ブックマーク / nazology.net (286)

  • 「面倒だから馬鹿っぽく振る舞ってた」馬の知能の驚くべき報告 - ナゾロジー

    馬は私たち人と厚い絆で結ばれた動物ですが、知能面ではあまり注目されません。 競馬好きの人なら、馬がかなり人間の考えを理解していて賢い生き物という印象を持っているかもしれませんが、チンパンジーやイルカ、カラス、ゾウなどに比べて彼らの知能を調査した研究はあまり報告されていないのです。 しかし英ノッティンガム・トレント大学(NTU)の研究で、馬は非常に賢いにも関わらず、面倒なので馬鹿っぽく振る舞っている可能性が示されたのです。 一体どのような知能の高さを見せたのでしょうか? 研究の詳細は2024年7月11日付で科学雑誌『Applied Animal Behaviour Science』に掲載されています。 Horses much more intelligent than we thought, study suggests https://www.ntu.ac.uk/about-us/news

    「面倒だから馬鹿っぽく振る舞ってた」馬の知能の驚くべき報告 - ナゾロジー
  • 【AI狂牛病】AIイラストで画像生成AIが学ぶデータ崩壊が起こりつつある - ナゾロジー

    画像生成AIモデルは、膨大なサンプルから学習し、新たな画像を生み出します。 その結果、今やネット上にはAI画像があふれています。 では、AIモデルが、知らず知らずのうちにAI画像を取り入れて学習するようになると、どうなるのでしょうか。 アメリカのライス大学(Rice University)に所属するリチャード・G・バラニューク氏ら研究チームは、生成AIモデルが合成データを学習して新たな合成データを生成するループが生じると、生成される合成データの品質はどんどん劣化していくと報告しました。 研究チームは、こうした状況を狂牛病(ウシにウシの肉骨粉をエサとして与える行為で蔓延した疾患)になぞらえています。 そして現在、静かに「AI狂牛病」が広がっているかもしれません。 この研究は2024年5月オーストリア・ウィーンで開催された深層学習分野の国際会議「ICLR 2024」で発表されていて、論文はプレ

    【AI狂牛病】AIイラストで画像生成AIが学ぶデータ崩壊が起こりつつある - ナゾロジー
  • 【脳食いアメーバ】致死率ほぼ100%の「フォーラーネグレリア」の恐怖とは? - ナゾロジー

    2013年8月のある暑い夏の日のこと。 米テキサス州サンアントニオで、8歳の少年が数日間にわたる発熱、頭痛、嘔吐、光過敏症を訴えた末、病院に救急搬送されました。 母親は少年をいくつかの病院に連れていったものの、まったく回復の兆しを見せず、悪化の一途を辿っていたという。 少年はすでに意識がなく、光や音、その他の刺激にも反応しなくなっていました。 医師たちは少年に人工呼吸器をつけ、病気の原因を突き止めるべく、懸命の努力を続けました。 そして彼らが少年の脳脊髄液の中に見つけたのは、”脳いアメーバ”として知られる最悪の殺し屋「フォーラーネグレリア」でした。 このアメーバに感染すると、ほぼ100%の確率で死に至るという。 果たして、フォーラーネグレリアはどのような経路でヒトに感染するのでしょうか? ‘Brain-eating’ amoebas kill nearly 100% of victims

    【脳食いアメーバ】致死率ほぼ100%の「フォーラーネグレリア」の恐怖とは? - ナゾロジー
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    agrisearch 2024/08/13
    「原発性アメーバ性髄膜脳炎(PAM)」
  • 有酸素運動をすると筋肉が落ちるという俗説の真実に迫る - ナゾロジー

    「有酸素運動をすると筋肉が落ちる」 トレーニング界隈でよく話題になる俗説です。 この俗説を信じると、筋トレをメインにしたい人は有酸素運動をしない方がいいかのような印象を受けます。しかし実際のところどうなのでしょうか? この俗説の真実に迫った研究結果が、カナダのクイーンズ大学(Queen’s University)らに所属する研究グループから発表されました。 その研究によると、確かにウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、一部の筋肉量を減らしていたようですが、それがそのまま俗説の支持には繋がらないようです。 記事では、筋トレ愛好家が有酸素運動に抱いているイメージの真実を含めて、トレーニング界隈の俗説の真実に迫ります。 なお、今回の研究結果は、学術雑誌『Medicine & Science in Sports & Exercise』の2024年5月号に掲載されています。 A New St

    有酸素運動をすると筋肉が落ちるという俗説の真実に迫る - ナゾロジー
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    agrisearch 2024/08/13
    「また別の実験結果では、参加者が体重を維持できる十分なカロリーを摂取しつつ有酸素運動を行った結果、有酸素運動で筋肉のサイズが増えたという報告もあります」
  • 量子テレパシーによる「疑似的な超光速通信」の方法をわかりやすく解説 - ナゾロジー

    量子テレポーテーションを使った疑似的な超光速通信は可能量子もつれや量子テレポーテーションを扱う科学記事のコメントではしばしば「超光速通信」に触れた書き込みが散見されます。 量子もつれによれば「一方を観測することでもう一方の状態が瞬時に確定する」「たとえ銀河の端と端にいたとしても一瞬で粒子の状態が伝わる」といった説明がされるため、この部分が「超光速通信」と関連していると思う人が多いでしょう。 一方、量子力学について詳しい人々にとってそのような勘違いは非常に滑稽に映るため、しばしば量子力学に関する記事のコメント欄は混乱状態に陥ります。 結論から言えば、量子もつれや量子テレポーテーションを使った超光速通信は疑似的には可能です。 近年の研究では、もつれ状態にある粒子に対して、もつれ状態が壊れない弱い観測を、恣意的な結果が得られるように行う方法が注目されています。 画像情報を物理的に送信せず「テレポ

    量子テレパシーによる「疑似的な超光速通信」の方法をわかりやすく解説 - ナゾロジー
  • 「値上げのせい」スーパーで野菜の価格を下げると市民の健康状態は良くなると判明 - ナゾロジー

    私たちの身体は、毎日摂取するべ物や飲み物から成り立っています。 べ物や飲み物を購入するにはお金が必要なことを踏まえると、個人の収入や商品の価格が間接的に私たちの健康に影響を与えているとも言えるでしょう。 たとえば、スナック菓子、菓子パン、惣菜パン、カップ麺などの超加工品は、安価で高カロリーですが、ビタミンやミネラル、物繊維などの栄養価が低いです。 反対に、野菜や果物といった健康的な事はカロリー当たりで見ると高価で、経済的に貧しければ購入するハードルが高くなります。 最近、米・マウントサイナイ医科大学(Icahn School of Medicine at Mount Sinai)らに所属する研究グループから、スーパーマーケットの野菜や果物、ノンカロリー飲料を半額にするクーポンを発行することで、人々の購買習慣や体重が変動するのか調べた研究が発表されました。 その結果とは、半額のクー

    「値上げのせい」スーパーで野菜の価格を下げると市民の健康状態は良くなると判明 - ナゾロジー
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    agrisearch 2024/08/06
    「半額のクーポンを受け取った人たちは、野菜や果物をよく食べるようになり、体重も減ったというものです」
  • 【恐怖!】人類DNAに残る「古代ウイルスの断片」突然活性化してがんの原因なっていた! - ナゾロジー

    私たちヒトの体は約2万個におよぶ遺伝子によって形作られています。 その数ある遺伝子の中に、奇妙な存在が混じっていることがわかっています。 それらは何千万年も昔に、私たちの祖先である霊長類がウイルス感染した際、その古代ウイルスが祖先の体内に組み込んだDNAです。 ただ今日まで、これらの古代ウイルスの残したDNA断片は、現代人の中で再度働くことはないジャンクDNAだと考えられてきました。 しかし最近、米コロラド大学ボルダー校(CU Boulder)の研究により、古代ウイルスのDNAが私たちの中で活性化することがあり、これが目覚めるとがん細胞の成長と増殖を促す”悪魔の働き”をすることが判明したのです。 研究の詳細は2024年7月17日付で科学雑誌『Science Advances』に掲載されています。

    【恐怖!】人類DNAに残る「古代ウイルスの断片」突然活性化してがんの原因なっていた! - ナゾロジー
  • なぜ幼い子供は母親が好きなのか?根源的な謎を脳科学的に解明 - ナゾロジー

    研究の概要を4コマで解説!今回はまず研究の概要と結果について4コマで解説します。 4コマの後には研究について紹介する記事の文が続いていますので、気になったらぜひ続きも読んでみてください! 4コマという特性上、全てを説明しきることはできませんが、難しい科学研究を楽しめる切欠になってくれれば幸いです。 哺乳類にとって母親は特別な存在です / Credit:clip studio . 川勝康弘子供が母親を慕うのは当たり前だと思いがちですが、その当たり前を実現させるメカニズムが存在します / Credit:clip studio . 川勝康弘子が母を慕う脳回路をハッキングすると、母親以外のものでも子供は安心や安全を感じるようになります。たとえそれが捕者を模したぬいぐるみでもです。 / Credit:clip studio . 川勝康弘子が母を慕う気持ちが脳にプログラムされているからこそ、厳しい

    なぜ幼い子供は母親が好きなのか?根源的な謎を脳科学的に解明 - ナゾロジー
  • ハゲは治る時代に!「フサフサな毛を蘇らせる薬」をマウス研究中に偶然発見! - ナゾロジー

    「男性型脱毛症(AGA)」は、20代以降の成人男性に見られる進行性の脱毛症です。 遺伝や男性ホルモンの乱れが主な原因であり、日人男性の3人に1人がAGAといわれています。 AGAに悩んでいる男性は国内のみならず世界中にたくさんいますが、そんな男性陣に朗報です。 英シェフィールド大学(University of Sheffield)はこのほど、AGA治療に効果的な化学物質を偶然に発見したと発表しました。 実験では、脱毛マウスの毛髪再生を80〜90%促進したとのことです。 薄毛とサヨナラできる日は近い? 研究の詳細は2024年6月3日付で医学雑誌『Frontiers in Pharmacology』に掲載されています。 Cure for male pattern baldness given boost by sugar discovery https://www.sheffield.ac.

    ハゲは治る時代に!「フサフサな毛を蘇らせる薬」をマウス研究中に偶然発見! - ナゾロジー
  • 【増える自称うつ病】辛いのになぜか医師の診察は受けない人々 - ナゾロジー

    医師の診察を受けないで「自分はうつ病だ」と決めつけてしまう人が増えているようです。 この傾向は特に若者の間で顕著であり、SNSやライブ配信などで、そのように主張する人も増えています。 では、「自称うつ病」の人が多いのはなぜでしょうか。 メルボルン大学(The University of Melbourne)心理科学部に所属するジェシー・テス氏ら研究チームは、うつ病や不安障害などの精神疾患を自称する人の増加が、精神疾患の概念の拡張と関連していると報告しました。 世間での精神疾患やメンタルヘルスへの関心の高まりに伴い、どんな症状だったとしても「自分は病気だ」と決めつける不正確な認識が広まったことが原因の1つだというのです。 研究の詳細は、2024年6月14日付の学術誌『SSM – Mental Health』に掲載されました。 Do you have a mental illness? Why

    【増える自称うつ病】辛いのになぜか医師の診察は受けない人々 - ナゾロジー
    agrisearch
    agrisearch 2024/07/26
    「こちらも大きな問題であり、診察や治療が必要な状況の人が、周囲にうつ病を自称するだけで何も治療を行わないでいると症状が悪化する恐れがあります」
  • 【格差社会】数学の例文にお金を使うと「貧困層の子供」は成績が下がる - ナゾロジー

    には義務教育があり、子供たちは家庭環境や収入の違いにとらわれず、教育を受けることができます。 低所得者層だとしても意欲的に学ぶなら、教育の益を十分に得て、成績を高めることができるはずです。 しかし、こうした考えは現実的ではないのかもしれません。 オランダのマーストリヒト大学(Maastricht University)経営経済学部に所属するマルジョリン・マスク氏ら研究チームによると、貧困層の子供(学生)は、数学(算数)の問題で例文にお金べ物を使うと成績が下がると判明したのです。 貧困層の子供たちは、お金べ物に対して何らかの偏見を抱くようになっており、それらが成績に悪影響を及ぼしている可能性があるという。 研究の詳細は、2024年3月15日付の学術誌『npj Science of Learning』に掲載されました。 Poor students perform worse on

    【格差社会】数学の例文にお金を使うと「貧困層の子供」は成績が下がる - ナゾロジー
  • 「東大が微生物たちの遊園地を開発!」でも実は奴隷船… - ナゾロジー

    微生物がマイクロマシンの”パイロット”になるようです。 科学者たちはこれまでに、肉眼では見えないミクロサイズの精巧な乗り物を作り出すことに成功していました。 こうしたマイクロマシンは例えば、体内の狙った場所に薬剤を送り届ける医療目的に使用できます。 ただ問題はマイクロマシンを効率的に動かす方法がなかったことです。 そこで東京大学は今回、緑藻の一種である「クラミドモナス」をパイロットにすることでマイクロマシンを操縦させる大胆な方法に打って出ました。 研究の詳細は2024年7月7日付で科学雑誌『Small』に掲載されています。 微生物によって動く小さなマシン~微細藻類によってマイクロマシンを駆動する方法を開発~ https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0114_00047.html These Tiny Vehicles Are Being Driv

    「東大が微生物たちの遊園地を開発!」でも実は奴隷船… - ナゾロジー
    agrisearch
    agrisearch 2024/07/21
    ゆうえんち。
  • 【ガチ不老】信長より前から生きてるニシオンデンザメ(512歳)は老化していなかった - ナゾロジー

    「人間50年〜」と謡ったのは織田信長ですが、私たちは今や人生100年時代に突入しようとしています。 これは動物界でもトップクラスの長さになりますが、それでも私たちがまったく敵わない動物がいます。 「ニシオンデンザメ」です。 彼らの寿命は平均でも250年、最長だと512歳の個体が見つかっています。 512歳だと生まれは1500年の初めになりますから、1534年生まれの信長より年上なわけです。 「どうしてニシオンデンザメはそんなに長生きできるのか?」これは生物学者にとっての大きな謎でした。 そんな中、英マンチェスター大学(UoM)がその長寿の秘密の一端をついに解明したと報告。 それによると、ニシオンデンザメは代謝が年齢でほぼ変化しておらず真に不老の状態にあったようです。 この研究は2024年7月2日から5日にかけてプラハで開催された生物学会『Society of Experimental Bi

    【ガチ不老】信長より前から生きてるニシオンデンザメ(512歳)は老化していなかった - ナゾロジー
  • 女性は「胸の大きな同性」に対して攻撃性が高まる! - ナゾロジー

    意中の相手を射止めるためには、ライバルを蹴落とすことも必要です。 しかし私たちは「同性なら全員ライバルだ」とみなすのではなく、自分にとって脅威になりそうな存在をピックアップして敵視しています。 では女性は何をもって同性を敵視するのでしょうか? 米テキサスA&M国際大学(TAMIU)が新たに調査をした結果、女性は「胸の大きな同性」に対して特に攻撃的になることが明らかになりました。 研究の詳細は2024年6月26日付で学術誌『Sexes』に掲載されています。

    女性は「胸の大きな同性」に対して攻撃性が高まる! - ナゾロジー
  • この世に存在しない兄弟の子どもを産んだ夫婦 - ナゾロジー

    この世に存在しない人間の子供が誕生していたと判明!この世に存在しない人間の子供が誕生していたと判明! / Credit:Canva事件のきっかけは、父親となったサム(仮名)と赤ちゃんの血液型不一致でした。 サムとサムの不妊治療の末に男の子を出産しましたが、産まれた男の子の血液型は、サムとは一致しませんでした。 そこでサムたち夫婦は、正確な親子鑑定を行うために赤ちゃんのDNAを調べてもらうことにしました。 結果、赤ちゃんはサムの子供ではないとの判定でした。 この場合、可能性は2つです。 体外受精の時に間違った精子が使われたか、不倫をして他の男の子を身ごもったかです。 ですがサムはを信じ、体外受精を行ったクリニックを相手に調査を開始します。 しかしクリニックは間違いを認めませんでした。 そこでサム夫は、サムの父親(赤ちゃんにとってはお爺ちゃん)のDNAを含む、より高精度な遺伝子診断

    この世に存在しない兄弟の子どもを産んだ夫婦 - ナゾロジー
  • 【混ぜるな危険】エナドリ&酒を混ぜて飲むと、脳がヤバいことになる!! - ナゾロジー

    イタリアのカリアリ大学(UniCa)で行われたラット研究により、アルコールとエナジードリンクの「カクテル」は脳に永続的な後遺症を残すことが示されました。 アルコールとエナジードリンクのカクテルは、エタノールの鎮静効果とエナジードリンクの高揚効果を組合わせることで、自分が酔っているかどうかをわからなくさせ、通常よりも深い飲酒につながることが知られています。 研究によると、この危険なカクテルを若い頃から飲んでいた人は、後年の調査でも発見可能なほど脳に永続的な変化が起きてしまっており、記憶力の低下などの悪影響が起きている可能性が示されました。 アルコールとエナジードリンクは脳で何を起こしてしまったのでしょうか? 研究内容の詳細は『Neuropharmacology』にて公開されています。

    【混ぜるな危険】エナドリ&酒を混ぜて飲むと、脳がヤバいことになる!! - ナゾロジー
  • 最初の印象が良いと変えられない!なぜ人は誤った選択に固執するのか? - ナゾロジー

    例えば、自宅から仕事場への出勤ルート。 探せばもっと短時間で安く行けるルートがあるのに、最初に通って慣れ親しんだルートにこだわり続けることってありませんか。 このように私たちには、他にベストな選択肢がありながら、それより少し見劣りしていてもファーストインプレッションが良かった選択肢に固執してしまう傾向がよくあります。 では実際、この心理作用(バイアス)はどれくらい強いのか。 オランダ・ユトレヒト大学(Utrecht University)が新たに調べてみた結果、かなり強固に私たちの心理を支配していることがわかりました。 研究の詳細は2023年の心理学雑誌『Motivation Science』に掲載されています。

    最初の印象が良いと変えられない!なぜ人は誤った選択に固執するのか? - ナゾロジー
  • 「ママしかおっぱいが出ない理由」を数学的に証明することに成功! - ナゾロジー

    「オスの授乳」が起こらない理由と進化論パパはなんでおっぱいでないの? この疑問を1度は尋ねた人は多いでしょう。 哺乳類において自然環境でのオスの授乳が確認されているのは、ダヤクフルーツコウモリ (Dyacopterus spadiceus)ただ一種でありその他全ての哺乳類はメスだけが授乳を行います。 しかし逆を言えば、オスが授乳するような進化は決して不可能ではないことも示しています。 少し考えただけでも、オスが授乳できるようになることの利点は数多くあります。 たとえば授乳中のメスが死んでしまった場合、オスが授乳することができれば子供を救うことができます。 またオスとメスの双方が授乳可能であることは、栄養供給量の面からみても有利となります。 また哺乳類のどのオスにも遺伝的に乳腺組織があることが知られています。 たとえば乳汁漏出症を発症した人間の男性では、母乳が勝手に漏出してしまうことが知られ

    「ママしかおっぱいが出ない理由」を数学的に証明することに成功! - ナゾロジー
  • 伝説のオーパーツ「アンティキティラ島の機械」に新説が浮上! - ナゾロジー

    その時代の文明にはそぐわない、当時の技術力では説明ができない遺物のことをオーパーツと呼びます。 人類はこれまでに数多くのオーパーツを発見してきましたが、中でも特に有名なのが「アンティキティラ島の機械」です。 これは古代ギリシャ時代の遺物であり、長年の研究から天体運行を計算するためのツールであることが確実視されています。 さらに今回、英グラスゴー大学(UofG)の最新研究により、これまで知られていなかった用途が明らかになってきました。 それによると、この機械は354日周期の太陰暦カレンダーとして使われていた可能性が高いようなのです。 それでは、アンティキティラ島の機械の謎を一緒に追ってみましょう。 研究の詳細は2024年6月27日付で学術誌『Horological Journal』(PDF)に掲載されています。 GRAVITATIONAL WAVE RESEARCHERS CAST NEW

    伝説のオーパーツ「アンティキティラ島の機械」に新説が浮上! - ナゾロジー
    agrisearch
    agrisearch 2024/07/04
    「354日周期の太陰暦カレンダー」
  • 南極のミミズがなぜか凍らない謎!身体の中で不凍液が出来ている - ナゾロジー

    適応力を与えてくれました。 イタリアのマルケ工科大学(UNIVPM)で行われた研究によって、極寒の海に住むミミズやゴカイの仲間(多毛類)たちが、共生細菌によって提供される不凍タンパク質のお陰で生きられている可能性が示されました。 南極海域には多くの生命が生息していますが、一部の生命は凍結に抵抗するための不凍タンパク質の遺伝子をもっていないにもかかわらず、平気で過ごしており、大きな疑問となっていました。 自分で作れないなら作れる存在を取り込むのは合理的な進化と言えます。 研究内容の詳細は2024年6月21日に『Science Advances』にて公開されました。

    南極のミミズがなぜか凍らない謎!身体の中で不凍液が出来ている - ナゾロジー