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ブックマーク / logmi.jp (163)

  • わずか数年で400億円も売り上げを伸ばしたカインズ ホームセンターのDXで、まず「顧客戦略」に着手した理由

    多くの企業がデジタル戦略を進める中で、「IT=外部委託」から、「デジタル組織の内製化」へと舵を切り始めています。しかし、内製化の実現には投資計画や組織づくり・文化づくり、経営層と現場の意識改革、採用・育成など、あらゆる領域の変革が必要です。株式会社メンバーズ主催のセミナー「カインズを支えるデジタル内製化組織の作り方」では、200名以上のデジタル部隊を内製化したカインズの先進的な取り組みを紹介します。開発からマーケティングまで行うデジタル組織の立ち上げから今後の戦略まで、立役者である同社CDOの池照直樹氏が語りました。記事では、いきなりデジタルを推進する前に、最初に実施した「顧客戦略」について解説します。 ・2記事目はこちら ・3記事目目はこちら 企業のデジタルシフトが進む中で注目される「内製化」 西澤直樹氏(以下、西澤):みなさん、こんにちは。株式会社メンバーズの西澤と申します。

    わずか数年で400億円も売り上げを伸ばしたカインズ ホームセンターのDXで、まず「顧客戦略」に着手した理由
  • 優れたマーケター・経営者の共通点は、顧客の「解像度」の高さ BtoBマーケティングで成果を上げるための3原則

    「セミナーに参加したかったけど、時間が合わなくて行けなかった……」。株式会社イノベーションの調査によると、ビジネスパーソンの2.5人に1人はそんな経験をしているそうです。同社が運営する動画サービス「bizplay」は、オンライン配信を通して、いつでもどこでもセミナーに参加できる環境を提供しています。今回はマーケティングを成功に導くプロジェクト体制のヒントをお届けします。 ■動画コンテンツはこちら(※動画の閲覧には会員登録が必要です) BtoBマーケ業界で起きている「ドーナツ化」現象 栗原康太氏:株式会社才流の栗原と申します。日は、BtoBマーケティングの入門編ということでお話しします。まず、簡単に自己紹介いたしますと、株式会社才流の代表をやっております。過去10年くらい、2008年頃からずっとBtoBマーケティングのプロジェクトをやってまいりました。 自分自身がマーケターをしていた時もあ

    優れたマーケター・経営者の共通点は、顧客の「解像度」の高さ BtoBマーケティングで成果を上げるための3原則
  • 今の管理職が疲れているのは、昔はなかった「ジレンマ」があるから 若い人が管理職に魅力を感じない本質的な理由

    ここ数年各種メディアに取り上げられる「リーダーや管理職をやりたがらない若者」問題。なりたくないと思う理由や、そういった若手社員に対する指導法などは語られる一方、当の人達に対する「どうしたらいいのか」という具体的なメッセージはあまり多くありません。「マネジメント経験がないと出世や転職で不利になる」という不安もあるなか、若い世代の私たちには「管理職になりたくないなら、ならなくてもいい」という選択肢はないのでしょうか。そこで今回は、『チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方』著者の立教大学・田中聡氏に、「令和のチームの動かし方」というテーマでインタビューを行いました。記事では、若い世代が管理職に対して思う音について、こんなにも管理職が大変になってしまった理由についてうかがいました。 インターン生が感じている「管理職って元気なさそう」 ――ここ数年、「若い人がリーダー・

    今の管理職が疲れているのは、昔はなかった「ジレンマ」があるから 若い人が管理職に魅力を感じない本質的な理由
  • フィードバックで「サンキュー」と残っているのがうれしい 海外テック企業で感じた、日本には少ない「褒めるカルチャー」

    の企業で活躍できる技術力があれば海外のテック企業でも問題はない 山田裕一朗氏(以下、山田):次の質問にいきたいと思います。みなさん、技術力がどうなのかも当然気になるかなと思います。面接の段階も含めて、お二人ともどんな感じだったのでしょうか。リファラルだと、技術力を踏まえて誘われているところもあるのかなと思いますが、ある種いきなり飛び込んでいった鈴木さんはどうでしょうか。 鈴木健太氏(以下、鈴木):そうですね。面接についてはペラペラ勝手に話せないのですが、システム的な説明をする場面はありました。あとは、これは採用のページにも書いてあったので言っていいと思うのですが、ライフストーリーだったかな……どこから始めてもいいと言われたのですが、今までの自分の人生でどんなことがあって、どういうチャレンジがあって、どんな挫折があって、その時になぜそういう選択肢を取ったのかを、1個1個メチャクチャ深堀り

    フィードバックで「サンキュー」と残っているのがうれしい 海外テック企業で感じた、日本には少ない「褒めるカルチャー」
  • 「これぐらいのことはできていて」は勝手な期待 観察・考察・選択のサイクルで相手の力を引き出す「誰も嫌な思いをしない変化」

    「Scrum Fest Osaka」はスクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業、立場の異なる様々な人々が集まる学びの場です。KEYNOTEで登壇したのは、楽天グループ株式会社の椎葉氏。「誰も嫌な思いをしない変化」をタイトルに、自身が開発グループのサポートをしたときの取り組みについて話しました。全3回。2回目は、誰も嫌な思いをしない変化のために実践したことについて。前回はこちらから。 誰も嫌な思いをしない変化のために「相手に期待しない」 椎葉光行氏:その頃の自分と、今の自分でいろいろと変わったとは思うんですけど、大きくこの2つかなと思います。 「相手に期待をしなくなった」それから「相手の気持ちを考えなくなった」です。 言葉にすると、人としてどうなのという感じがしますけど(笑)、でもこの2つが自分の中でけっこう大きな軸になっています。 何年か前に、娘が「2桁のかけ算教えて」っ

    「これぐらいのことはできていて」は勝手な期待 観察・考察・選択のサイクルで相手の力を引き出す「誰も嫌な思いをしない変化」
  • pixivサイトリニューアルの軌跡 長寿サービスの刷新において大切なこと

    2018年12月6日、株式会社リンクアンドモチベーションのイベントスペースにて、エンジニア向けの勉強会に特化した書き起こしメディア「ログミーTech」が主催するイベント「ログミーTech Live #2」が開催されました。第2回となる今回のテーマは「レガシーシステムのリニューアル」。長期間運用され、設計が古くなってしまった「レガシーシステム」のリニューアルを行った3社が一堂に会し、システムリニューアルにおける知見と新システムへの移行について語ります。プレゼンテーション「11歳のpixivが迎えた3度のリニューアル 」に登場したのは、ピクシブ株式会社UX/UIエンジニアの渡邉拓巳氏。過去2回のサイトリニューアル失敗を経験して学んだ知見と、3度目のリニューアルにおいて大切にしたある方針について明かしました。講演資料はこちら 11歳のpixivが迎えた3度のリニューアル 渡邉拓巳氏(以下、渡邉)

    pixivサイトリニューアルの軌跡 長寿サービスの刷新において大切なこと
  • ヤフー川邊健太郎氏が教える「大企業の倒し方」 ベンチャー企業が取るべき3つの戦略を説く - ログミー[o_O]

    ベンチャー企業は大企業を倒せるのか? 川邊健太郎氏(以下、川邊):ヤフーの川邊でございます。今までの登壇者の中で唯一襟付きの服を、ちゃんと着ております。まともです。 (会場笑) 今日はIVSでベンチャー経営者のみなさんに何か話をしてくれ、ということですので、こういったタイトルで話をさせていただきます。「ベンチャー企業は大企業を倒せるのか」。結論から言うと、私は倒せると思います。その話をさせていただきます。「川邊健太郎なんだから、自己紹介なんて必要ないだろう」と思ってたんですけれども。 (会場笑) IVSの小野さんに事前に資料を見せたところ、「川邊さん、若い経営者がけっこう来るので、自己紹介とかしてくれませんかね?」と、婉曲に知られてないということを教えていただきましたので、一応自己紹介をさせていただきます。 インターネット黎明期の1995年、大学3年生だったんですけれども、「電脳隊」という

    ヤフー川邊健太郎氏が教える「大企業の倒し方」 ベンチャー企業が取るべき3つの戦略を説く - ログミー[o_O]
  • 社員の85%に涙を流しながらリストラ宣告 ユナイテッド金子氏、会社再起を懸けて戦った日々

    脱オーナー社長のすすめ 金子陽三氏:ユナイテッドの社長の金子です。(当初は)「脱・創業社長のすゝめ」という話でしたが、プレゼンを作っていく中で内容が違うなと思ったので「脱・オーナー社長のすゝめ」ということでお話をしたいと思います。 まず最初に質問です。この会場にいらっしゃるみなさんで、創業者でオーナー社長の方ってどのくらいいらっしゃいますでしょうか? VCから調達してたりとかIPOされてる方もいっぱいいらっしゃると思うので。けっこう多いんじゃないかなと思ってます。 (会場挙手) ありがとうございます。この先はあえて挙手は控えますが。創業オーナー社長の人でゼロイチが得意だと思う人? 当然ですよね。創業されてるのでたぶんみなさん、創業が得意なんじゃないかな、ゼロイチが得意なんじゃないかなと思います。 あとは、新しいビジネスに興味を持っている人? 今回のIVSも『Next Big Thing』と

    社員の85%に涙を流しながらリストラ宣告 ユナイテッド金子氏、会社再起を懸けて戦った日々
  • “出遅れがちな日本”がビットコイン取引量世界1位 AnyPay木村氏が語る仮想通貨の参入障壁

    ビットコインは“紙幣”か、“ゴールド”かーー。アジア最大級のスタートアップ向けのカンファレンス「Tech in Asia TOKYO2017」で、「いつでも、どこでも:AnyPayが変える日のFinTech」が行われました。AnyPayを経営する一方で、エンジェル投資家としてさまざまなFinTechベンチャーへの出資も行う木村氏。そんな木村氏から、日のFinTechはどのように見えているのでしょうか。 なぜ日でビットコインの取引量が世界一に? 古川健介氏(以下、古川):確かに最近、日お金周りのサービスが急激に増えたような感じがするんですけど、それってやっぱりアベノミクスからの流れが? 木村新司氏(以下、木村):両方だと思っています。やっぱりスマートフォンの同時接続、お金がビットコインみたいにネットに乗り始めた。そして経済というところからやらざるをえない、というのはあると思いますね

    “出遅れがちな日本”がビットコイン取引量世界1位 AnyPay木村氏が語る仮想通貨の参入障壁
  • 「お金の流れが逆流し始めている」 AnyPay木村氏が“個人のつながり”にみる経済圏の変化

    ビットコインは“紙幣”か、“ゴールド”かーー。アジア最大級のスタートアップ向けのカンファレンス「Tech in Asia TOKYO2017」で、「いつでも、どこでも:AnyPayが変える日のFinTech」が行われました。AnyPayを経営する一方で、エンジェル投資家としてさまざまなFinTechベンチャーへの出資も行う木村氏。そんな木村氏から、日のFinTechはどのように見えているのでしょうか。 エンジェル投資家で経営者でもある“木村新司”の内訳 古川健介氏(以下、古川):こんにちは。よろしくお願いします。 木村新司氏(以下、木村):よろしくお願いします。 古川:AnyPayの木村さんにいろいろ聞きたいなと思っているんですが、せっかくなのでAnyPayの話だけではなくて、そもそも木村さんが金融やFinTech、貨幣など、お金についてどう考えているのかみたいなところを聞ければなと思

    「お金の流れが逆流し始めている」 AnyPay木村氏が“個人のつながり”にみる経済圏の変化
  • ベンチャー企業が潰れるときの共通点とは? 孫正義氏が語る、“守りの経営”の重要性

    ベンチャー企業の会社創業者が潰れる時の共通点とは。「マイクロソフトですら成長鈍化。インテルも50年後に生き残っているかわからない。シングルブランドの危うさはそこにある」――2010年、ソフトバンクアカデミアの開校記念講演に登壇した孫正義氏が、300年続く成長戦略を作り上げる秘訣を語りました。 攻撃は最大の防御 孫正義氏(以下、孫):これわかるね。大分時間が経ったから少しテンポを上げますが、これはわかると思います、攻めるという。攻めるという言葉の意味をわかると思う。じゃあ攻めるということが、具体的にこれから皆さんが後継者として、自分が身につけていかなきゃいけないもの。攻める技って何だと思うか、考えてください。はい。 参加者:決断力。 孫:決断力。はい。 参加者:武器を持つことです。 孫:武器を持つこと。はい。 参加者:一番大きいステージを攻める。 孫:一番大きいステージを攻める。その後ろ、は

    ベンチャー企業が潰れるときの共通点とは? 孫正義氏が語る、“守りの経営”の重要性
  • 平社員が経営陣に一言「全員辞表を出してください」朝倉祐介氏がミクシィ復活劇の舞台裏を振り返る

    走らない馬を走らせる3要素「理、心、運」 朝倉祐介氏(以下、朝倉):はい、朝倉でございます。 (参加者から「ミクシィ!」の声) 朝倉:私は、15歳の時に競馬の騎手の候補生としてキャリアをスタートしました。以来、会社の経営も含めて、世の中で起こるだいたいすべてのことは、馬に例えて理解をしています。 (会場笑) 今日は、「走らない馬の走らせ方」すなわち衰退期に入った会社をいかに立て直すか。これを、株式会社ミクシィでの企業再生の経験をベースにシェアできればと思います。 走らない馬を走らすにあたって、私は3つの要素が必要だと考えています。理、心、運。 理。これはすなわち戦略だとか方針。頭で考えることですね。心。これは頭で考えたことをやり抜くタフネスさ、エグゼキューションの部分。運は読んで字の通りです。 問題は、この理と心と運、後付けでどれぐらい結果に貢献していたのか。この比率なんですけれども、私、

    平社員が経営陣に一言「全員辞表を出してください」朝倉祐介氏がミクシィ復活劇の舞台裏を振り返る
  • アイティメディア、営業利益13.3%減 外資系顧客の広告減が打撃

    アイティメディア、営業利益13.3%減 外資系顧客の広告減が打撃 アイティメディア株式会社 2017年3月期決算説明会 2016年度 サマリー 大槻利樹氏:社長の大槻でございます。それでは、ただいまから2017年3月期の決算の概要について、ご説明させていただきます。 2016年度通期のサマリーですが、1.7パーセント増収し、売上高過去最高でした。投資段階の事業が成長しましたが、それに合わせてコストも増加いたしました。 この場で1月31日、第3四半期の段階でお話をさせていただきました外資系顧客の急激な落ち込みにつきましては、回復基調になるほど回復途上という認識でございます。 通期営業利益につきましては13.3パーセントの減益でございまして、1月から3月の第4四半期会計期間におきましては39パーセントの増益ということで、最終四半期に少し粘ったかなという結果となりました。 業績予想との差異 上段

    アイティメディア、営業利益13.3%減 外資系顧客の広告減が打撃
  • CA藤田晋氏「競合らしき競合は出る気配もない」第2四半期、AbemaTV1周年を総括

    CA藤田晋氏「競合らしき競合は出る気配もない」第2四半期、AbemaTV1周年を総括 株式会社サイバーエージェント 2017年9月期第2四半期決算説明会 ハイライト FY2017 2Q 藤田晋氏(以下、藤田):みなさま、お忙しいなか当社の第2四半期の決算説明会にお越しいただきまして誠にありがとうございます。 当社は9月決算ですので、ちょうど3月末をもって上期が終わったという、今回の決算のご説明です。 この1-3月期ですけれども、全体を見てひと言でいえば「順調な四半期であった」と言えると思います。 当社の広告代理店事業がとくにそうなんですけれども、3月末が当社の広告主側の決算の時期でもありますので、3月の数字が伸びやすいということもあって、第2四半期は売上の増収率が上がりやすい傾向にあるのですが、過去最高の売上を記録しています。 営業利益に関しましては、今はAbemaTVの先行投資時期の真っ

    CA藤田晋氏「競合らしき競合は出る気配もない」第2四半期、AbemaTV1周年を総括
  • ほぼ日、上期売上高27億1,500万円 糸井重里氏「上場したおかげで前に進む効果もある」

    ほぼ日、上期売上高27億1,500万円 糸井重里氏「上場したおかげで前に進む効果もある」 株式会社ほぼ日 2017年8月期第2四半期決算説明会 2017年8月期第2四半期決算説明会 篠田真貴子氏:篠田でございます。今日はよろしくお願いいたします。 私からは、第2四半期までの概況をお伝えいたします。続きまして、糸井から全体の事業内容と今後に向けてのお話をさせていただこうと思います。よろしくお願いいたします。 ではまず、今日お伝えしたい第2四半期のポイントが3つあるのですが、今日初めてお話しさせていただく方もいらっしゃいますので、まずは当社の売上規模の過去5年間の推移をお見せします。 今期の売上予想が38億1,700万円、経常利益が4億8,400万円でございますが、過去を見ていただきますと、10パーセント超伸びる年とわりと平らな年を交互に繰り返しながら、結果的にここまで来てまいりました。 経常

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  • 「今の若い子には大人の嘘が通じない」VANQUISH代表が語る、ファッション業界の変化

    「今の若い子には大人の嘘が通じない」VANQUISH代表が語る、ファッション業界の変化 第1回 株式会社せーの 石川涼 #1/4 芸人界のはみだし者西野亮廣氏が、各業界のはみだし者と対談する番組『ハミダシター』。第1回目のゲストには、メンズファッションブランド「VANQUISH」を立ち上げた株式会社せーの・石川涼氏が登場しました。(『ハミダシター』の過去作品および新作はフジテレビオンデマンドで配信中!) VANQUISH・石川涼氏のプロフィール 西野亮廣氏(以下、西野):石川さんはファッション(業界)の方ですよね? 始めたのはいつからですか? 石川涼氏(以下、石川):もともとは静岡で、高校卒業してそのまま販売員になっているので、業界的にはもう23年ですかね。 それで20年前、20歳で東京に来て、自分の会社は24歳からやってるので、17年目ですね。 西野:僕は当にファッションに疎くて……。

    「今の若い子には大人の嘘が通じない」VANQUISH代表が語る、ファッション業界の変化
  • 「ビジネスモデルがないサービスは強い」DMM新社長・片桐氏が2社買収に至った経緯と戦略を語る

    2017年1月26日、DMM.comが音楽コミュニティアプリ「nana」を運営するnana musicと、写真保存アプリ「POOL」を運営するピックアップの2社を買収すると発表しました。DMM.comといえば昨年末、新社長としてピクシブ創業者である片桐孝憲氏が就任したことでIT業界を驚かせたばかり。今回の買収から見えてくる、片桐新社長が目指す新たな経営方針とは? ダメすぎて、興味がわいた ―今回の買収について、驚きました。まずは、そもそもお三方は知り合いだったのかどうかから聞きたいのですが? 片桐孝憲(以下、片桐):知り合いです。とくに宮くんに関しては、彼が起業前に沖縄で自分のサービスを作っていたときから一方的に知っていましたね。 どういうサービスだったかというと、砂浜に書いてほしい文字を送ると、宮くんが実際にそれを書いて、写真に撮って送り返してくれるというものでした。例えば「◯◯ちゃ

    「ビジネスモデルがないサービスは強い」DMM新社長・片桐氏が2社買収に至った経緯と戦略を語る
  • 【全文】DeNA守安社長・南場会長らによる記者会見 キュレーションサイト問題の経緯と今後の対策について説明

    ディー・エヌ・エー(DeNA)のキュレーションサイト「WELQ(ウェルク)」が内容の信ぴょう性や無断引用について指摘を受けた問題で、12月7日、DeNAの代表取締役社長守安功氏らが記者会見を開き、記事の非公開化や第三者調査委員会設置などについて説明を行いました。同社は、すでに10サイトすべての記事を非公開化しています。 守安社長から経緯の説明 司会者:みなさま長らく大変お待たせいたしました。それでは開始させていただきます。あらためまして、日は、ご多用中みなさまにご足労をおかけして大変申し訳ございません。遠方よりお越しの方々にも改めまして重ねてお詫び申し上げます。私、日を進行を務めます、青野と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 それではまず、守安より件についてご説明を申し上げます。 守安功氏(以下、守安):株式会社DeNA代表取締役社長兼CEOの守安功でございます。日は着座に

    【全文】DeNA守安社長・南場会長らによる記者会見 キュレーションサイト問題の経緯と今後の対策について説明
  • 「雰囲気がいい=いいチーム」ではない! “仲良しグループ化”が優秀人材を逃す罠

    工数管理とメンバーの責任感問題 質問者6:(1)ビジネスサイドとの調整に関する問題についてです。 ビジネスサイドのスタッフが、なにを開発するにしても工数を最小化しようとしてきます。現状、エンジニアが工数の根拠や、その施策の効果見込みを可能な限り数値化して説明していますが、説明にエネルギーがかかっており、エンジニアが疲弊してしまっています。 この背景には、チームがビジネス側とエンジニア側に分かれており、ビジネス側の政治力が強いという状況です。すべての施策はROI(利益見込/工数見積)で優先順位がつけられています。そのため、「工数を極小化するインセンティブが働きやすい→技術的負債がたまりやすい」「売上が立つわけではない施策の優先順位が低くなりやすい→負債返却、開発環境改善、セキュリティ対策といった施策の工数が取りづらい」という状況が生まれています。 現状は、エンジニアが施策効果を可能な限り数値

    「雰囲気がいい=いいチーム」ではない! “仲良しグループ化”が優秀人材を逃す罠
  • 広報の価値をわかっていない経営陣は「勝つ気がない」--LINE・メルカリが語る、PRの重要性

    質的な壁に向き合う広報=筋肉質な会社 原隆氏(以下、原):小泉さんのところはどうですか? PRとして中澤(理香)さんが入って。ミクシィ時代からでもいいですけど。 小泉文明氏(以下、小泉):僕たちでいうと、この前『めざましテレビ』で、メルカリとリアルのリユースショップでどこが一番服が高く売れるかという、「これ、テレビでやっていいのかな?」みたいな企画をやって(笑)。 原:それ、企画書かなにか持ち込んだの? 小泉:ある程度、向こう側とは事前に話していました。 やってみると、メルカリのほうが50倍くらい高値で売れるわけですね。リユースショップだったら100円とか数十円なのに、メルカリだと千何百円で売れますみたいな。「それ、朝から10分やっちゃうんだ!?」を、けっこう強烈にやって。それ以来、めちゃくちゃダウンロード数もアップしていくわけですよね。 このあとも話をするかもしれないですけど、広報のK

    広報の価値をわかっていない経営陣は「勝つ気がない」--LINE・メルカリが語る、PRの重要性