宮崎は知り合いも多く、彼らの喜ぶ顔が目に浮かぶが、それよりもなによりも、客観的に見てすごくないか? あの「口蹄疫」からまだ2年余りしか経っていないのである。 宮崎牛のエース級種牛がたった5頭しか残らないくらいの被害を受けた2010年の口蹄疫。約30万頭の家畜が殺処分され、畜産再開を断念する農家も多かったと聞く。そのくらいの大打撃。そこからの、ほぼゼロからの出発で、強敵だらけの中、堂々の日一である。 おめでとうおめでとうおめでと

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    advblog 2012/11/07
  • www.さとなお.com(さなメモ): たとえ血が流されたとしても、ボクたちはまず落ち着こう

    今日9月18日は、満州事変につながる柳条湖事件が起こった日で、中国にとっては特別な日だそうだ。折しも反日デモは(一部暴徒であるとはいえ)激化し、尖閣諸島には1000隻もの中国漁船が押し寄せようとしている。 今日、どちらかの不注意もしくは故意で、不幸にもどちらかの国民の血が流されてしまうかもしれない。 もしくは、愛国心に燃えた誰かが相手方の要人を殺傷してしまうかもしれない。中国だけでなく、日にもその可能性がある。国民みんなが激昂して騒げば、その勢いに乗って、日人にそういう輩が出てこないとも限らない。 そうなれば完全に「有事」だ。一触即発の事態となる。 だから、ボクたちは、落ち着こう。 興奮せず、激昂せず、理性的に受け止めよう。 過去の戦争の多くは、ひょんなことから始まっている。 小さな事件が発端で、悪感情に火がつき、国やメディアに煽られ、いつの間にか民意が激昂し、一気に戦争に発展したりす

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    advblog 2012/09/18
  • www.さとなお.com(さなメモ): 生活者は企業と"対話"なんかしたくない

    先週末は関西で講演だった@Web広告研究会関西セミナー 高校(駒場東邦)の同期3人が同じような領域を扱っていることに大和ハウス工業の大島茂室長がたまたま気づいてくださり、博報堂関西の木藤正裕くんと、ループスの斉藤徹くん、そしてボクの3人での鼎談(正確にいうと、ワコールの大藪範子さんをモデレーターにした座談)の講演会があったのである。 高校時代には想像もつかなかった同期座談会。 卒業32年での思わぬ邂逅。人生、何がどうなるかわからないねぇ。 最初にまず木藤くんが「企業がソーシャルと対話できる組織設計」という表題で30分の単独講演をやり、そこに我々2人が加わって1時間強の座談という枠組み。140人くらいのお客さんが集まってくれた。同期のうだうだ話なんかに来ていただきありがとうございました。 木藤くんの講演テーマは「企業と生活者の対話」だったので、座談はその辺の話題から。 で、ボクはちょっと違う

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    advblog 2012/07/09
  • www.さとなお.com(さなメモ): ソーシャル・ウンコ

    いやさ、昔、谷村新司の「セイヤング」っていう深夜放送があってね、ボクが中学時代だから、もう35年くらい前かなぁ、そこでね、「百恵ちゃんと同じウンコをしよう!」ってコーナーがあってさ。 これ、「明星」だったか「平凡」だったかに「百恵ちゃんの今週の献立」みたいな小さなコーナーがあって、その週に彼女がべたメニューが簡単に載っていたわけ。朝昼晩。目玉焼きとトースト、とか、カレーライスとヨーグルト、とか、アジの塩焼きとご飯、みたいに。 で、彼女と同じメニューを同じ順番で毎日べ続ければ、憧れの彼女と同じウンコが出るはず! っていう素晴らしくおバカな企画でさー! いや、マジ、企画者すごいなと。 うん、そりゃ厳密には違うだろうよ。まったく同じ料理じゃないんだから。でも、可能性高いじゃん? だいたい同じ構成のウンコが出るかもじゃん? 同じような匂いだってするかもじゃん? というかこれってさー、とってもソ

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    advblog 2012/01/27
    なんのことかと。
  • www.さとなお.com(さなメモ): 高校の「情報」の教科書がすごい件

    ムスメが学期末試験真っ直中で一夜漬けの日々を送っている。 彼女はリビングで勉強したがるので何やっているのかわかっちゃうのだが、その中で気になることをやっていた。「フォトショの拡張子は…」とか声を出して暗記しているのだ。そして「お父さん、AVIファイルってデータ量が大きいんだっけ?」とか訊いてくる。 なんだなんだ? そしたら「情報A」とかいう科目と試験があるらしい。ほぉ。そういえばそんなこと言っていたな。ちょい見せてw 教科書を見せてもらって驚いた。 いやぁ、なるほど。いまどきの高校生ってこういうの体系的に教えてもらっているのね。 メディアの概念や記録メディアの変遷から入り、「メディア・リテラシー」とか「ディスクロージャー」とかいうキーワードを習い、「フィッシング」とか「クッキー」とか「アクセスログ」とかがいきなり冒頭で出てくる。この時点でついていけない大人とか普通にいそうだw ネットの仕組

  • www.さとなお.com(さなメモ): 佐々木俊尚著「キュレーションの時代」

    佐々木俊尚著「キュレーションの時代」を読んだ。 実は先月中旬に読了していたのだが、「あー、こんなに同じようなことを書かれてしまったのなら、ちょっと執筆中のの内容を変えていく必要があるかもなぁ」とかボンヤリ考えているうちに時間が経ってしまった(ついでに出版時期も延びてしまったw)。 実際、ボクが「明日の広告」の次ので書こうと思っていたこととずいぶんとかぶる部分がある。 ボクのはこんなに高尚じゃないし、より実践的に書こうと思っているし、広告とか既存メディアについての視点も違うので、結局内容は変更しないことにしたけど、まぁでも時代の変化の捉え方はこのと大きくは変わらない。 会社のサトナオ・オープン・ラボで一緒に研究をしている京井くんの「ロングエンゲージメント」は、一緒に研究しているだけあってボクと考え方がほぼ一緒なのだけど、彼もこのを読んで「前半は、僕の『ロングエンゲージメント』とほ

  • www.さとなお.com(さなメモ): 自分と似た部分を探す作業

    八戸レビュウの話の続き。 翌日は「梅佳代とのトークショー」番の日であった。梅佳代さん、と「さん」をつけるとなんか感じが出ないので、急に呼びつけw まぁ梅佳代については、名作「NHK 視点論点」を見ていただくのが早い。 以前も「話せることと伝わることは別もの」という記事で書いたが、人に「伝わる」ために、どれだけ「自分が全面に出るか」(前面ではなく全面)が大切かが、この抱腹絶倒かつ放送事故一秒前の映像を見ればすぐわかる。 実は文章講座のときも、このビデオをみんなに見せた。 文章を書くことに馴れていない人は、いざ発表する文を書くとなると、みんな文章を飾り立てたがる。平たく言えば「格好をつける」。でもそれでは実は何も伝わらない。「当の自分」がどこかに隠れて、借り物のニセの自分になってしまい、読む側にそれがわかっちゃうからである。そのことを知ってもらうために見せた。素でいいのだ、ということ。そし

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    advblog 2011/03/01
  • www.さとなお.com(さなメモ): 企画発想の順序という「型」

    一昨日と昨日の記事の続き。 広告なんかに特に「型」はないと思うが、ボクは講義などで教えるときにあえて「型」を要求する。 それは「企画発想の順序」である。黒帯になるまではこの順序で考えろ、と「型」にはめる。 1.伝えるべき相手(伝えてもらいたがっている相手)は誰かを知る。 2.その相手が触れているメディアは何かを知る。 3.アイデア・表現を考える。 1が実は一番難しい。 こちらが一方的に決めた「伝えたい相手」(ターゲット)ではない。伝えるべき相手。もしくは潜在的に伝えてもらいたがっている相手である。調査・分析も必要だし、自分でもとことん考えなければいけない。ここで一歩目を間違えるとすべてを間違える。でもこの一歩目をおろそかにするプランナーが非常に多い。伝えるべき相手を知らずにはアイデアも表現も作れない。相手が誰かも知らずにどうやってラブレターを書くというのか。 2は「その相手と接触する方法」

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    advblog 2011/02/14
  • www.さとなお.com(さなメモ): 新・生活者消費行動モデル概念『SIPS』について

    もう一週間前のことになるが、「新・生活者消費行動モデル概念SIPS」を電通「サトナオ・オープン・ラボ」からのリリースとして出した(リリースPDF) これは、このさなメモで去年の9月21日に書いた「AIDMA → AISAS の次は、『SIPS』かな」を元に、電通のサトナオ・オープン・ラボで考察を深めたものである。 前日(1/30)には日経済新聞にも取り上げられたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれない。 去年の9月にここで記事を読んでくださった方には「なにをいまさら」だったかもしれないが、まぁ会社のリリースとなると個人のブログとは違い、いろんな考察が必要となる。9月から4ヶ月、ようやくまとまった感じである。 サトナオ・オープン・ラボって何やってるの?ってご質問をたまにいただくが、会社の中の有志が集まってソーシャルメディアを中心に次世代のコミュニケーションを研究しているユニットである。まぁ

  • www.さとなお.com(さなメモ): 自分が完璧でないように相手も完璧でない的感覚

    昨晩は Ustream に出演。 「Looops. TV」の開局第一回目の放送で、玉置沙由里さんをキャスターに、斉藤徹くんと対談した(第一回目のゲストに呼んでくださり光栄でした)。ソーシャルメディア全般、そしてSIPSの話などゆるゆると(ここで見られます)。 ボクは基的に「文章の人」で、文章にしっかり定着させたものを相手の心に届けたいタイプ。だから動画系の「その場のノリで語ったもの」が広く配信されるのがどうにも居心地悪い(その良さはわかりつつ)。しかも第一印象が悪いタイプなので感じが悪い。そのうえ滑舌も悪い。おまけにスタジオのライトでハゲ頭が光って見ている人の目に悪い(笑)。ということで「悪い」だらけ。だから基的に出演をお断りしているのだけど、ループスの斉藤徹くんの頼みなら断れない。 彼は中学高校の同級生。卒業後約30年会わなかったが、一昨年だったかに再会し、その後の彼の「ソーシャル快

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    advblog 2011/02/02