一昨年から続く清水エスパルスの好成績を支える、堅いDFライン。そのDFラインを統率するのが高木和道だ。そんな高木和道が、ついに、ついに日本代表(候補)に初選出された。 4月21日(月)から23日(水)まで行われる日本代表候補トレーニングキャンプに、清水エスパルスのDF高木和道選手を追加招集することになりました。(JFA) 高木和道のサッカー人生は、なかなかユニークである。もともとプロ志望でなかった高木和道は、高校卒業時にヴェルディ川崎(現、東京ヴェルディ)から誘いがあったものの、それを断って京都産業大学へと進学する。しかし大学1年の春に「経験のため」と単なる練習生として参加した清水のキャンプで、当時コーチの大木さん(現、代表コーチ)から強烈なラブコールを受け、その年の5月には「中途半端は嫌だ」と大学を辞めてまで清水へと入団することになる。 そんな経緯を経てプロになった高木だが、