90年代、米マイクロソフトはワープロや表計算などで効率的な仕事を提案し一世を風靡した。しかし、ITの主役がパソコンからスマホ/タブレットに代わるなか、仕事のやり方にも「新たな方向」が求められている。 クラウド・ストレージのエバーノート(Evernote)社は、そうした新時代の仕事術を追いかける企業の一つだ。今回は、先頃サンフランシスコで開催されたエバーノート開発者会議「EC4」をレポートしながら、同社が提案する「モダン・プロダクティビティー」を紹介してみたい。 仕事術の4大要素は古来から同じ エバーノートは、日本で人気の高いクラウド保管サービス。クリック一つで文書、写真、ビデオ、スライド、音声、ウェブ・ページ、名刺など、あらゆる情報をクラウドに保存してくれる。同社の強みはタブレットやスマホなど多彩なモバイル端末で利用でき、保存したコンテンツも共有できる点だろう。 エバーノート開発者会議EC
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