~クマと共存できる懐の深い日本へ~ 日本は豊かな森に恵まれてきました。しかし、近年は自然林や広葉樹林の割合が減ったこともあり、第二次大戦後の拡大造林政策で、生き物にとってはすみづらくなってきました。そんな中にクマがいるということは、まだ豊かな森が残されている証拠。クマがいれば、森がある。森があれば、他の生き物もいる。もちろん人も。クマ一頭の後ろには実に豊かな自然の営みが見えかくれしています。 ■トラフィックジャパンはこう考えます ~ニッポンのクマと人が共存していくための一提案~ →たとえば、住民、ハンター、地方行政担当者、環境省(保護などの関係)、農林水産省(農作物被害などの関係)、厚生労働省(薬事法などの関係)、クマ研究者、自然保護活動家の代表が集い、クマを捕殺した数が把握できるシステムや、クマノイを業者や消費者が売ったり買ったりするまでの動きがわかるようなルールと仕組みを作る。