浜田 敬子 [ジャーナリスト/前Business Insider Japan統括編集長] Apr. 14, 2021, 06:20 AM 45,605 この春スタートした東京大学の新執行部で、理事の過半数が女性になったことが大きな反響を呼んでいる。先ごろ発表されたジェンダーギャップ指数で相変わらず120位と低迷する日本。大学のトップに立つ東京大学の決断は、他大学だけでなく、企業や団体の意思決定層におけるジェンダー平等を考える大きな契機にもなる。 一方、東大はこの春、合格者に占める女性の割合が過去最高になったものの、それでも2割という状況だ。教授の9割、学部生の8割が男性という現状をどう変えていくのか。 新たに理事となった林香里教授(ダイバーシティ、国際担当)に、今回の人事の背景や、理事として東大のダイバーシティにどう取り組むのかを聞いた。 男性教授からも「この状態ちょっとまずいよね」 ——
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