高麗人参を料理に使って疲れた心身を整える「高麗人参こうらいにんじん」若しくは「朝鮮人参ちょうせんにんじん」と言えば、何となく知っている代表的な生薬です。 江戸時代などの時代劇でも、「高麗人参こうらいにんじんさえあれば、助かったのに…」というシーンもあり、高価なもので庶民には高嶺の花の生薬でした。 現代では、ハーブなどの葉などと比較すると、量的に高麗人参こうらいにんじんの方がリーズナブルに感じます。 生の高麗人参こうらいにんじんを料理ですべて使用するのではなく、保存方法によっては長期間ストックできるものなので、是非おすすめしない食材です。 日本では健康食品と思われている高麗人参こうらいにんじんですが、ちょっとほろ苦い「食べて美味しい食材」です。 高麗人参の効果効能 高麗人参こうらいにんじんの主要な薬用部位は根っこです。 有用成分はサポニン群で、植物の根や葉・茎などに含まれています。 サポニン