メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 東映動画は1956年から1998年にかけて日本のアニメーション業界を牽引し、現在では「東映アニメーション」として人気テレビアニメシリーズの制作を手掛ける。『東映動画史論 経営と創造の底流』では、その60年にわたる活動を作品や作家から論じるのではなく、企業史から実証的に解き明かした。 『東映動画史論 経営と創造の底流』表紙 映像産業の史的ダイナミズムを実証的に解き明かす労作 今から4年前の2017年、日本のアニメーションが生誕から100年を迎えたことはまだ記憶に新しいだろう。偶然
![書評<br/>木村智哉『東映動画史論 経営と創造の底流』 - メディア芸術カレントコンテンツ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0f2c5f67c32c11d93466ee37d4853ce98f6d559b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmediag.bunka.go.jp%2Fmediag_wp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2Fcus_71YD8ah1khL-300x225.jpg)