全国の書店員が “今いちばん売りたい本”を決める「2011年本屋大賞」のノミネート作品が25日、発表された。選出されたのは第144回直木賞候補にもなった貴志祐介氏の『悪の教典』、1作目が昨年の同賞で2位にランクインした夏川草介氏の『神様のカルテ2』など10作品。また、有川浩氏は『キケン』、『ストーリー・セラー』の2作品がノミネートされている。本屋大賞は今回が8回目で、2010年大賞は冲方丁氏の『天地明察』が受賞している。 同賞は“出版不況”や“読書離れ”に危機感を覚えた書店員有志により創設されたもので、書店員の投票だけで選ばれる点が特徴。8回目となる今回は2009年12月1日~2010年11月30日の間に刊行された“日本のオリジナル小説”を対象に実施しており、全国362書店458人から投票があった。 また、今回は2009年12月1日以前に刊行された作品や、「一番多感な時期ながら本が縁遠くな
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