科学部デスク 小川祐二朗 年の瀬を迎え、この1年で得た教訓は何か考えた。教えられることが多かったが、最大の教訓はずばり、「政治家のスタンドプレーには気をつけろ」だ。 新型インフルエンザが流行した今年、担当デスクとして振り回されたという思いがあるからだ。 特に、深夜や早朝に緊急の記者会見を開いた舛添要一・前厚生労働相には、「何だかなあ」という感想だけが残った。非常事態で仕方がなかった面もあるにしても、会見時間の異様さが逆に、国民の危機感をあおる結果になった。専門家が決めたワクチン接種回数に駄目出しをし、医療現場を混乱させた足立信也・厚労省政務官にも同様の思いが残る。 「何だかなあ」の政治家は古今東西を問わない。ワクチンがらみで重い教訓を残しているのは、米国のフォード元大統領だ。 発端は1976年。ニュージャージー州にある陸軍施設で呼吸器症状を訴える兵士が急増し、これまで流行したことのないイン
ポイント 豚ぷんを堆肥化する過程で発生する一酸化二窒素ガスを、完熟した堆肥中に存在する微生物(亜硝酸酸化細菌)の働きで大幅に削減する技術を開発。 堆肥化途中の豚ぷんに完熟堆肥を加えることで一酸化二窒素ガスの発生原因物質(亜硝酸イオン)を速やかに酸化し、一酸化二窒素の発生を平均で60%(最大80%)削減。 概要 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構(以下、「農研機構」という。)畜産草地研究所【所長 松本光人】は、豚ぷんを堆肥化する際に発生する強力な温室効果ガスであり、オゾン層破壊物質でもある一酸化二窒素(亜酸化窒素、N2O)ガスの発生を、堆肥生産現場で容易に入手できる完熟堆肥を添加することで大幅に削減する技術を開発しました。 この技術は、豚ぷん堆肥化過程で生成される一酸化二窒素の発生原因物質である亜硝酸イオン(NO2-)を、完熟した堆肥に通常多く含まれる亜硝酸酸化細菌によって速やか
“コシヒカリ”から“みどり豊”へ、農業をやりたくなるお米:郷好文の“うふふ”マーケティング(1/3 ページ) 著者プロフィール:郷 好文 マーケティング・リサーチ、新規事業の開発、海外駐在を経て、1999年~2008年までコンサルティングファームにてマネジメント・コンサルタントとして、事業戦略・マーケティング戦略など多数のプロジェクトに参画。2009年9月、株式会社ことばを設立。12月、異能のコンサルティング集団アンサー・コンサルティングLLPの設立とともに参画。コンサルタント・エッセイストの仕事に加えて、クリエイター支援・創作品販売の「utte(うって)」事業、ギャラリー&スペース「アートマルシェ神田」の運営に携わる。著書に『顧客視点の成長シナリオ』(ファーストプレス)など、印刷業界誌『プリバリ[印]』で「マーケティング価値校」を連載中。中小企業診断士。ブログ「cotobike」 「世界
【ジェイカムアグリ】 作業時間を大幅カット 打ち込み肥料の「グリーンパイル」 ジェイカムアグリ 【ジェイカムアグリ】(03・5297・8910)の「グリーンパイル」 ジェイカムアグリの「グリーンパイル」は、樹木に有効な化学肥料を紙管に溶融充てんし、簡単に深層まで施肥できるよう開発された「樹木専用打ち込み肥料」として人気だ。 肥焼けを起こさない安全な肥料、土壌の深層まで養分が浸透する、省力施肥につながる、が主な特長。特に公園や庭園など芝生をはがして施肥するような場面では、従来の約7分の1以下という短時間で施肥作業ができる。 樹木の生育に欠くことのできないチッソ・リンサン・カリを多く含んでおり、含有成分比率も樹木に理想的。 トップ 農政・農協ニュース アグリビジネス 新製品 統計 JA広報誌便り 特集 クローズアップ 農政&フードビジネス 提言 イベント man・人・woman シリーズ 農
融資額が前年比4.6倍 公庫の農林漁業セーフティネット資金 日本政策金融公庫は1月27日、2009年度第3四半期末までの「農林漁業セーフティネット資金」融資額(速報値)を発表した。前年比4.6倍と大幅に増加している。 同資金は災害による被害、行政指導などにより経営の維持安定が必要な場合に貸し出すもの。上限300万円で、省エネ・低コスト化や全国農業会議所の経営診断を受ける、など国の交付事業を活用すると実質無利子になる。 09年度第3四半期までの融資額は207億円となり、前年同期比で4.6倍と大幅に増加。すでに08年度の年間融資額122億円を上回った。 内訳は農業が185億円と9割を占め(林業3億円、漁業19億円)、なかでも養豚51億円、肉用牛49億円など畜酪関係が131億円で多く、全体の6割以上になる。 公庫は融資が増えた理由として、12月に「年末金融あんしん相談窓口」や「豚肉価格の下落に関
53JA団体が出店 若いカップルらで大盛況 みんなのよい食EXPO JA全国女性大会が開催されていた1月24日、大会会場のすぐ近く、JR京葉線・舞浜駅前にある「イクスピアリ」で「ニッポンの食と農を"学び""楽しみ""食す"一大イベント」として、「みんなのよい食EXPO2010」が開催され、農畜産物や加工品の販売、料理ショーや手作り体験など多彩な催しが行われた。 当日は、快晴に恵まれた日曜日ということもあって、ディズニーランドやディズニーシーを訪れる若いカップルやJA女性大会出席者らで終日にぎわった。とくに、2カ所に設置された「よい食マーケット」には、全国31府県から53JA・団体が農畜産物や加工品を出展し販売。多くの人が立ち止まり、試食をし、購入する姿がみえ盛り上がっていた。 JA以外では、地元のJA全農ちば、ヰセキ関東、パルシステム、キリンビールがイクスピアリ入り口付近に出店しこのイベ
那珂川町から自治会を通じて、エコバッグが届いた。スーパーなどで買い物をした際に、レジ袋を使わず、この「マイバッグ」を持参して用いるようにとのことである。町内の全戸に配布された。 ペットボトルをリサイクルしたポリエステル素材を使い、「NAKAGAWA」という文字をあしらったイラストが付いている。少し小さめではないかと思うが、女性やお年寄りにはこのくらいが使い勝手いいのかも知れない。 町がなぜ、このようなことをしたのか。 一つには、栃木県では2月1日から「レジ袋無料配布の中止」が始まるからだ。県下の中堅スーパーなど12社が、昨年12月に栃木県と「レジ袋削減協定」を結んでいる。馬頭にあるスーパー「うおまつ」も、それに参加していた。これを機会に、マイバッグ運動を広めようというのだ。
「奇跡のリンゴって、知ってる?」 一瞬、答えに詰まった。 「なんか、歯がない笑顔だらけのジイさんが作っているらしいのよ」 二の句が継げないとは、このことだ。 「知らないけど、いま1個だけもらったの」 えーーー、としばし絶句した。 「奇跡のリンゴ」は、青森県岩木町のリンゴ農家、木村秋則さんが、完全無農薬・無肥料で育てたリンゴである。4年ほど前にNHKの番組で紹介されて、急にブレイクした。その後、関係する本も何冊か出され、ベストセラーになっている。 このサイトの読書特集の時に、私も『奇跡のリンゴ』(幻冬舎)を推薦させてもらった。無農薬、無肥料でリンゴを作ることは、至難の業を通り超えて、絶対不可能と思われていた。
日本時間1月28日早朝、米国・サンフランシスコで、米アップルが「iPod」「iPhone」以来の注目を集めていた製品「iPad」を発表した。iPadは、9.7型のタッチパネル画面を搭載したタブレット型の端末。iPhoneと同じく、ネットやメール、写真や音楽の再生など、さまざまな用途で使える多機能モバイル端末だ。重さは680g~730g、バッテリー駆動時間は約10時間。なおスタンバイ状態では、何と1カ月もバッテリーが持つという。 アップルは、iPad向けの電子ブック配信にも新たに参入。iPadの目玉機能として、電子ブックストア&リーダーアプリの「iBooks」を搭載し、米アマゾンの電子ブックリーダー「Kindle」を追いかける。 iPadは、無線LAN対応のみのモデルと3G通信対応のモデルがある。価格は最も安いモデルで499ドルから。無線LANモデルは3月下旬以降に全世界で発売される予定。3
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