日刊ゲンダイにしては、まともな記事だ。もっとも日刊ゲンダイも、色物記事を掲載しないのであればもっと批判に正当性が増すと思うけど。 懲りない男だ。「日本維新の会」共同代表の橋下徹大阪市長が、また従軍慰安婦問題で“暴言”を吐いた。10日、フジテレビの「新報道2001」に出演し、こう持論を展開したのだ。 「慰安婦問題を正当化するつもりはありませんけども、世界各国で、戦場での性の問題があったんだと。だから、韓国が謝罪を求めにきても、(日本は)『あなたたちもやっていたようなことでもあるから、あなたたちも反省しながら、われわれも反省をする』という、そういうスタンスで臨めばいいと思うんですよ」 相変わらず、「悪いのはボクだけじゃない」というコドモの論理。政治家の発言としては、稚拙極まりない。 橋下といえば、今年5月、慰安婦発言で世界中から顰蹙(ひんしゅく)を買ったばかり。それが維新の人気失速の原因ともい