日本植物細胞分子生物学会は、9月9日大阪・千里で市民公開シンポジウム「遺伝子組換え作物の実用化――植物バイオテクノロジーのインパクト――」を開催した。内外のバイオテクノロジーの第一人者を招き、当日は約250名が聴講した。 不可能への挑戦と市場性 サントリーの「青いカーネーション」 最初に、協賛したバイテク情報普及会事務局長の加藤晴也氏が世界の遺伝子組換え作物の開発と栽培について概説し、続いて3名の専門家がそれぞれの研究と社会に与えたインパクトについて説明を行った。 サントリー植物科学研究所長の田中良和氏が、「青い花をつくる~不可能を可能に~」と題して講演。「青いバラ」が不可能を表す言葉であると同時に、青い花には市場性があることから研究がスタートしたことと、その実際の研究、開発について説明した。 コラボレーションの力 講演するデニス・ゴンザルベス氏。今回の来日で初めて国内で公開されたパパイヤ
劇的な試合の連続で、例年になく盛り上がったこの夏の全国高校野球。青森県勢42年ぶりの準優勝という快挙を成し遂げ、8月22日に地元の八戸に凱旋した光星学院ナインを待ち受けていたのは、街を上げての祝福ではなく、学内での取り調べだった。 試合にも出場していた主力選手3人が、昨年暮れに帰省した際に飲酒したことを自らブログに書き込み、それについての“タレ込み”が学校側にあったためだ。部員3人はその事実を認め、停学処分に。祝賀ムードは吹き飛んでしまった。 部員が書き込んでいたのは、ミツバチワークス(東京都渋谷区)が運営するケータイ向けのブログサービス「デコログ」。ユーザーの8割が16~21歳と未成年が多いため、出会い目的のキーワード検索からユーザーを守ろうと、2008年にはブログ内のキーワード検索機能を廃止している。そうした配慮から「安心して投稿できるサービス」との定評がある。では、なぜ部員の投稿は表
「飢餓」という言葉から多くの人は「食糧がないために人々が飢えて死亡している」状態を想像するのではないでしょうか。 実際に、今回の「飢餓」が宣言されたソマリア南部の2地域では多くの人々が飢えて死亡しています。「飢餓」を宣言する基準として、(1)栄養摂取が1人1日あたり2100キロカロリー未満、(2)5歳未満の子どもの中等度以上の栄養不良割合が30%以上、(3)死亡が1日1万人あたり2人以上、という3つの条件があります。 ソマリアでは2100キロカロリーどころか500キロカロリーにも満たない人はたくさんいます。子どもの栄養不良も50%以上のところ、子どもの死亡も「危機的」といわれる基準の5倍以上のところもあります。 ただし、(1)の条件は「食糧がない」ためではなく、「食糧があっても入手できない」「食糧があっても栄養不良が発生し、死亡数が増加する」という状況があることを知ってほしいと思います。
子どもたちの内部被ばくが止まらない。 子どもたちの内部被ばく防止に取り組む市民グループ「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」や「福島老朽原発を考える会」、「国際環境NGO FoE Japan」など、市民団体が5月下旬、フランスの検査機関「ACRO(アクロ)」に依頼して、震災直後に福島にいた子どもたち10人の尿を検査したところ、全員からセシウムが検出されたことは、拙文(『「原発別居」「原発離婚」が聞こえてきた』)で既にレポートした。 これらの市民グループはフォローアップのため、7月にも同じ検査を実施し、9月7日、その結果を発表した。新たに加わった5人を含む15人の子ども全員から、再びセシウムが検出された。再調査の10人のうち、9人は数値が下がったが、1人は横ばいから微増。新たに加わった5人のうちの1人の数値は、1、2回を通して最も高い数値だった。 原発事故から11日で半年を迎えた。今
標記の件について、別紙[PDF] のとおり、平成23年9月13日から平成23年9月26日までの間、参加者の募集を行いますので、お知らせします。
カードを麻雀牌のように使う「えれめんじゃん」、元素周期表を完成させる「周期ならべ」などの遊び方もあり、今後も新たな遊び方を随時公式サイトで紹介していく予定だ。価格は1890円(画像クリックで拡大) 「水兵リーベ……」と語呂合わせでなんとか覚えた元素周期表。必死になって覚えたのに、遠い記憶の彼方という人は多いのでは? そんな元素をもっと身近に感じられるゲームとしていま人気が広がりつつあるのが、元素と素粒子をモチーフにしたカードゲーム「えれめんトランプ」だ。 企画・販売をしているのは、月刊誌「化学」や自然科学系の書籍を出版する京都府の出版社、化学同人。えれめんトランプの担当者の栫井文子氏によると、もともと同社では理系離れについて危惧を抱いていたという。そこで専門書ではなく、もっと身近に感じてもらえる書籍としてやわらかくイラストで元素を紹介する「元素生活」を2009年に発売。そんなおり、京都府の
生殖南京虫(トコジラミ)。戦後ってイメージで現代の日本ではそんないないっしょと思いきや、トコジラミ:日本潜入 刺されると強いかゆみ 宿泊施設で発生相次ぐ - 毎日jp(毎日新聞)によると、最近日本でも出てきているらしくて、決して遠き日の花火ではない。対岸の火事ではない。 ところで南京虫自身にも衛生面てのは大事で、オスの体表を覆っている細菌が交尾の時にメスに伝染って死ぬ。そりゃきれい好きの人間様だってSTDの問題があるけど、南京虫はいわゆるまあなんというか普通の交尾と違ってて、メスの土手っ腹に穴を開けて精子を送り込むのだ。そんで精子が血流を介して卵巣に泳いでいって授精(血管から卵へダイレクトに行けるもんなのかはよく知らない。drill into the reproductive tractとあるけどドリル?)。なんか楽しくなさそうな上にいかにも病気が感染しそう。bacteria-covere
アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。
アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。
福島県南相馬市の農家が出荷した肉用牛11頭から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、県は11日、計画的避難区域と緊急時避難準備区域から出荷する牛の枝肉を全頭検査し、他地域の牛も農家1軒につき1頭を出荷前に枝肉にして検査する方針を決めた。 国は3月19日、屋外保管していた飼料を家畜に与えないよう通達。しかし、農家では稲わらは昨秋の収穫後から水田に保管、牧草は原発事故後に刈り取り牛に与えていた。県には「事故前に収穫した餌を与えた」と申告、外での保管も伝えていなかった。県の聴取に「震災後に配合飼料が不足し、やむなく与えた」と虚偽申告を認めた。 一方、この農家が5~6月に出荷した別の6頭のうち、4頭分の肉が少なくとも計10都道府県に流通していた問題で、東京都は11日夜、該当の肉が中央区と荒川区で計57・5キロ販売され、府中市でも一部販売されていたことを明らかにした。府中市の肉からは1
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