新潟県は、ことしのコシヒカリの「1等米」の比率が先月末時点で20%と、過去10年で最も低い水準にとどまっていることを明らかにしました。県は、フェーン現象によるこの夏の記録的な暑さが原因とみて、特定を急ぐことにしています。 それによりますと、ことしの新潟県産のコシヒカリの「1等米」の比率は先月末時点で20%と、過去10年で最も低かった平成22年産の20.3%とほぼ同じ水準にとどまっています。 コメの等級は、形やつやなど見た目を元に4つの等級に分けられ、食味には影響ないとされていますが、等級が低いほど買い取り価格は下がるため、生産者の収入の減少が懸念されています。 コメの品質は、稲の穂が出たあと一定期間、高温の影響を受けやすく、新潟県内はその時期にあたる8月、台風10号の接近に伴うフェーン現象で全国で最も高い気温を記録しました。 県は、記録的な暑さが品質低下の原因とみて特定を急ぐとともに、来月
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