米国では毎年4月第2週が「全米ロボット週間」と指定されており、各地でロボット関連のイベントや競技会が開かれる。シリコンバレーでは「Robot Block Party」という地元のロボット会社やロボット開発者が製品を出展し、交流するイベントが2016年4月6日に開かれた。 このパーティーには毎年、大学の研究所や地元の大企業、ロボットのスタートアップ、教育ロボット会社、個人のロボット愛好家など、タイプの異なるさまざまなロボット関係者が集まってくるのが魅力だ。 出展されるロボットもいろいろで、その完成度にも差がある。ホビイストが途中まで作ったヒューマノイドロボットを展示しているかと思えば、注目されるスタートアップの倉庫ロボットが動いていたり、紙でできたオモチャロボットがバトルをやっていたりする。そんな不揃いさがかえって、シリコンバレーのロボット関係者の層の厚さを感じさせる。