ブラジル・リオデジャネイロの獣医学研究施設でサルの死骸を調べる獣医師(2018年2月8日撮影)。(c)AFP/CARL DE SOUZA 【2月11日 AFP】ブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で、流行している黄熱への懸念と誤った認識により、多数のサルが違法に殺される事案が相次いでおり、黄熱ウイルス対策が困難になっている。当局が明らかにした。 多数のサルが殺されている背景には、現地の住民たちが、サルが人に黄熱ウイルスをまき散らす可能性があるという誤った認識を持っている現状がある。 多数のサルが殺されていることを受けて対策に乗り出した保健当局によると、リオデジャネイロ州では今年に入ってから既に238匹のサルの死骸が見つかっている。昨年1年間に見つかった死骸は602匹だった。 今年見つかったサルの死骸の69%で人から攻撃を受けた痕跡が見られた。そのほとんどは撲殺された痕
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