京都、貴船きふねの老舗旅館を舞台に、突如として起きた2分間のタイムリープに巻き込まれた人々の騒動を描いた映画『リバー流れないでよ』。 ノーチェックだったけど、SNSで見かける感想が絶賛ばかりなので気になっていた作品。 「タイムリープ」が題材という情報以外知らずに観たが、『サマータイムマシンブルース』、『曲がれスプーン』などでお馴染みのヨーロッパ企画の映画と知ってある意味納得。巧みな脚本やキャスト陣の演技の安定さは流石。 過去に映画化された2作品。どちらも結構好き。映画は老舗の旅館を舞台に同じ2分が繰り返される。 だけど繰り返される度に、笑いだったり恐怖だったり、甘酸っぱい恋愛だったり、様々なドラマが誕生する。そこに一つとして同じ瞬間は存在しない。 まるで回す度に絵柄の変わる万華鏡のようで観てるこちらの心もコロコロ揺さぶられるのが楽しい。 2023年製作/86分/G/日本ヨーロッパ企画だと前
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