「中国製戦闘機」といえば、これまでポジティブなイメージはなかったかもしれません。実際のところはどうだったのでしょうか。半世紀以上にわたる中国の、戦闘機開発の道のりを振り返ります。 ソ連製戦闘機の「劣化コピー」どころではなかった中国製戦闘機 粗悪品、劣化コピー、安かろう悪かろう……中国製戦闘機を語る際、こうしたネガティブな単語が使われてしまうことは少なくありません。 実際、中国製戦闘機の質はどのようなものでしょうか。事実として長いあいだ、中国製戦闘機がソ連製戦闘機の劣化コピー、粗悪品であったことは疑いようがありません。 拡大画像 中国初の超音速機J-6。MiG-19のライセンス生産機だが中ソ対立から設計図しか入手できず自力開発することになり、当初は飛行能力無しとさえ見なされた(福田信久撮影)。 中国における戦闘機国産化への取り組みは1950年代半ばより始まり、まずソ連から技術支援を受けMiG
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