遺伝子組み換えトウモロコシの畑。仏南西部ボルドーで(2007年8月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEAN-PIERRE MULLER 【4月14日 AFP】過去20年間にわたって着実に増え続けてきた遺伝子組み換え(GM)作物の作付面積が昨年、初めて減少に転じた。国際アグリバイオ事業団(ISAAA)が13日、発表した。 20年前に初めて市販されたGM作物の作付面積は、2014年には世界で1億8150万ヘクタールに及んだ。19年間にわたってその作付面積は拡大する一方だったが、昨年初めて1%の減少に転じた。ISAAAではトウモロコシや綿の価格の下落を原因に挙げ、穀物価格が上昇すれば総作付面積も再び拡大するだろうと述べている。 昨年、GM作物の作付面積が減少した中では、世界のGM作物生産トップの米国が前年比220万ヘクタール減、深刻な干ばつに見舞われた南アフリカが同70万ヘクタール減などとな
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