仕事柄海外をふらつくことが多く、昨年は数えてみたらビジネスデイの4分の1は海外にいた計算になっていていまさらながらびっくりしているんですが、海外を見る機会が多くなればなるほど、やはり、日本(の通信)は「安易な」グローバル化を唱えるべきではないという思いが強くなるんですよね。 もちろん、グローバルに追随すべきことも、グローバルビジネスを引っ張るべきところもたくさんあると思います。たとえば、無線の周波数バンドなんてのはグローバルに合わせて当たり前だし、そうでない場合はむしろ「他のグローバルバンドよりもはるかに魅力的」なバンドを提案してグローバルを引っ張るくらいの気概が必要だとは思います。端末・デバイスや、無線方式なんてのももちろんそう。 だけど、これはもう完全にインフラと言う視点になってしまうんですが、日本と言う国がインフラ的にいかに特異かと言うのは、海外を見れば見るほど痛感するんです。 まず