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  • 25年前、日本のとある村だけで配られた幻のMac「FM-A71」の正体を追え!

    1996年、当時日一インターネット普及率の高い村があった。このとき、住民に配布された端末の中に、Macファンの多くが知らないであろう専用機種があったという。おそらく相当マニアックなMacファンの間でも知られていないであろうこの謎の機種について迫ってみた。 Macなのに「FM」…? 事の発端は、Mac業界の重鎮・林信行氏による、6月30日のTwitterでの呟きだった。 今日26周年らしい。世界中で富山県山田村の人しか持ってないMac。まだ現存しててeBay出したらどれくらいの値がつくのだろう?私は当時のアップルCEOアメリオに提案メール書いたらすぐに検討すると返事きた。それと別に日のアップルでも検討してた。 何かイベントやろうと @hokayan に言われてた pic.twitter.com/XwmwqCqCJf — Nobi Hayashi 林信行 (@nobi) June 30,

    25年前、日本のとある村だけで配られた幻のMac「FM-A71」の正体を追え!
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    agrisearch 2021/07/06
    「(現富山市の)山田村ではこのQuickTime Conferencingを使ってテレビ電話が(Mac同士のみではあるが)可能となり、家庭や福祉施設で利用されていたようだ」
  • ユーグレナに胃がんへ進展する可能性がある胃粘膜の炎症抑制効果の可能性

    東京大学とユーグレナの共同研究チームは、微細藻類ユーグレナの乾燥粉末が、胃がんに進展すると予想される胃粘膜の炎症を抑制することを示唆する研究成果を確認したことを7月2日に発表した。 同研究は、東京大学農学部獣医学専修の飯田理聖氏、フィリピン大学ロスバニョス校獣医学部 准教授Mark Joseph M. Desamero氏、ユーグレナ研究開発部機能性研究課の安田光佑氏、ユーグレナ研究開発部機能性研究課 課長の中島綾香氏、東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻 准教授の角田茂氏、同教授の平山和宏氏らによるもの。詳細は、オープンアクセスの学術誌「Scientific Reports」に7月1日付で掲載された。 胃がんは世界的には2番目に多いがんであり、日でも年間約12万9000人に発生し、 約4万3000人の死亡原因となっているという。ヒトでは、慢性的な炎症による胃粘膜の増殖亢進(過形成)

    ユーグレナに胃がんへ進展する可能性がある胃粘膜の炎症抑制効果の可能性
  • 日本の猛暑の原因はアフリカにあった、三重大が約40年分のデータから解明

    三重大学は7月1日、過去39年にわたる観測値の分析と数値シミュレーションにより、アフリカのサヘル地域(サハラ砂漠のすぐ南に位置する帯状の半乾燥地域)で雨雲が大きく発達すると、日上空の高気圧の引き金となり、結果的に日の猛暑の一因となっていることを発見したと発表した。 同成果は、三重大 生物資源学研究科の中西友恵大学院生(研究当時)、同・立花義裕教授、同・安藤雄太研究員(研究当時、現・新潟大学特任助教)らの研究チームによるもの。詳細は、地球規模の気候を扱った独・学術誌「Climate Dynamics」に掲載された。 日での異常気象の原因としては、エルニーニョなど、太平洋の熱帯の気候条件による影響を考察する研究が盛んだが、遠く離れたアフリカの熱帯地域の気候・天候の影響という視点は、これまで見過ごされてきたという。そこで研究チームは今回、日やアジアの異常気象のメカニズムを、この新たな視点

    日本の猛暑の原因はアフリカにあった、三重大が約40年分のデータから解明
  • ヤマハ発動機、豪スタートアップとスマート農業に関する共同開発契約を締結

    ヤマハ発動機は6月9日、オーストラリアのスタートアップ「The Yield Technology Solutions社」(以下「The Yield社」)とスマート農業に関する共同開発契約を締結したことを発表した。 ブドウ果樹園でUGV走行試験 The Yield社は、デジタル技術を活用して農業分野の課題解決を目指すオーストラリアのスタートアップ。設立は2014年で、シドニーに社がある。同社が開発した「Sensing+」はセンサーとデータ分析を組み合わせることで、薬剤散布、かんがい、収穫といった農業における重要な作業のタイミング決定を支援するソリューションを提供している。 夜間でもデータ収集が可能なUGV 今回の共同開発の狙いは、画像データ収集を通じた作物の生育状況把握による収穫量予測モデルの精度向上と、局地気象データとロボティクス技術の組み合わせによる自動薬剤散布の効率最適化。ヤマハ発動

    ヤマハ発動機、豪スタートアップとスマート農業に関する共同開発契約を締結
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    agrisearch 2021/06/10
    「The Yield Technology Solutions社」
  • 働き手不足の農業、働く場を求める障がいのある方…「農業×福祉」連携で期待されることとは? | マイナビニュース

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    agrisearch 2021/04/13
    農林水産省 都市農村交流課長・荻野憲一氏
  • ブロッコリーの出荷予測システムを活用し、生産者の収益拡大を目指すJA香川県の取り組み

    PR提供:NTTデータ ブロッコリーの出荷予測システムを活用し、生産者の収益拡大を目指すJA香川県の取り組み 香川県は47都道府県で最も面積が狭いが、平野部が多く、気候が温暖で降水量が少ないという特色をもつ。 この風土を生かして、レタス、ブロッコリー、金時ニンジン、マーガレットなど全国的に知られるさまざまな農産物が栽培されている。 その中でも近年、注目度が高まっているのがブロッコリー。 JA香川県(香川県農業協同組合)ではブロッコリーの安定供給と生産者の収益拡大に向け、ICTを活用した出荷予測システムの導入に取り組んでいる。 お客様の課題 導入効果

    ブロッコリーの出荷予測システムを活用し、生産者の収益拡大を目指すJA香川県の取り組み
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    agrisearch 2021/04/02
    2020/9/30 NTTデータの「あい作」
  • AIでレタスなど主要野菜の市場価格を予測するサービス ‐ NEDO無償提供

    新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は3月24日、ファームシップ、豊橋技術科学大学と共同で、人工知能AI)を活用しレタスやトマトなど5品目の市場価格を週次単位で予測する仕組みを開発したと発表した。同日より無償で市場価格の予測サービスとして提供を開始する。品の廃棄や販売の機会損失の低減につなげる。 野菜市場価格の予測サービスの仕組み NEDOは、2018年度から生産・流通・販売の各段階での現場データを活用した需要予測システムおよびその予測結果を生産現場にフィードバックする成長制御システムの研究開発を行っている。2019年11月から月単位でレタスの価格予測を行う実証を開始した。 今回、NEDOはファームシップ、豊橋技術科学大学と共同でAIを活用した野菜の市場価格予測アルゴリズムの開発を進め、植物工場の野菜の需給マッチングの基礎の高度化に成功したという。さらに対象品目をレタスだけで

    AIでレタスなど主要野菜の市場価格を予測するサービス ‐ NEDO無償提供
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    agrisearch 2021/03/25
    「ファームシップ、豊橋技術科学大学と共同で、人工知能(AI)を活用しレタスやトマトなど5品目の市場価格を週次単位で予測する仕組みを開発…無償で市場価格の予測サービスとして提供を開始」
  • アグリビジネスをもっと豊かに――NTT東日本は日本の農業をどう変えるか?(1) 現場からICT活用の効果を生むために――農業専業会社NTTアグリテクノロジーの設立

    高齢化と人材不足が叫ばれる日の農業。農業経営体の減少が進むにつれて圃場の集約も進行し、一経営体当たり経営耕地面積はこの6年で1.2倍にまで広がっている(農農林水産省統計部)。 農業経営体あたりの負担の増す中、ICTを駆使した農業運営の効率化には大きな期待が集まっている。こうした農業とICTの融合に注力する企業の1つが、NTT東日だ。 同社は2019年にグループ初の農業専業会社を設立して以降、農業に関わる新たな事業会社を毎年設立するなど、農業ICTに強くコミットしている。同社は日の農業にどんなイノベーションをもたらそうとしているのか。第1回では口火を切ったNTTアグリテクノロジーの設立から、NTT東日の試みに迫っていこう。 【1回目】現場目線からICT活用の効果を生むために――農業専業会社NTTアグリテクノロジーの設立 【2回目】共創が農業に新しい風を生む――ビオストックを共同設立し

    アグリビジネスをもっと豊かに――NTT東日本は日本の農業をどう変えるか?(1) 現場からICT活用の効果を生むために――農業専業会社NTTアグリテクノロジーの設立
  • 理研、“不気味な遠隔作用”こと「量子もつれ」に関する新たな法則を発見

    理化学研究所(理研)は3月8日、量子力学に従う多粒子系(量子多体系)が有限温度下で示す「量子もつれ」に関する新たな法則を発見したと発表した。 同成果は、理研 革新知能統合研究センター 汎用基盤技術研究グループ 数理科学チームの桑原知剛研究員、独・マックス・プランク研究所のアルバーロ・アルハンブラ研究員、米・カリフォルニア大学バークレー校のアヌラーク・アンシュ研究員らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、米物理学会が刊行する学術誌「Physical Review Letters」に掲載された。 量子力学に従って運動する多数の粒子系(量子多体系)は、一般的に「量子もつれ」と呼ばれる奇妙な相関を持つ。量子もつれとは、かのアインシュタインですら「不気味な遠隔作用」と呼んで敬遠したとされる、不思議な物理現象だ。どのように不思議なのかというと、2つの粒子の間で距離や光の速度も無視して、一瞬にして情報

    理研、“不気味な遠隔作用”こと「量子もつれ」に関する新たな法則を発見
  • DASH村の夢の続きを実現したい…『ザ!鉄腕!DASH!!』とTOKIO、福島とのこれから - 東日本大震災10年

    インタビュー DASH村の夢の続きを実現したい…『ザ!鉄腕!DASH!!』とTOKIO、福島とのこれから - 東日大震災10年 2011年3月11日に発生した未曾有の災害・東日大震災から10年。マイナビニュースでは、この震災に様々な形で向き合ってきた人々や番組のキーパーソンにインタビューし、この10年、そしてこれからを考えていく。 日テレビ系バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(毎週日曜19:00~)で、TOKIOのメンバーたちが体を張って農作業などに挑む看板コーナー「DASH村」は、福島第一原発事故によって撤退を余儀なくされたが、「出張DASH村」や「新男米」はもちろん、「新宿DASH」「DASH島」など、様々な企画でそのDNAは今も生き続けている。 島田総一郎統轄プロデューサーに、この10年の取り組みやTOKIOに感じる福島への愛情、そして4月以降新体制となるTOKIOととも

    DASH村の夢の続きを実現したい…『ザ!鉄腕!DASH!!』とTOKIO、福島とのこれから - 東日本大震災10年
  • スギを無花粉にする遺伝子は全国のスギ林に存在することを森林総研が確認

    国民の27%がスギ花粉症患者であると言われ、社会問題となっている中、林業分野におけるスギ花粉症対策として、少花粉スギや花粉を作らない「雄性不稔(無花粉)」スギの利用が解決策として考えられおり、無花粉スギの選抜や無花粉の新品種の開発には無花粉の原因遺伝子の特定が必要不可欠とされている。 こうした中、森林総合研究所(森林総研)は、花粉形成に異常がある雄性不稔の原因となる遺伝子のひとつ「MS1」を同定し、無花粉となる変異には2つの系統があること、ならびにこれらの共通した系統との関連性、これらの変異の元となる系統が全国の天然スギ林に広く分布していることを明らかにしたと発表した。 同成果は、森林総合研究所 樹木分子遺伝研究領域 非常勤特別研究員, 森林総研特別研究員の長谷川陽一博士、同チーム長の上野真義博士、同Fu-Jin Wei博士、同主任研究員の松麻子博士、同主任研究員の内山憲太郎博士、同室長

    スギを無花粉にする遺伝子は全国のスギ林に存在することを森林総研が確認
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    agrisearch 2021/02/20
    「スギの雄花で発現している遺伝子を抽出し、塩基配列を解読、正常なスギと無花粉スギを比較した結果、無花粉スギの雄花では、108個の遺伝子で発現が抑制されている可能性が示されたという」
  • 藤本美貴、出身・北海道で農業を体験 CMソングはGLAY「はじまりのうた」

    タレントの藤美貴が、JAグループ北海道「パラレルノーカー」の新CM「パラレルノーカーはじまっています」編に出演する。CMは16日から北海道限定で放送し、CMソングにはGLAYの「はじまりのうた」が採用された。 「パラレルノーカーはじまっています」編より藤美貴 業と平行して気軽に農業ができる取り組み「パラレルノーカー」の格始動に際して放送されるCMでは、北海道出身の藤が広大な土地で農業を体験する様子を収めた。特設サイトでは体験レポートも公開している。 藤は「の大切さを考えるきっかけにもなると思うので、自分のできるペースから農業を始めてみるのは当におすすめです」とコメントを寄せた。 CMソングを担当するのは同じく北海道出身のGLAY。ボーカルのTERUは「僕の母の実家も農業を営んでおり、小中学生の頃は収穫などお手伝いをして農業を営む大変さを感じていましたが、それ以上に楽しさや自

    藤本美貴、出身・北海道で農業を体験 CMソングはGLAY「はじまりのうた」
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    agrisearch 2021/02/16
    JAグループ北海道「パラレルノーカー」
  • 「いらすとや」とは違うテイストが欲しい時に! 商用利用も可能な無料イラストサイト厳選5選

    9年間(!)ほぼ毎日更新を続けたという「いらすとや」。今後は不定期更新になる フリー素材集サイト「いらすとや」が、毎日更新の終了を発表した。今後は不定期更新になるというだけで2万5千点もの既存のライブラリーは引き続き利用できるのだが、時事ネタの反映の速さが見られなくなることを、残念がっている人もいるだろう。 その一方、いらすとやの絵柄があまりにも有名になりすぎたことで、別のテイストを求める声はチラホラと耳にする。「いらすとや」のボリュームに比肩しうるフリー素材サイトはそうあるわけではないが、テイストの統一感という点にフォーカスすれば、魅力的なサイトはほかにも多数存在している。 今回は、いらすとやと同様にサイト単位でテイストが統一されており、かつ人物を中心に一定数のイラストがストックされていることを条件に、5つの無料イラスト配布サイトをピックアップした。いずれも商用含めフリーで利用できること

    「いらすとや」とは違うテイストが欲しい時に! 商用利用も可能な無料イラストサイト厳選5選
  • 新型コロナによる嗅覚障害は正常に戻らない可能性がある、東大が確認

    東京大学は2月2日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のモデル動物を用いた研究で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のウイルス量にかかわらず、感染後数日で広範囲にわたって、鼻の奥にある匂いを感知する部位である「嗅上皮」が脱落することを明らかにしたと発表した。また、大部分の嗅上皮は感染後21日で正常厚になることも見出したが、正常厚に戻らない場合があることも発表された。 同成果は、東大医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の浦田真次届出研究員(米・テキサス大学医学部ガルベストン校 耳鼻咽喉科 博士研究員兼任)、同・岸めぐみ届出研究員(テキサス大医学部ガルベストン校 病理学 リサーチアソシエイト兼任)、東大大学院 院医学系研究科 外科学専攻 耳鼻咽喉科学・頭頸部外科学の山岨達也教授(東大医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 科長兼任)、テキサス大医学部ガルベストン校病理学の

    新型コロナによる嗅覚障害は正常に戻らない可能性がある、東大が確認
  • 名大など、数学と考古学を融合させた新分野で人類進化史の説明に成功

    名古屋大学(名大)は1月12日、旧人と新人というふたつの人類集団の空間分布動態を表現すると同時に、集団間の資源競争による人口密度の変化を示す数理モデル「生態文化分布拡大モデル」を用いた人類進化史の説明に成功したと発表した。 同成果は、名大博物館・大学院環境学研究科の門脇誠二講師、明治大学 総合数理学部の若野友一郞教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、科学誌「Quaternary International」にオンライン掲載された。 ここ最近10年間の人類進化史の研究における進展はめざましく、現在の中学校や高校の歴史や生物の教科書が追いつかない状況となっている。それら教科書では、我々ホモ・サピエンスこと新人は、ネアンデルタール人などのさまざまな旧人よりもあとに登場し、より発展した文化を最初から持っていたと説明されている。しかし、もはや大きな更新が必要だという。 まず新人の登場時期が、約3

    名大など、数学と考古学を融合させた新分野で人類進化史の説明に成功
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    agrisearch 2021/01/15
    「生態文化分布拡大モデル」
  • 加齢した父親の精子が子どもの神経発達障害に影響する、東北大が確認

    東北大学は1月4日、父親の加齢が子どもの神経発達障害様行動異常の原因となりうること、またその原因となる分子病態基盤として、神経分化を制御するタンパク質「REST/NRSF」が関与し、加齢した父親の精子の非遺伝的要因が子どもに影響することを発見したと発表した。 同成果は、同大学大学院 医学系研究科・発生発達神経科学分野の大隅典子教授、東北大 加齢医学研究所 医用細胞資源センターの松居靖久教授、東京農業大学 応用生物科学部 バイオサイエンス学科 動物発生工学研究室の河野友宏教授、愛知県医療療育総合センター 発達障害研究所 障害モデル研究部の吉崎嘉一研究員らの共同研究チームによるもの。詳細は、「EMBO Reports」にオンライン掲載された。 将来の健康や特定の疾患へのかかりやすさなどは、胎児期や生後早期の環境に強く影響を受けると考えられている。これまでは、主に母体の栄養状態や薬物摂取など、母

    加齢した父親の精子が子どもの神経発達障害に影響する、東北大が確認
  • 千葉大など、食物アレルギーの治療法「経口免疫療法」の仕組みの一端を解明

    千葉大学は12月7日、物アレルギーの治療法であるものの、その機序についていまだ不明な点が多かった「経口免疫療法」の治療メカニズムの一端を解明したと発表した。 同成果は、千葉大大学院 医学研究院の倉島洋介准教授、東京大学 医科学研究所の清野宏教授、同・高里良宏医師らの共同研究チームによるもの。詳細は、米国学術誌「Mucosal Immunology」にオンライン掲載された。 物アレルギーは、日において約120万人もの患者がいるとされている。その症状は、かゆみやじんましんに始まり、おう吐、下痢のほか、最悪の場合ショックを起こして死に至るケースもある危険な疾患だ。そのメカニズムは、白血球の一種である「マスト細胞」がアレルゲン(アレルギーを起こす物質)を受容し、「ヒスタミン」などのアレルギー物質を放出することで発症してしまう。 そこで共同研究チームは今回、物アレルギーの有望な治療法である経

    千葉大など、食物アレルギーの治療法「経口免疫療法」の仕組みの一端を解明
  • 東大など、約100億光年彼方のクエーサーで鉄などの存在量比の推定に成功

    東京大学と京都産業大学は12月2日、共同開発した近赤外線高分散分光器「WINERED」を、ヨーロッパ南天天文台がチリ共和国に設置した新技術望遠鏡に搭載して約100億光年離れたクエーサー6天体の分光観測を実施し、取得したスペクトルに見られる輝線の強度から鉄とマグネシウムの存在量比を推定したところ、宇宙化学進化の理論モデルと一致することが判明したと発表した。 同成果は、東大大学院 理学系研究科附属 天文学教育研究センターの鮫島寛明特任助教、東大の吉井譲名誉教授(米・アリゾナ大学スチュワード天文台教授兼任)、京産大 神山天文台の河北秀世天文台長(同大学理学部教授兼任)らの共同研究チームによるもの。詳細は、米天体物理学専門誌「The Astrophysical Journal」に掲載された。 金属でもっとも知られた存在といえる鉄。その起源をたどると、かつて輝いていた大型の恒星たちの内部にたどり着く

    東大など、約100億光年彼方のクエーサーで鉄などの存在量比の推定に成功
  • 三畳紀の海洋生物の大量絶滅と恐竜の多様化は200万年続いた雨が原因か?

    九州大学(九大)、熊大学(熊大)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、神戸大学(神大)、千葉工業大学(千葉工大)、早稲田大学(早大)の6者は12月8日、高温で乾燥した時代として知られる中生代三畳紀(約2億5190万年前~約2億130万年前)の中で、後期の約200万年間(約2億3200万年前の前後100万年)にわたって劇的に降雨量が増加した“雨の時代”こと「カーニアン多雨事象」は、非常に大規模な火山活動が引き金となって起こったことを明らかにしたと共同で発表した。合わせて、火山活動の活発な時期に雨の時代が訪れたことで、海洋での生物群の大量絶滅や、陸上での恐竜の多様化といった生態系の変化も同時に引き起こされた可能性があることも発表された。 同成果は、九大大学院 理学研究院の尾上哲治教授、同・奈良岡浩教授、熊大大学院 自然科学研究科の冨松由希大学院生(九大委託研究生)、JAMSTECの野崎達生グ

    三畳紀の海洋生物の大量絶滅と恐竜の多様化は200万年続いた雨が原因か?
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    agrisearch 2020/12/10
    「オスミウム同位体分析および有機炭素同位体分析から明らかにされた、大規模火山活動とカーニアン多雨事象の年代関係」
  • 発芽野菜は微小重力環境下の方が鮮度を保ちやすいことが判明、東大と広大

    東京大学(東大)と広島大学(広大)は10月16日、宇宙空間での植物栽培の可能性について、生鮮物試料として発芽野菜を選択し、地球上での実験が可能な擬似微小重力の、発芽野菜の鮮度に対する影響を調査し、その結果として主要な鮮度低下現象である質量減少が、擬似微小重力環境では、通常の重力環境に比べて有意に抑制されることを発見したと発表した。 同成果は、東大大学院農学生命科学研究科の牧野義雄准教授、広大大学院医系科学研究科の弓削類教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、米オンライン科学誌「PLoS ONE」に掲載された。 これまで、微小重力および宇宙放射線といった宇宙空間特有の環境が生物に及ぼす影響を調べる研究は、スペースシャトルや国際宇宙ステーション(ISS)にて行われてきた。動物に対する研究としては、筋骨の退化、赤血球の減少などの悪影響が多く観察されている。 また野菜(植物)に対しては、収穫後に

    発芽野菜は微小重力環境下の方が鮮度を保ちやすいことが判明、東大と広大
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    agrisearch 2020/10/20
    「スペース・バイオ・ラボラトリーズ製の重力制御装置「Gravite」にて作出された…直行二軸の周囲に試料を360°回転させ、重力ベクトルを時間軸で積分することによりISSと同じ1000分の1Gの擬似微小重力環境を作り出せる」