ブックマーク / horikawad.hatenadiary.com (123)

  • 「ヒアリ死亡例は確認されなかった」という一部報道を検証する - クマムシ博士のむしブロ

    テレビのニュース報道が「環境省の調査により海外でのヒアリによる死亡例は確認できなかった」と伝えていた。 news.livedoor.com 国内で相次いで発見されているヒアリについて、海外での死亡例は確認できなかったとして、環境省はホームページから表現を削除した。 日テレNEWS24 しかし、このブログの前回の記事でも検証したように、アメリカではヒアリの死亡例が確認されているのは明らかだ。 horikawad.hatenadiary.com 1998年までに累計で少なくとも44例のヒアリによる死亡ケースが確認されている。そして、これはだいぶ少なく見積もった数だ。個々の死亡ケースは、たびたびニュースになっている。たとえば2016年には、母親が死去した翌日に、葬式のアレンジのために干し草の上で電話をしていた娘が、ヒアリに襲われて亡くなったことが報告されている。 www.independen

    「ヒアリ死亡例は確認されなかった」という一部報道を検証する - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2017/07/19
    「日本テレビの報道により、多くの人々が「ヒアリに刺されても絶対に死ぬことはない」と勘違いしてしまっているようだ。」
  • 「ヒアリに刺されて年間100人死亡説」を検証する - クマムシ博士のむしブロ

    ヒアリ Solenopsis invicta. 撮影:松吏樹郎(大阪市立自然史博物館)(CC BY 4.0) 2017年になって、神戸、名古屋、大阪、そして東京で相次いで発見されている、侵略的外来種のヒアリ(Solenopsis invicta)。ヒアリは人を刺し、確率はきわめて低いものの、ときに死に至らしめることもある。このことから、連日のように報道されるヒアリ発見のニュースは、少なくない人々を不安にさせている。 前回の記事で紹介した、日語で書かれた唯一のヒアリ書籍『ヒアリの生物学』には、アメリカでは1年間で1400万人ほどがヒアリに刺され、そのうち100人ほどが死亡していると書かれている。*1 ヒアリの生物学―行動生態と分子基盤 作者: 東正剛,東典子出版社/メーカー: 海游舎発売日: 2008/04/01メディア: 単行この商品を含むブログを見る (追記:Amazonで在庫切れ

    「ヒアリに刺されて年間100人死亡説」を検証する - クマムシ博士のむしブロ
  • 『ヒアリの生物学』でヒアリの生態を知る - クマムシ博士のむしブロ

    Image: Insects Unlocked (Creative Commons CC0 1.0 Universal Public Domain Dedication) 2017年5月、神戸港で国内では初となるヒアリが発見された。さらに同年6月には名古屋港と大阪港でもヒアリが確認された。ヒアリは原産地の南米からアメリカ、オーストラリア、そしてアジア諸国へと侵入、定着しており、その分布域を拡大している。 ヒアリは針をもち毒を打ち込んで攻撃し、場合によっては人間を死に至らしめるともある。このことから、国内のメディアでも「殺人アリ」ヒアリについて大きく取り上げるようになってきたが、この侵略的外来種が実際にどの程度脅威となりうるのかについて、正確かつ詳細な情報源が限られているのが現状だ。 この生物について国内で入手できる情報源のうち、もっとも豊富な情報を提供してくれるのが書籍『ヒアリの生物学』だ

    『ヒアリの生物学』でヒアリの生態を知る - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2017/07/05
    「大きなコロニーには、鳥取県の全人口と変わらない数のアリが暮らしているわけだ」。。
  • クマムシ研究のクラウドファンディングを開催中です - クマムシ博士のむしブロ

    このたび、クマムシ研究プロジェクトのクラウドファンディングを学術系クラウドファンディングサイト「academist」にて行います。 最強生物クマムシの耐性の謎をゲノム編集で解明する! 極限的乾燥、超低温、超高圧、高線量放射線、そして、宇宙空間の超真空。驚異的な環境にも耐えられるクマムシの強さの秘密をさぐるべく、今回、この生きものでのゲノム編集技術を確立して調べたい。ということで、クラウドファンディングを行うことになりました。ぜひとも皆さんとご一緒に、クマムシ研究を進めていきたいのです。 このクラウドファンディングは、ただの寄付ではありません。資金額に応じて、クマムシにゆかりのあるリターン(お返し)を用意しています。ここでしか入手できないクマムシグッズもあります。また、今回は、共同研究者も募集しています。ゲノム編集や遺伝子操作に明るく、クマムシ研究に興味のある研究者の方、お気軽に声をかけてく

    クマムシ研究のクラウドファンディングを開催中です - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2017/03/02
    「ゲノム編集でクマムシの謎に迫る」
  • NASAが発表した「TRAPPIST-1の系外惑星群」のインパクト - クマムシ博士のむしブロ

    Image credits: NASA/JPL-Caltech (images used under NASA media usage guidelines) アメリカ時間の2017年2月22日、NASAは系外惑星に関する新たな発見について記者会見を開いた。その新発見の内容とは、「ひとつの惑星系に7つの地球サイズの系外惑星が存在すること」だった。これら7つの系外惑星のうち、3つは地表に液体の水が存在しうるハビタブル(生命棲息可能)な惑星である可能性が示された。 生命を宿せるような「第二の地球」候補になりうる系外惑星が3つも同じ惑星系内で確認されるのは、初めてのこと。今回の発見は、我々が想像していた以上に太陽系の外には生命の星がありふれていることを示唆する、重要な発見といえる。 ・系外惑星とは 系外惑星とは、太陽系の外に存在する惑星のことである。これらは恒星の周りを公転している。観測技術の発

    NASAが発表した「TRAPPIST-1の系外惑星群」のインパクト - クマムシ博士のむしブロ
  • クマムシール付き『クマムシ博士のクマムシへんてこ最強伝説』を出版します。 - クマムシ博士のむしブロ

    クマムシ新刊『クマムシ博士のクマムシへんてこ最強伝説』を2月下旬に出版します。最強生物クマムシのなので、書の帯には「死なない!」がやたら目立っていますが、もちろんクマムシも死にます。それも、意外なくらいにあっけなく。書ではクマムシの強さよりも、むしろそういう弱い部分を取り上げています。 クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説 作者: 堀川大樹,ナショナルジオグラフィック出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社発売日: 2017/02/24メディア: 単行この商品を含むブログを見る 前作『クマムシ研究日誌』や前々作『クマムシ博士の「最強生物」学講座』とは異なり、書『クマムシ博士のクマムシへんてこ最強伝説』では、クマムシのちょっとした仕草やへんな習性、そして、研究をする上で重要であるものの語られることのないクマムシtipsなどをイラストともに描きました。 クマムシにし

    クマムシール付き『クマムシ博士のクマムシへんてこ最強伝説』を出版します。 - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2017/02/06
    「『クマムシ観察絵日記』の連載は2016年に終了。その後、ナショジオからの書籍化が決定」
  • クマムシしか研究したくない教員と、アリしか研究したくない学生。 - クマムシ博士のむしブロ

    勇ましい姿の岩井くん 私が北海道大学大学院に進学した2002年、研究室の指導教員の東正剛教授の専門はアリの生態学でした。通常であれば、研究室の指導教員は自分の専門に関連したテーマを学生に与えるもの。でも、私はどうしてもクマムシしか研究したくありませんでした。 東教授は何も言わずに、こちらの好きなようにクマムシの研究をさせてくれました。このあたりの経緯は『クマムシ研究日誌』にも書いた通りです。 horikawad.hatenadiary.com そして時は流れて2014年。私は慶應義塾大学で学生を指導する立場になっていました。そのときに一人の学部1年生を指導することになりました。 彼の名は岩井碩慶くん。小さいときから昆虫が好きで、大学に入る前からアリやハチといった社会性昆虫の研究をしていたといいます。高校時代には、学生向けのコンペティションでも賞をもらったりと、なかなかガチ度の高い学生です。

    クマムシしか研究したくない教員と、アリしか研究したくない学生。 - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2017/01/07
    「ケンランアリスアブ」
  • クマムシ博士はLINE株式会社に抗議します - クマムシ博士のむしブロ

    苦労して撮った  クマムシの写真 気づいたらNAVER  無断転載ん ひとつだけじゃない  いっぱい確認 その写真  おまえのじゃなくmine すかさず抗議の  メールを送信 なのに削除  しないんだLINE 厚顔無恥さ  転載の天才ん 著作権語る  ドヤ顔役員 もうけっして  ゆるさないん 【関連記事】 horikawad.hatenadiary.com

    クマムシ博士はLINE株式会社に抗議します - クマムシ博士のむしブロ
  • 個人はマイメディアをもとう - クマムシ博士のむしブロ

    ハフポの編集長はじめご担当者から、連絡とお詫びをいただいた。 メールでは「過去に転載した記事を順次削除する」とおっしゃってくれた。 また、「記事毎に確認を取る約束を両者でしていたのに、その周知が担当者間に不徹底だったために迷惑をかけた」とも書かれていた。 以前メールで削除要請をしたとき、ハフポからのお返事メールには「一度公開した記事については削除をしないのでご理解ください」としか書かれていなかった。このときは、こちらからの転載記事の削除要請には、まったく取り合ってくれなかった。今回は、対応が180度かわった。 でも、そんない違いは、もうどうでもいい。 晴れて、ハフポに掲載された記事はすべて非公開となった。このブログで削除のお願いをしてから丸一日足らずでの迅速な対応をしていただいたことに、感謝したい。 今回の社会実験でわかったことは、個人はマイメディアをもったほうが良いということ。 個人が

    個人はマイメディアをもとう - クマムシ博士のむしブロ
  • わけ - クマムシ博士のむしブロ

    ※追記:お願いを聞いてもらえました。 お願いのわけ。 1. 自分のブログの記事からハフポに寄稿しても良いものをハフポ担当者に送って掲載してもらう、という双方の約束を取り交わす。 ↓ ↓ 2.いつの間にか、自分のブログに投稿した記事が、断りなくハフポに転載されるようになる。 ↓ ↓ 3.こちらが転載を許可していないハフポの記事の削除を求めたら、ハフポ側から「それはできん」、私「アーレー」。 ↓ ↓ 4.なんかハフポの規約がヤバいことに気づく。 コンテンツをサイトに投稿することで、お客様は当社(中略)において当該コンテンツを発表し、また改変、修正または保存する権利、ならびにサイトのプロモーションおよびマーケティング目的で当該コンテンツを配布および利用する権利を与えることになります(中略)お客様は、お客様による利用規約違反または表明・保証違反の結果、当社が被る損害について責任を負います ハ

    わけ - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2016/12/05
    「ハフポさん、これ見てたらよろしくまむし。」めいわくだもの(by TX)
  • 【書評】『衛生害虫ゴキブリの研究』年季入りの本格書 - クマムシ博士のむしブロ

    衛生害虫ゴキブリの研究 (SCIENCE WATCH) 作者: 辻英明出版社/メーカー: ?北隆館発売日: 2016/09/23メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 「黒塗りの家庭内ランナー」としてお馴染みの生きもの、ゴキブリ。 たったの一匹が加工品に混入しただけで、ひとつの企業を存続の危機に追いやるほど、この生物は忌み嫌われている。だがはたして、この同居人の実際の姿を知る日人は、いったいどれくらいいるだろうか。 何のてらいもないタイトルの通り、書は、屋内で遭遇する衛生害虫ゴキブリの研究書である。著者は、民間の研究所などで50年以上にわたってゴキブリ研究に従事してきており、ちなみに昭和7年生まれ。そして書には、著者らによる圧巻の研究成果の数々が、これでもかと言わんばかりに詰め込まれている。表紙に描かれたイラストこそゆるふわの脱力系だが、けっして生半可な気分で

    【書評】『衛生害虫ゴキブリの研究』年季入りの本格書 - クマムシ博士のむしブロ
  • 納豆菌の真実、政府公式発表のXデー近づく - クマムシ博士のむしブロ

    Image: 203gow 納豆菌。学名、バチルス・サブチリス・ナットー(Bacillus subtilis var. natto)。 納豆菌は栄養源が枯渇すると、芽胞とよばれる休眠状態になる。この芽胞状態では、宇宙空間でも耐えられるほどの不死身ぶりを発揮する。 なぜ納豆菌はここまで異常なほどの高い耐性能力を備えているのか。それは、彼らが地球の生物ではなく、隕石とともに宇宙から地球侵略のためにやってきたエイリアンだからである。これについては、ブログで訴え続けてきた。 horikawad.hatenadiary.com horikawad.hatenadiary.com horikawad.hatenadiary.com 政府もメディアも、この隠された事実を決して公開してこなかった。それどころか、農林水産省は毎年のように納豆に賞を贈り、ワイドショーでは納豆摂取による健康増進を喧伝する。 納

    納豆菌の真実、政府公式発表のXデー近づく - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2016/11/21
    「ミツカン 金のつぶ パキッとたれ 国産小粒納豆」「宇宙人とパキッ!」/PPAPからのPWNP、ついに世界征服が始まった→@nebaarukun
  • 世界初となるゲノム編集技術「CRISPR-Cas9システム」を用いた遺伝子治療が実施される - クマムシ博士のむしブロ

    中国の研究グループにより、世界初となるゲノム編集技術CRISPR-Cas9システムを用いた遺伝子治療の臨床試験が行われた。 CRISPR gene-editing tested in a person for the first time PD-1 knockout engineered T cells for metastatic non-small cell lung cancer ゲノム編集による遺伝子治療は、HIVをジンクフィンガーヌクレアーゼ(ZFN)を用いて行われた例がある。CRISPR-Cas9が使われたのは、今回が初めて。それにしても、世界に先駆けてヒト受精卵にCRISPR-Cas9システムでゲノム編集をしたのも中国だったし、中国はとばしますね。上のNatureの記事内では、専門家がアメリカ中国の医学研究競争を「スプートニク2.0」とよんでいる。うまい例え。 ゲノム編集技

    世界初となるゲノム編集技術「CRISPR-Cas9システム」を用いた遺伝子治療が実施される - クマムシ博士のむしブロ
  • 教授ショートコント「若手研究者問題」 - クマムシ博士のむしブロ

    (「若手研究者問題検討委員会有識者会議」終了後、新橋のとある飲み屋で) 有識者教授A「くそう、大学運営費交付金の削減がこのまま続くと、若手研究者を雇用できないじゃないか・・・!」 有識者教授B「でも、もう何年も言ってるけど全然変わんないじゃないか。政治家も文科省の役人も、聞く耳を持ちやがらねえ。現状はどんどんひどくなってる。もう日の基礎研究はおしまいだ!」 有識者教授A「ウチんとこなんか、5年後には新規採用が凍結になるらしいぜ」 有識者教授B「まだマシだよ。ウチんとこは、もう来年から凍結になるって」 有識者教授A「日オワタな」 有識者教授B「ああ、オワタオワタ」 有識者教授C「でもさぁ、国なんて絶対動かないし、もう自分たちが変わるしかないんじゃないかな?」 有識者教授A&B「お前、いたのかよ・・・。ていうか、自分たちが変わるしかないって、どういうこと?」 有識者教授C「いや、よく考えた

    教授ショートコント「若手研究者問題」 - クマムシ博士のむしブロ
  • NASA発表の「エウロパに間欠泉の存在」の意味を考える - クマムシ博士のむしブロ

    Credit: NASA Goddard 現地時間の2016年9月26日にNASAで会見が開かれ、「木星衛星エウロパから吹き出す水と思われる物質を観測した」と発表した。 NASA’s Hubble Spots Possible Water Plumes Erupting on Jupiter's Moon Europa これは先日、小野雅裕さんや藤島皓介さん、そしてここで予想した内容とほぼ一致。今回の予想は優しかった。ただ、私が希望的観測で予想していたエウロパ全域での間欠泉の存在や、有機物の検出については、今回の発表に含まれていなかった。 horikawad.hatenadiary.com エウロパの地表は厚い氷で覆われており、その下には内部海があると信じられていた。液体の水があれば、生命体が潜んでいても不思議ではない。NASAはエウロパの探査計画に力を入れている。 さらに、もしエウロパに

    NASA発表の「エウロパに間欠泉の存在」の意味を考える - クマムシ博士のむしブロ
  • レールを外れてクマムシ研究 - クマムシ博士のむしブロ

    クマムシは極限環境に耐える動物として知られる。私たちは今回、そのクマムシの中でも横綱級の耐性を誇るヨコヅナクマムシの高精度ゲノム配列を決定し、生物の放射線耐性機構の一端を解明した。論文はNature Communicationsに掲載された。 Hashimoto T*, Horikawa DD*, Saito Y, Kuwahara H, Kozuka-Hata H, Shin-I T, Minakuchi Y, Ohishi K, Motoyama A, Aizu T, Enomoto A, Kondo K, Tanaka S, Hara Y, Yoshikawa S, Sagara H, Miura T, Yokobori S, Miyazawa K, Suzuki Y, Kubo T, Oyama M, Kohara Y, Fujiyama A, Arakawa K, Katay

    レールを外れてクマムシ研究 - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2016/09/21
    横綱級の成果に。
  • アカデミック・ラブ - クマムシ博士のむしブロ

    四月上旬、北関東のとある学園都市でもようやく桜が咲き始めた。それと同時に、この街に植えられている多数のスギに由来する花粉が、少なくない市民を攻撃していた。 T大学は、そんな街の一角を占める総合大学である。日でも有数の広大なキャンパスを擁し、学術面でもノーベル賞受賞者を輩出するなど、誇らしい実績をもつことで知られている。 そんなT大学の片隅に位置する建物内に、動物生態学研究室がある。この研究室では、昆虫から脊椎動物に至るまで、さまざまな動物についての生態学的研究が行われている。 毎年4月には、動物生態学研究室では新歓コンパが催される。この年に新しく動物生態学研究室に配属された学部四年生は三名、修士一年生は二名である。学部四年生は全員男、修士一年生は男一名と女一名。研究室で開催される新歓コンパの目的は、表向きは文字通り「新入生を歓迎し親睦を深める」というものだ。コンパの席では研究室のメンバー

    アカデミック・ラブ - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2016/09/14
    20世紀のうちに4卒で就職すべきだった。
  • 【書評】昆虫研究者に囲われた、セクシーすぎる愛人たちの図鑑『きらめく甲虫』 - クマムシ博士のむしブロ

    きらめく甲虫:丸山 宗利 著 「これまでの昆虫図鑑の概念を覆した」。書のことを、こう紹介しても過言ではないだろう。従来の昆虫図鑑では体現できなかった、圧倒的な質感と光沢。書では、各ページがひとつの標箱、いや、宝石箱になっている。その中にそっと指を入れれば、掴めてしまいそうな、きらめく虫たち(実際に、書に印刷された虫を物だと勘違いし、一生懸命に指でつまもうとしていた幼児がいた)。 ページをめくるごとに、たしかな質量をそなえた昆虫たちが浮き出る。虫たちの容姿は、リアルを通り越して、セクシーな領域にまで達してしまっている。これだけのクオリティーにもかかわらず、書は驚愕の1300円(税抜)。私は書店で書を見て、購入を即決した。 これらの艶かしいモデルたちをコレクションし、撮影したのが、ベストセラー『昆虫はすごい』(光文社新書)や『アリの巣をめぐる冒険』(東海大学出版会)の著者でもある

    【書評】昆虫研究者に囲われた、セクシーすぎる愛人たちの図鑑『きらめく甲虫』 - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2016/08/19
    丸山宗利氏。
  • 【満員御礼】クマムシワークショップ開催のお知らせ - クマムシ博士のむしブロ

    ※追記:ワークショップは満員になりました。 アメリカを中心に広がるDIYバイオのムーブメントですが、ついに日でも格的にこの動きが出てきました。2016年に株式会社ロフトワークが中心となり、「BioClub」というDIYバイオのコミュニティが発足。渋谷にある同社が運営する「FabCafeMTRL」の一角にオープンバイオラボスペースができるそうです。 Image credit: BioClub そしてこのたび、幸運な巡り合わせでBioClubとクマムシ研究所がコラボをすることになりました。6月、7月、8月の各月1日ずつの合計3日間、クマムシのワークショップを開催します。1日目にクマムシの採集と観察、2日目にクマムシの飼育、3日目に個人の自由研究を予定しています。詳細は以下のとおり。 BioClub クマムシ研究会 〜世界最強生物と一緒に最強バイオを身につけよう〜 プログラム(※内容は変更

    【満員御礼】クマムシワークショップ開催のお知らせ - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2016/06/23
    「BioClub」というDIYバイオのコミュニティが発足。
  • クマムシの味を知る−−人類の偉大な飛躍 - クマムシ博士のむしブロ

    図0. 無数のドゥジャルダンヤマクマムシ。 1. はじめに 人類が構築してきた文明のなかでも、文化は、もっとも重要なカテゴリーのひとつを占める。ヒトの摂行為は、生命活動に必要なエネルギーを確保するためだけのものではない。摂行為にかかわる味覚、嗅覚、視覚。摂の過程でこれらの感覚が統合・抽出される。調理や盛り付けの方法が開発されてきた理由の一端として、人類が摂行為を通した感覚刺激によって得られる快楽を求めてきたことが挙げられるだろう。 我々の豊かな文化を支えるもっとも基的なパーツは、材である。摂行為に快楽を求めてきた人類は、多数の材を開拓してきた。人類にとって未知の材料を新たな材レパートリーに追加することは、文化の土台を水平方向に伸長させ、文化の総ボリュームを拡張する(図1)。 図1. 材のレパートリーは文化を形成する基盤である。 すなわち、未知の材の開拓は、

    クマムシの味を知る−−人類の偉大な飛躍 - クマムシ博士のむしブロ
    agrisearch
    agrisearch 2016/04/01
    「ドゥジャルダンヤマクマムシ」