7月25日、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始してから5カ月が経った。写真は4月、ロシア軍の攻撃で破壊されたキーウ近郊イルピンの住宅。ドローンで撮影(2022年 ロイター/Valentyn Ogirenko) [28日 ロイター] - ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始してから5カ月が経った。ロシア側は当初、短期決戦を計画していたが、ウクライナは現在も自国の主権を維持し、複数の地域でロシア軍を押し返している。7月初めにロシアがウクライナ東部ルガンスク州を掌握して以降、長距離砲撃や都市部を狙ったミサイル攻撃が戦闘の中心になっている。 この記事では、シンクタンクのオーストラリア戦略政策研究所(ASPI)から得られたデータと現地のロイター記者による取材、そして商用衛星画像を頼りに、ロシアが始めたこの紛争がどのようにして袋小路に追い込まれたのかを紐解いていく。
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