政府が海洋放出を決めた東京電力福島第1原発の汚染処理水について、大阪府の吉村洋文知事は13日、「政府からの要請があれば大阪湾での放出も真摯(しんし)に検討したい」と述べた。 府庁で記者団に語った。吉村知事は放出される処理水の放射性物質の濃度は国の放出基準を下回るとして「世界基準でも安全だ」と強調。…
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アメリカのジョー・バイデン大統領が総額2.3兆ドル(約250兆円)という巨額のインフラ投資計画「アメリカ雇用プラン」を3月31日に発表すると、その内容に全米の鉄道関係者がざわついた。「高速鉄道に言及していないぞ」――。 連邦上院議員時代のバイデン氏はアムトラック(全米鉄道旅客公社)の列車に乗って議会のあるワシントンDCに通っていたことから、ワシントンの人々から「アムトラック・ジョー」というニックネームを付けられていた。鉄道通勤しているからというわけではないだろうが、バイデン氏の政策は鉄道を重視している。 投資計画では高速鉄道に触れず アメリカ雇用プランは今後8年間にわたりさまざまな分野に投資を行うが、全体の3分の1にあたる6210億ドル(約68兆円)が交通分野の整備にあてられる。その内訳は道路や橋の改良、公共交通の整備、EV(電気自動車)の充電設備の設置、空港整備といったものだが、鉄道に関
むしろバイデン政権は意外なほどトランプ政権と連続しています。アメリカの民主党は、どこかの国の政党と違って、下野している間によほど反省したんだなという感じがします。トランプがあれほど支持されたことで、民主党系のエリートたちは思いきり横っ面を張られた形になり、どこまで本気かはともかく反省せざるをえなくなったのでしょう。 これは共和党にも言えることです。ネオリベラリズムに魂を売った共和党からすれば、ネオリベラリズムを批判するトランプがあれほど多くの支持を集めたことは大変ショッキングな出来事でした。あれぐらいのショックセラピーでなければ、民主党も共和党も正気に戻ることはなかったと思います。 施:そうですね。その点について考えるうえで参考になるのが、ヨラム・ハゾニーの『ナショナリズムの美徳』です。私は中野さんとともにこの本の解説を書きましたが、ハゾニーについて簡単に紹介すると、彼はイスラエルの政治哲
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