ブックマーク / asay.hatenadiary.jp (37)

  • 熊森協会×EM菌、コラボでナラ枯れ対策? - 紺色のひと

    熊森協会は主たる活動「どんぐり運び」の理由付けのひとつに、ナラ枯れによる森林の衰退や山の餌不足を主張しています。 熊森協会と、ニセ科学として例示されることの多い「EM菌」とのコラボによるナラ枯れ対策が行われるかもしれないとのことで、懸念しています。私の考えを書いてみました。 熊森協会とEM菌のコラボ 経緯 2020年10月末、熊森協会HPに「ナラ枯れ防止策を求めて、比嘉照夫先生を訪問」との文言がありました。*1 熊森協会からは件についての続報がありませんでしたが、比嘉氏が理事長を務める地球環境共生ネットワークの会報において、2021年1月25日で以下のような発表がありました。経緯について詳しくは存じませんが、文脈からは熊森協会からアプローチしたのではないかと思われます。 「U-net通信」第113号(1月5日)(リンク先pdf) 先日、一般財団法人日熊森協会との色々な話し合いがあった。

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  • クマのため?山にどんぐり・柿を運んではいけない理由 - 紺色のひと

    熊森協会にドングリ等を送り、山に運んでもらうという活動が、2004年頃から継続的に行われています。関西圏のヴィーガンカフェ等でどんぐりを受付け、協会に送るという間接的な活動もあるようです。 2020年は、特にクマが人里に出没する件数が多く、連日補殺される等の哀しいニュースが流れてきます。なんとかしたいと私も思いますし、実際にその気持ちを行動に移したいと、せめてドングリを拾って届けたいと考えておいでの方もいらっしゃると思います。 しかし、それは当にクマのためになる行動でしょうか? 「かわいそうだから」「飢え死にしてしまうから」という気持ちも、「クマに餌をやる」という行動になってしまうと、結果的にクマを苦しめてしまう(殺されるクマを増やしてしまう)ことにつながります。 クマを助けたいというやさしい気持ちを否定するものではありませんが、クマのためにはなりませんし、誰かを傷つけてしまうかもし

    クマのため?山にどんぐり・柿を運んではいけない理由 - 紺色のひと
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    agrisearch 2020/11/05
    「クマに無責任に餌を与え、依存させることは、「生態系を破壊する人間」の無責任な行動そのものとも言えるでしょう。」
  • 【新潟県南魚沼市】日本熊森協会によるクマ独断放獣まとめ - 紺色のひと

    はじめに 2020年6月17日に「新潟県南魚沼市の山中にクマの親子3頭が放たれていた」というニュース動画が配信されました。このクマの親子は、2019年12月に同市市街地の診療所内で冬眠に入ろうとしていたところを麻酔銃で捕獲されたもので、かけつけた日熊森協会が市に放獣を提案、協会が預かり三条市で一時的に飼育していました。この3頭が、5月上旬に南魚沼市の山中に放たれていたという内容です。この配信記事は投稿の翌日に削除されました。 7月現在、件については熊森協会の公式HPやブログ、会員向け会報等で確認することができるのみで、同協会の努力により新潟県で唯一放獣が成功した事例として、チャリティサイトなどでも自らの成果として紹介されています。 しかし削除された配信記事中では、南魚沼市役所が「住民の合意を得たうえで放すことを考えていた」「放獣は協会の独断で行われ、遺憾」とコメントしており、協会が喧伝

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  • 10周年!幻の広葉樹林に伝説の森ガールは実在した!! - 紺色のひと

    「もし森ガールがゆるゆるファッションで実際に森に入ったら」。2010年7月19日に森ガール風に女装した男が実際に森に入ってナタやチェーンソーを振りまわす猟奇ブログ記事がアップされて今日で10年になります。あの「みやまちゃん」なる森ガールはなんだったのか? 僕が見た幻影だったのか? 根拠のない焦燥感に襲われた僕は、みやまちゃんに出会ったのと同じ場所、東北地方のとある森へ向かいました。 雨が続き、水量が増えた川。まだ小さい入道雲。沢沿いのオニグルミ。今日は久しぶりの晴れ間で、林道に溜まった水にはミヤマカラスアゲハが給水で群れていました。 ふと目の端をよぎる白いスカート。目をこすると、すぐに見えなくなってしまいました。 あっ、あれはみやまちゃんが隠れていた木だ。覚えているものだな…… …… 10年、あれからあまりに色々なことがありました。娘が生まれて、北海道を離れ、州に移り住んで、息子が生まれ

    10周年!幻の広葉樹林に伝説の森ガールは実在した!! - 紺色のひと
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    agrisearch 2020/07/21
    「10歳のお誕生日おめでとう、みやまちゃん」
  • 朝日のベッド - 紺色のひと

    家のこととか、地震のこととか、書くべきことは多い気がする。何度かキーボードに向かい合ったけれど、ダメだった。 自分がブログやツイッターに書くことを通じて、社会になんらかの貢献をしようとか好影響を与えようとか、そういう気持ちを抱いてしまうこと自体に嫌悪感を抱いている。やれクマだニセ科学対策だと問題意識を維持していた際は、これらに対して自分が何かできるだろうか、という強迫観念のようなものを感じていたようにも思う。ものを書くことのモチベーションを維持できない今だからなおさら、そういう「役に立つかも」という外的要因に頼ってしまいそうなのが嫌なのだ。具体的に書くと、「このタイミングで被害の少ない観光情報をまとめて紹介したらある程度読まれるだろうな」と思ってしまったことに対して、「誰かの役にも立つ」という言い訳がすぐに用意できたことが気に入らないのだ。 そういうわけで、地震に関連した現状報告とか、そう

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  • 「なぜ金魚を川に放流してはいけないの?」から外来生物問題を考える - 紺色のひと

    大阪府泉佐野市の「犬鳴山納涼カーニバル」では、夏の風物詩として川に金魚を放流して参加者にすくい取らせるというイベントが行われているそうです。 2016年7月、このイベントを問題視する声がtwitterを中心に挙がり、実際に主催者に指摘や問い合わせ等を行った方が現れ、結果的に今年の金魚放流が中止になる……ということがありました。 僕の感想は「川に金魚を放流する? 外来生物問題が取りざたされる現代で、そんなとんでもないイベントがまだ行われていたんだな」というものでしたが、どうも「金魚を放流して何が悪い」「伝統ある行事を中止させるなんて」という反応の方も多くいらっしゃった様子です。 エントリでは、この案件を題材として、以下の大きく2点について考えてみたいと思います。 「なぜ金魚を放流してはいけないのか?」という外来生物問題 webでの炎上がイベント中止に繋がる、クレームにかかわる問題 事態の経

    「なぜ金魚を川に放流してはいけないの?」から外来生物問題を考える - 紺色のひと
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    agrisearch 2016/07/19
    「僕が望むのは、主催者である観光協会内や市役所担当課内で「放流イベントの何が問題だったのか」「なぜ抗議が来たのか」「どういったイベントなら環境に配慮しつつ楽しんでもらえるか」…といった建設的な話が…」
  • 秋田でのクマによる死亡事故:中間まとめと雑感 - 紺色のひと

    2016年5月から6月にかけてニュースを賑わしている、秋田県鹿角市から青森県境周辺でのツキノワグマによる人身被害事故について、6月15日現在での状況を一旦まとめるとともに、報道や関連団体等の意見について思うところを書いてみます。 当事故によるクマ出没・被害はまだ収束していません。出没情報のある山林には絶対に立ち入らないようにしてください。 もくじ 事故の経過まとめ 日ツキノワグマ研究所の主張 日熊森協会の主張 事故を通じて、僕の雑感 事故の経過まとめ 秋田県の地域新聞、秋田魁新報「さきがけWeb」より、"キーワード:クマ被害|秋田魁新報電子版"から関連記事を抜粋し、その他の報道と照らし合わせて情報を補完しました。6月15日現在、秋田県鹿角市周辺ではツキノワグマによる人身被害として4名の死者、1名の怪我人が出ています。 なお、被害が収束していないこと等を鑑み、被害者に関する情報は最低限と

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  • ガルパン劇場版を北海道植生警察の視点からみる - 紺色のひと

    記事では、公開中/BD・DVD発売中の「ガールズ&パンツァー劇場版」のネタバレおよび一部映像の引用を含みます。ご注意ください※ 巷で大人気のガルパンことガールズ&パンツァー、劇場版のBD/DVDが発売になりました。 僕もにわかガルパンおじさんの一人です。「人気あるみたいだな…」とミーハー心からTV版(Amazonプライム)を見たら気に入ってしまい、その後劇場版を視聴。TV版を何度も見返すありさまです。TV版・劇場版のサントラは出勤時のテンションUPに欠かせませんね! ガールズ&パンツァー 劇場版 [DVD] 出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2016/05/27メディア: DVDこの商品を含むブログ (14件) を見る さて、ガルパンは茨城県大洗町のまちおこし成功例として語られることが多くあります。街中の描写などが、正確かつ愛に溢れているそうですね。また戦車をテーマにして

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  • 自然のために、いきもののために、できることってなんだろう? - 紺色のひと

    記事は「結婚披露宴の写真を頼まれても、お断りする理由がある」にいただいたコメントへの返信として、人間と野生動物の関係性であるとか、あるいは自然環境の保護・保全活動にかかわる際の心構えとか、僕が普段考えていることを書いてみました。 結論のないぼんやりした話ではありますが、「自然のために何ができるんだろう?」とお悩みの方の参考になれば嬉しいです。 まずはじめに、いただいたコメントを引用します。 ボラ はじめまして。 過去に熊の記事(特にどんぐり運び)を載せていらっしゃいましたよね?違ったらお手数ですが、すぐに削除して下さい こちらから、当に失礼を承知で書かせていただきます。 長文です。気が向いたら読んでくださればと思います。 私も動物が大好きです。 どんぐり運びとは熊のためになるのか、エゴではないのか、私がそもそも野生動物を助けたいという思い自体、上から目線なエゴではないのかと人や動物の

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  • おれが山形県に移住して1年が過ぎました - 紺色のひと

    移住しました」「トマトが実際安い」「いいところです」といった移住報告はよく見かけるので、清濁含めての印象をまとめてみようと思いました。ちょうど一年前、「だるろぐ」さんの「愛媛・松山に移住して1年経ちました。 - だるろぐ」という記事を読んで「移住しました、でぶん投げっぱなしじゃなくて、一定期間後にデメリットも含めて振り返るのはいいな」と感じたこともあり、僕もやってみようと思います。 (僕が公開しているのは「やまがた県に移住しました」というところまで*1で、自治体に関する話はあまり具体的には書けないので悪しからず) 移住の理由 理由については一年前のこちらの記事にまとめてあります。 「学生時代を過ごした山形県で、家族と生活したかったから」です。仕事があるからとか、都会暮らしが嫌になったとかではなく、土地ありきの理由ではありました。以前は北海道札幌市に住んでおり、地方都市ながらも一応の都会っ

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  • 3歳からのおすすめ科学絵本セレクション - 紺色のひと

    娘マチ子、もうすぐ4歳になります。毎晩読み聞かせをしているせいか、今のところ好きに育ってくれていて、文字への興味も強くあるようです。平仮名は読めるようになったけれど、まだ字を追っているだけで、読んでそのまま意味をとることはできていないみたい。 さて、マチ子が1歳半になったとき、絵を読み始めた頃のお気に入りについてまとめてみました。 どんなものに興味を抱くかは子それぞれとは言え、どんな絵を与えるかという親の意向もありますよね。マチ子は僕が好きないきもの・科学系の絵も抵抗なく読んでくれるので、なるべく偏らないよう、科学への興味を失わないように気をつけてを選ぶようにしています。エントリでは、3歳頃から読み始めた科学に関わる絵をピックアップして紹介してみたいと思います。 科学とひと口に言っても、生物・化学・天文・人体などなどとても広い分野なので、ここはNHKの名番組「夏休み子供科学電

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  • 方言の旅 - 紺色のひと

    僕が暮らすやまがた県では、県内地域によって方言に大きな差があることが知られている。「そうだね」を表すものでも「んだず」「んだの」「んだにゃ」など異なる語尾変化が生じるのに加え、地域内でもかなり差があるという。 ここは県西部、庄内地方。北前船の交流があったため、京言葉が入ってきていると聞いている。「ジャズやるべ!」でお馴染み「スイングガールズ」は県南部の内陸方言なので、こことは大きく言葉が異なるのだ。 大学に入った頃のこと、アパートで隣の部屋だった男は舟形町という最上川上流の町の出で、僕にこう教えてくれた。 「山形市だと語尾に『~だず』って付くだろ? うちの地方では『~にゃあ』が付くんだ。クラスのかわいい子とかもフツーに『んだにゃあ』って言う」 しかし結局、僕は今に至るまで、かわいい女の子がにゃあにゃあ言うのを聞いたことがない。 さて昨春にやまがた県西部に越してきてから、職場や飲み会でこの方

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  • 絵本「せいめいのれきし」に改訂版が出ました - 紺色のひと

    「ちいさいおうち」で知られる作家、バージニア・リー・バートン。彼女の作品の中で、いえ僕がこれまで読んだ絵の中で、もっとも好きなのが「せいめいのれきし」です。幼い頃から何度も繰り返し読んで、娘にも何度も読み聞かせたこの。この度、やや古くなった内容の改訂版が出版されたと聞き、早速読んでみました。 ◆「せいめいのれきし」ってどんな? バージニア・リー・バートンによる、”地球上にせいめいがうまれたときから いままでのおはなし”です。原題はそのままずばり「LIFE STORY」。地球の誕生から、生命がうまれ、進化を遂げて、さまざまな生物が栄枯盛衰を繰り返したあと、やがて人間の時代になっていく……という壮大な歴史を、全5幕の劇を語るように描かれた物語です。なお、バートン女史の代表作はなんといっても「ちいさいおうち」。この「せいめいのれきし」は、「ちいさいおうち」が描かれた20年後、8年間をか

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  • そんな宛名のない手紙:やまがた県に移住します - 紺色のひと

    こんにちは。なんでも地球温暖化とか異常気象に結び付けて語りたがるひとに辟易する今日この頃、あなたがいかがお過ごしか皆目見当もつきません。 春から生活が一変するので、この場をお借りして報告いたします。 家族で山形に移住することにしました*1。ちなみに、ブログタイトルを変える予定はありません。 普段、「まだ都会で消耗してるの!?」という大上段の煽りを冷めた目で眺めている*2側としては、地方都市(東京ではないにしろ、いちおう東北以北最大都市である札幌)を離れ、人口がより少ない町に移り住むという行為について、このはてなダイアリーの場でお報せすることに若干のためらいがないこともないのですが、それはともかく*3。 ◆動機とか 「あの町が忘れられなかった」のだと思います。 とある町で学生時代を過ごした3年間、寮生活や大学での研究生活はすばらしいもので、卒業後しばらくしてと付き合うようになった頃、「あな

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  • 「クマのプーさん」はやっぱり男の子だった件 - 紺色のひと

    8月24日、Twitterで「クマのプーさんは実は女の子だった」という説が話題になっていました。びっくりされた方が多かったようで、たくさんリツイート(発言転載)され広まったようです……が、プーさんはまぎれもない男の子です。原作の絵英語の原著に当たって、この説の検証を試みました。 結論を急ぐ方のために 原作ではプーさんは男の子として書かれている クリストファー・ロビンがそう言ってるから間違いない ディズニーのプーさんより原作挿絵のほうがかわいいから原作読もう! 「実は女の子」の噂の出所は? 話題に気付くのが遅れてしまったので、発言元を検証していた2スレ781さんのタイムラインを参考にさせて頂こうと思います。 Twitterで広まったのは、どうやらこちらの発言。 島田紳助の芸能界引退もビックリだけど、くまのプーさんが女の子だったのも更にビックリ!!less than a minute ag

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    agrisearch 2014/11/26
    2011/8/25 原著「Winnie-the-Pooh」より/3年ぶり追記あり。今ではWikipediaが詳しい。
  • 大阪の錯誤捕獲クマについての簡単なまとめ(追記あり) - 紺色のひと

    2014年6月、大阪府でツキノワグマが捕獲されました。イノシシ・シカ用の罠にかかったもので、こうした「錯誤捕獲」による動物は、原則として放獣するよう環境省から指針が出ています。しかし、大阪府ではツキノワグマが生息していないと思われており、捕獲時の対応マニュアル等が整備されていなかったこともあって、捕獲されたまま長らく処分が保留されており、動物愛護方面の関心を引くニュースとなりました。このたびこのクマが、熊森協会によって引き取られ飼育される――とのニュースが出たので、これまでの発表などをまとめておきます。 写真はクマと関係ないうちのです。「お前は何を言っているんだ」の顔。多分。 報道と行政発表から 平成26年 6月19日 ツキノワグマの捕獲について−大阪府報道発表 6月19日(木曜日)午前9時頃、豊能町野間口においてツキノワグマが有害鳥獣捕獲用の檻に捕獲されました。 現在、ツキノワグマは檻

    大阪の錯誤捕獲クマについての簡単なまとめ(追記あり) - 紺色のひと
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    agrisearch 2014/11/06
    「熊森協会の意見は何一つ具体的でなく、実行力の無さが浮き彫りになっていて、その書き起こしから得られる結論がそれなのかよ感がすごい。絶望する。」
  • ウチダザリガニを食べて、外来生物のことを考えてみた - 紺色のひと

    少し早いお盆休みを取って、北海道の東側に行ってきました。 目指すは道内でも数少ない怪獣伝説のある湖、屈斜路湖! 当然怪獣の名前はクッシーなのですが、似た名前のクッタラ湖やクッチャロ湖にクッシーはいるのだろうか、とかそんな非建設的なことを考えているうちに到着しました。 今回、この湖に来た主な目的はザリガニです。ザリガニを気で獲ってうのです。用として日に持ち込まれ、今は北海道や福島県を中心に広まって問題視されている外来生物、ウチダザリガニです! 【もくじ】 屈斜路湖でザリガニクッキング! アメリケーヌソースのパスタをつくりました。 ウチダザリガニと外来生物法について 外国から入ってきた生物についての説明です。 環境教育として行う外来生物の『駆除』について思うこと ウチダザリガニの「命」の扱いについて思うところを書いてみました。 【屈斜路湖でザリガニクッキング!】 ここ屈斜路湖は湖岸で温

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    agrisearch 2014/08/18
    「子供に生き物や環境のことを伝えるにあたって、知識だけでなくて、人間としての責任の取り方とか、影響力の大きさとか、振舞い方とか、そういうものも一緒に感じ取れるような活動ができたらいい…」
  • SYNAPSE Classroom vol.3「人と動物のつきあいかた」に参加します - 紺色のひと

    2014年1月25日(土曜)に東京で開催されるイベント、SYNAPSE Classroom vol.3「人と動物のつきあいかた」に、"生徒役"として参加することになりましたのでお報せします。 SYNAPSE Classroom vol. 3 | 学術と社会を繋ぐ SYNAPSE Project 「SYNAPSE project」、そして「SYNAPSE Classroom」について 「SYNAPSE project」とは、学術の魅力をより多くの人へ届ける「サイエンス・コミュニケーション」を目的とし,専門領域の枠組みを飛び越えたイベントやメディア発信を企画・運営するプロジェクトのこと。 「異分野との交流を通じて、一見閉鎖的な空間であるアカデミズムを、文理の垣根を越えて編集し、新たな魅力を引き出していく」というのが、サイエンスコミュニケーションのひとつの理想で、とてもしびれます。 これまでに、

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  • サンショウウオの卵もおいしそう? - 紺色のひと

    春が遅い。当に今年は春が遅い。エゾヤマザクラの花がようやく咲き始めました。 4月の下旬まで寒々しい日が続き、遊びに行った先の山々に積もった雪は少しも減っている気がしません。札幌市内でも好天に恵まれず、連休は冷たい雨に降り込められて々と過ごしました。 去年の5月中旬といえば、もうライラックが咲き始めている頃で、二週間くらい季節の進むのが遅いんじゃないかという気分になります。 15℃を越える日が幾日かあり、ようやく少し暖かくなってきて、遅れていた両生類の産卵も始まり出しました。これはエゾアカガエルとエゾサンショウウオが同じ水たまりに産卵しているところ。 ところで僕は以前、カエルの卵がおいしそうだと思って、実際にべてみたことがあります。 カエルの卵がおいしそう - 紺色のひと 僕はどちらかというと、カエルよりサンショウウオのほうが好きです。例年に遅れること一〜二週間、ちょうどサンショウウオ

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    agrisearch 2013/05/20
    「エゾサンショウウオ」
  • 日本熊森協会のヒグマ認識がひどい - 紺色のひと

    ブログでは、”実践自然保護団体 日熊森協会”に対し、その活動や生物への認識に明らかな誤りや偏りがあり、問題が大きいことを指摘・批判してきました。 熊森協会の主な活動場所は州、ツキノワグマへの言及が多いのですが、ここ2年ほど北海道のヒグマに関する活動が目立ち、北海道在住者として危惧しています。エントリでは、熊森協会のヒグマ認識について取り上げ、検証します。 ◆これまでの批判記事 日熊森協会(以下「熊森」)の活動の一部が、クマを助けるどころか、むしろ他の大きな問題を引き起こす可能性が高いことは多くの方が指摘しています。僕も、森にとってドングリをまくことは余計なお世話であること、クマに対する餌付け・給餌となってしまっており、人里へ近づける危険性があることといった生態学的な観点について批判記事を書いています。 また、「クマが絶滅する」と煽るような言葉の使い方をしたり、「クマを殺せばいいと

    日本熊森協会のヒグマ認識がひどい - 紺色のひと