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【減農薬で味よく高品質】 米の粒が最もそろった1等米の比率は97%(2022年度速報値)。久万高原町のブランド米「久万高原清流米」は県全体の平均41%を大きく上回る品質の良さを誇る。綿密な調査に裏付けされた減農薬の栽培方法を確立、四半世紀以上にわたって環境への負荷を抑え、地域の冷涼な気候を生かした食味のよい米を県内外の消費者に届けている。 部会には現在468人が所属。22年はコシヒカリを中心に町内の281ヘクタールで735トンを出荷した。化学合成農薬と化学合成肥料を県の栽培基準比の5割減に抑え、県の特別栽培農産物(エコえひめ)の認証が必要など厳しい条件が課せられるが、小倉重生部会長が「『味が全然違う』と言ってもらえる」と胸を張るほど高い評価を得ている。 1993年の冷夏長雨による大不作を機に米作りを一から見直した。町が各農家の食味分析をしながら栽培データを収集。試験栽培で適切な農薬や肥料の
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