英バーミンガムで開催された「クラフツ・ドッグショー」に参加したフレンチブルドッグ(2017年3月10日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Oli SCARFF 【5月3日 AFP】キュートな平たい顔ゆえに呼吸器に問題を抱えやすいとされるフレンチブルドッグについて、人気急上昇の結果、動物福祉という観点から懸念が高まっていると指摘する研究論文が3日、学術誌「Canine Genetics and Epidemiology(犬の遺伝学と疫学)」で発表された。 短頭種の小型犬への世界的な人気の高まりを受け、英国でもフレンチブルドッグに対する需要が急増。同国では「まもなく」、「フレンチーズ(Frenchies)」との愛称を持つフレンチブルドッグが最も人気の高い犬種になると予測されている。 論文の共同執筆者である、英ロンドン大学(University of London)王立獣医カレッジ(