2012年11月26日のブックマーク (14件)

  • 『活字探検隊』 - HONZ

    かつてボクは椎名誠編集の『の雑誌』を第1号から買っていた。創刊はボクが大学2年の時だったと思う。じつは一回だけ読者欄に投稿したことがある。「そのものの書評も良いけれど、帯の評論も面白いと思う」という内容だった。そのまま第3号に掲載された。編集長から「成毛さん、そりゃ面白い。一緒にやりましょうよ」と、その投稿にコメントがついていた。もし、それに応えていたら間違いなく「の雑誌社」に就職(助っ人)していたような気がする。ぜんぜん違う人生になっただろう。まちがいなく「東ケト会」には入っていたな。 さて、書はその椎名誠の4冊目の岩波新書「」だ。16章に分けて面白を面白く紹介している。博物誌、旅、風、言葉、クソ、未来などに分けて、エッセイ仕立てでを紹介していく。この軽妙さはプロの業だ。 書に掲載されているで、ボクも良いと思ったが何点かある。全部ではないけれど紹介してみよう。 『

    『活字探検隊』 - HONZ
  • 『犬の力』 メキシコの麻薬戦争は小説を凌駕しつつあるようだ - HONZ

    ブログでは小説書評をするつもりはないのだが、あえて自己ルールを曲げて書を紹介しておこう。昨年読んだ小説の中では圧倒的にNO.1だった。内容は1975年から2004年までのDEAと麻薬カルテルのサーガである。紹介する理由は、事実が小説を追い越しつつあるからだ。メキシコの麻薬カルテルの動きが激しくなってきたのだ。 まずはまとめだ。 「米国への麻薬密輸増加、メキシコのカルテルの活動拡大と報告書」@CNN 2010.3.29 http://bit.ly/az2geV 米国の麻薬による経済コストは年間20兆円におよぶ。メキシコの麻薬カルテルは最大かつ唯一の密輸組織だ。 今年2月あたりから激しくなる 「メキシコのパーティー襲撃事件、麻薬組織の殺し屋集団の犯行か」@AFP 2010.2.3 http://bit.ly/aO0ueT 北部の都市チワワで10代20代の若者のパーティに麻薬密売組織の殺し

    『犬の力』 メキシコの麻薬戦争は小説を凌駕しつつあるようだ - HONZ
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    agrisearch 2012/11/26
    進化生物学者、三中信宏氏
  • 気がつけばウィルス研究者 『闘う! ウイルス・バスターズ』 河岡義裕 渡辺登喜子 - HONZ

    鳥の糞を追いかけてインドネシアの山奥まで行くこともあれば、徹夜で電子顕微鏡を見続け目をはらすこともあり、CIAにつきまとわれることもある。ウイルス・バスターズの闘う場所は研究室に限定されない。書はそんなウイルス・バスターズと政治の関わり、彼らの生態と熱意、ウイルス研究の歴史とその最先端についてまとめられている。 ウイルス研究を行う施設の物々しさはテレビ等で見かけたことはあったが、求められる水準は想像以上だ。ある大学の研究室は米疾病対策センター(CDC)の検査官から、「テロリストがトラックで突っ込んでくると壊れちゃうよね」、というあり得ない指摘をされ、鉄柱を追加したそうだ。当然、厳重な管理の対象は施設だけでなく、ウイルス・バスターズにも及ぶ。著者(河岡教授)は人工的なインフルエンザウイルスの作成方法を開発した後、アメリカ滞在中は定期的にCIAエージェントからコンタクトを受けていたが、日

    気がつけばウィルス研究者 『闘う! ウイルス・バスターズ』 河岡義裕 渡辺登喜子 - HONZ
  • 『選択の科学』 - HONZ

    著者は盲目のシーク教徒である。彼女は1997年にスタンフォード大学から社会心理学の分野で博士号を取得している。翌年「Choice and its Discontents」(選択と不満)という論文発表し、実験社会学会からベスト論文賞を獲得した。この論文こそが彼女の出世作であり、多くの企業が利用する理論となった。 この通称「ジャム研究」を誤解を恐れずに1行でまとめると「選択枝が多すぎると、人々は選択できなくなる」というものだ。すなわち「品揃えが豊富すぎると、売り上げが下がる」という研究だ。書でも226ページからロングテール現象とともに紹介されている。 この有名な研究にたいする日企業の対応はじつに不思議だった。大和証券がテレビ・コマーシャルで使ったのだ。2008年に放送されたこのテレビコマーシャルにはプリンストン大学のシャフィール博士という人物があらわれ、ベビーカーを買いに来た夫婦の様子を観

    『選択の科学』 - HONZ
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    agrisearch 2012/11/26
    2010/11/29 通称「ジャム研究」・・「そのまま経営に応用できる可能性がある」・・
  • 凄い自由研究 「ナメクジに立ち入り禁止を知らせる研究」

    私のTLで地道な人気を誇っているのでまとめました。 平成16年度夏休み自由研究「ナメクジに立ち入り禁止を知らせる研究」 http://park2.wakwak.com/~heiwa008/04name/04namekuji0.htm "第48回静岡県学生科学賞・県科学教育振興委員会賞に選ばれました。"

    凄い自由研究 「ナメクジに立ち入り禁止を知らせる研究」
  • 「波動・情報転写による効果・性能をうたった商品」の表示に関する科学的視点からの調査結果について | 東京くらしWEB

    消費者の健康志向などを背景に、「自分の身体の『健康情報を記録した水』を飲むことにより、自己回復機能にスイッチが入る。」「有害波動のある場所においておくだけで異常波動を中和」などと、一見、科学的な根拠に基づくような効果・性能をうたった商品が販売されています。 東京都では、こうした「波動・情報転写による効果・性能」をうたった商品について、不当景品類及び不当表示防止法(以下、「景品表示法」という。)の観点から、調査を実施し、表示に関する科学的視点からの検討を行いました。その結果等について報告します。 1 調査の概要 (1) 調査対象: 「波動や情報転写による効果・性能をうたった商品」に係る表示 10件 (カタログ1件、雑誌広告7件、インターネット表示2件) (2) 調査方法: 販売事業者に対し、表示の根拠となる客観的事実等に関して、景品表示法に基づく報告の徴収等を行い、当該販売業者から提出された

  • http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20121007.html

    http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20121007.html
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    agrisearch 2012/11/26
    近畿大学生物理工学部・鈴木高広教授、「イモ発電」
  • http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20121125.html

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    agrisearch 2012/11/26
    食品総合研究所・杉山純一氏による『蛍光指紋イメージング法』を紹介。「食品を“光”で可視化して産地判別!細菌の繁殖も一目瞭然の技術」
  • 火星の土に有機物か:「歴史的な分析結果」発表へ

  • 世界一の「ウナギ博士」塚本勝巳と生命のロマンに迫る

  • 教授が突然、助手の部下になる日本の制度 東京大学に入ったけれど・・・ああ無常(22)

    いまだ事件から1カ月しか経過していないのに、すでに完全に旧聞に属する感のある「iPS細胞移植詐欺」事件。いまさらこの問題にここで触れるのは、詐欺を働いた森口さんなる人物を袋叩きにしたいがためではありません。 彼のここ数年の栄枯盛衰、そこから透けて見える大学や学術行政の体質的な病に目を向けねば、と思ったのは、こんな報道を目にしたからでした。 [産経新聞10月16日]森口氏「証拠出せない」帰国後、聴取 東大「一件やった」に疑問 iPS細胞(人工多能性幹細胞)の世界初の臨床応用をしたと虚偽の発表をした日人研究者、森口尚史(ひさし)氏(48)が15日、米国から帰国した。 その後、所属先の東大病院から事情聴取を受け、「(当初の説明の6件の治療のうち)1件はやった。証明できる人は出てきてくれない。証拠が出せない以上、やったと言えないことが残念」と述べた。病院側はこの1件について「素直にそうだなとは思

    教授が突然、助手の部下になる日本の制度 東京大学に入ったけれど・・・ああ無常(22)
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    agrisearch 2012/11/26
    森口氏の件に関して
  • フランス人の生産性の高め方 - クマムシ博士のむしブロ

    フランスに住んでいると、人々の時間感覚の違いに辟易することがよくある。駅の故障した自動改札は修理をせずに何ヶ月も放置したままだったり、ビザの手続きも無駄に時間がかかる。 ところが先日、これと相反する行動を目の当たりにした。 今月、私が所属する研究室は別の大学に引越すのため、11月9日には業者が研究室から実験机を持ち出すことになっている。よって、この日までに実験机の上の試薬や実験道具はきれいに片付けておく必要がある。このアナウンスが流れたのは10月末だ。 私はぎりぎりまで実験作業をしたかったので、前日の11月8日までに徐々に片付ければ良いと思っていた。また、フランス人の時間感覚からして、他の研究室メンバーもぎりぎりまで片付けずに実験を続けるだろうと予想していた。 ところが、である。意外なことに、研究室のメンバー皆、アナウンスが流れたとたんに怒濤のごとく実験机を片付け始めたのだ。これは、普段の

    フランス人の生産性の高め方 - クマムシ博士のむしブロ
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    agrisearch 2012/11/26
    「理由はただひとつ、休暇が取りたかったのだ。」
  • バッタ博士によるバッタ本の目次がキてる件 - クマムシ博士のむしブロ

    写真: 前野ウルド浩太郎博士 このブログやメルマガでもたびたびフィーチャーし、コアなファンを獲得しつつあるバッタ博士・前野ウルド浩太郎氏が、11月20日にバッタのを出版することになった。 孤独なバッタが群れるとき<サバクトビバッタの相変異と大発生>: 前野ウルド浩太郎 著 (東海大学出版) 338ページにもおよぶボリュームもさることながら、そのキてる目次が嫌でも目を引く。 目次 はじめに 第1章 運命との出逢い 一縷の望み 師匠との出逢い サバクトビバッタとは? 黒い悪魔との闘い−絶望と希望の狭間に 相変異 コラム バッタとイチゴ コラム バッタ注意報 第2章 黒き悪魔を生みだす血 白いバッタ ホルモンで変身 授かりしテーマ ホルモン注射 触角上の密林 論文の執筆 コラム バッタのエサ換え コラム 伝統のイナゴの佃煮 第3章 代々伝わる悪魔の姿 相変異を支配するホルモン 補欠人生に終止符

    バッタ博士によるバッタ本の目次がキてる件 - クマムシ博士のむしブロ
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    agrisearch 2012/11/26
    新著「孤独なバッタが群れるとき<サバクトビバッタの相変異と大発生>」
  • パラサイト男子とその彼を体内に宿した女子の愛の物語 - むしブロ+

    我々ヒトの世界では男女という2つの性が存在するのが当たり前だが、世の中にはメスだけで繁殖する動物や、ひとつの体に雄と雌の両方の生殖機能をもつ雌雄同体の動物もいる。 雌雄同体の動物は、卵子と精子をつくることのできる生殖器官、卵精巣をもっている。雌雄同体の個体が別の雌雄同体の個体と交尾して生殖する場合もあれば、自ら作り出した卵子と精子を受精させて子どもを作る場合もある。後者の受精様式を自家受精という。 雌雄同体の動物種は、動物界全体の5~6%ほど存在する。不思議なことに、莫大な種数を誇る昆虫では、ワタフキカイガラムシの仲間にしか雌雄同体は確認されていない。 Image: Wikimedia ワタフキカイガラムシIcerya purchasiは、1個体の中で精子と卵子を受精させる自家受精をもっぱら行う。だが、この生物における雌雄同体のシステムは、非常に特殊なものとなっている。というのも、卵精巣に

    パラサイト男子とその彼を体内に宿した女子の愛の物語 - むしブロ+
    agrisearch
    agrisearch 2012/11/26
    ワタフキカイガラムシの雌雄同体の仕組みについて